見出し画像

『鎖工場 』 大杉栄 ( おおすぎ さかえ )

『鎖工場 』 大杉栄 ( おおすぎ さかえ )

matrix という映画がありましたね。

ニューロマンサー』( Neuromancer )という小説 ( 1984 年 7 月 1 日 ) に影響を受けて映画にしようとした後にマトリックスという映画 ( The Matrix : 1999 公開 ) が企画されたそうです。ニューロマンサーは映画化されていませんが、マトリックスとの類似点は、どのくらいあるんでしょうか。

(アマゾンのレヴューって書籍の場合は、参考になりますね。)

1980年代に日本で「消費社会の神話と構造」原題 La Société de consommation は 1970年にフランスで出版された本で、著者はジャン・ボードリヤール( Jean Baudrillard )というひと、この本が1980年代に流行したニューアカデミズムの潮流によって日本でよく読まれたようです。


マトリックスの監督 ( ラリー・ウォシャウスキー, アンディ・ウォシャウスキー ) は、映画作成時にジャン・ボードリヤールの『シミュラークルとシミュレーション ( Simulacres et simulation ) 』(1981年)をスタッフや出演者 ( キアヌ・リーブスなど ) に説明したそうなんです。

なんとなく、100年前の大杉栄の『鎖工場 』は、映画マトリックスの内容に似ているように感じました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?