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YouTubeでのカバー曲動画はどのくらい収益が出るのか?

・ YouTubeでのカバー曲動画の収益
・ 収益分析結果のグラフ
・ まとめ

(この記事は約2分で読めます)

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・ YouTubeでのカバー曲動画の収益

まず大前提として「カバー曲は基本収益化できない」という悲しい現実があります。

YouTubeのヘルプに

その曲が(収益を分け合うかどうかと著作権者から)申し立てられていない場合は、その曲の著作権者から書面による明示的な許可を得ていない限り、動画を収益受け取りの対象にすることはできません

と書かれています。

カバー曲の収益化

つまり

「著作権の申し立て来なかったぞ。ラッキー☆収益化しちゃえ」

というのはできないということ。違法です。犯罪ダメ、ゼッタイ。

(まあ、YouTubeではそれがまかり通っているんですけれども…)

「権利者からの申し立て」が来た場合のみ、収益化することができます。

・ 収益分析結果のグラフ

こちらの収益の取り分は、権利者側が選択した「収益化のポリシー」に準じます。ですがほとんどの場合、カバー曲動画をアップロードした演奏者側の取り分はあまり多くありません。こちらをご覧ください。

・あるカバー曲動画の分析情報

画像2

5,500回再生され、推定収益が3.90ドル。

つまり1再生当たり約0.07円。100万回再生されても7万円です。

通常の動画は、再生単価が低い時期でも1再生当たり約0.3円くらい(私のチャンネルでは)あります。

つまり1再生当たりの単価が約4.3倍も違うという計算になります。

このように、カバー曲動画での収益の取り分はとても低いです。音楽系YouTuberにとって、収益のほとんど出ないカバー曲動画は単に「集客のため」でしかありません。収益それ自体はトークや演奏解説、オリジナル曲など、カバー曲ではない動画で稼いで行くしかありません

ただ、トーク技術も教育技術も、演奏技術とは全く別のものです。音楽家は「しゃべりのプロ」でも「レッスンのプロ」でもありません。単に戦略もなくトーク動画や解説動画を出しても、あまりウケないと予想されます。「音楽系YouTuberが収益を出すには」という記事もご覧ください。

・まとめ

・カバー曲動画は基本収益化できない。
・再生単価は安いので、目的は「集客」
・収益は「カバー曲ではない動画」で出す必要がある

この情報が皆さんのお役に立つことを願っております。

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この記事をかいた人

オカリナ講師のジャスティン

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