田町駅には、女性が駅構内で見たという幽霊の目撃談があります。

その怪談によると、田町駅構内を歩いていると、ふと気配を感じた女性が振り返ると、見知らぬ女性が立っていました。
その女性はとても美しく、黒いロングコートを着ていました。
しかし、その女性からは何か不気味なものを感じ取ったという女性は、恐怖を感じながらその場から逃げ出したというのです。

この幽霊の正体については不明ですが、田町駅はかつて鉄道省の職員が多く住んでいた地域であり、戦後は多くのアメリカ軍関係者が滞在したことから、不思議な出来事が多いと言われています。

「謎の女性」田町駅構内を歩いていると、見知らぬ女性に話しかけられたという報告があります。
その女性は話し方や振る舞いが古風で、目的地が近くにあるというのに、田町駅周辺を案内されるという怪談があります。

「霊園の少女」田町駅から徒歩圏内には、田町霊園があります。
ある日、深夜に田町駅に向かう人が霊園の門前を通ったところ、少女が立っているのを目撃しました。
その後、同じ場所で同じ少女を見かける人が続出したという怪談があります。

田町駅の近くには、かつて墓地があったといわれています。
ある日、工事中に発掘された骨を遺骨として墓地に戻すため、骨壷に納めて墓地に埋葬したところ、その夜、田町駅で遺骨を拾った作業員が、遺骨の霊に襲われたという怪談が伝えられています。

一つは、田町駅の南口から徒歩数分の場所にあるとされる「黒い館」と呼ばれる洋館にまつわる怪談です。
この建物は古くから存在し、かつては洋菓子店や貸衣装店などが入居していました。
しかし、ある時期から突然店舗が閉まり、建物は廃墟と化してしまいました。
その後、建物の周辺には奇妙な現象が起こるようになり、夜中になると不気味な声が聞こえてくるという噂が広まりました。

もう一つは、田町駅の南側にある「芝浦第一ビル」のエレベーターにまつわる怪談です。
このエレベーターに乗ると、普通に降りるつもりが気がつくと同じ階に戻っていたり、異世界に迷い込んでしまったような感覚に襲われるといった不思議な体験をする人がいると言われています。
また、夜中にエレベーターに乗ると、突然電気が消えたり、怪しげな存在が現れたりするという話もあります。