もちだ

#サイコパス の経験談や日々感じたことを書きます。サイコパスは、良心の呵責機能が欠落し…

もちだ

#サイコパス の経験談や日々感じたことを書きます。サイコパスは、良心の呵責機能が欠落している人ですが、できる人に見えたりします。平気で嘘をつき、ばれることもない。その影響で組織が泥沼にはまり、心に傷を負うものが出たりします。そんは被害体験が、多くの人や組織の役に立てばと思います。

マガジン

  • 『社内の「知的確信犯」を探し出せ』

    サイコパス社員を説明している本『社内の「知的確信犯」を探し出せ』(ポール・バビアク/ロバート・D・ヘア著、原タイトル:Snakes in Suits)を読んだ感想と内容のポイントをまとめています。

  • サイコパスとはどういう人か

  • 『良心をもたない人たち』を読んで

    サイコパスについて説明している書籍『良心をもたない人たち』(草思社文庫)を読んだ感想と、この書籍について紹介されているnoteをまとめました。そのほか、サイコパスを知ることで新たに理解できた事実を紹介しています。『良心をもたない人たち』で紹介されているサイコパスによる被害とそっくりの被害を受けましたが、この本を読んで自分の身に起きたことの謎がほぼ解け、心はかなり晴れました。

  • 映画感想

    映画をDVDや動画で観た個人的感想です。

  • 明智光秀の謎が解けた!

    明智光秀がなぜ本能寺の変を起こしたのか。謀反の動機は。そして謎に包まれた光秀の前半生など、光秀の謎に迫り明らかにします。謎を解くカギは「サイコパス」です。

最近の記事

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サイコパスはなぜしつこいのか

どうもサイコパス気質のA氏は私に絡んで来ようとしているようだ。「もう止めてくれよ」「私はあなたと関わりたくないんだよ」「真実を歪めて人を貶めるデマを広めることに長けたあなたと関われば関わるほどややこしいことになるから」。そう心の中で叫ぶのだが、当然のことながら私のそんな願いは彼に届くことはない。まして彼の行動に影響を与えることなどない。 今や彼と部署も違うし、多少重なっている部分があるとはいえ業務をするエリアも違う。関わり合いを持つ必要はないはずだ。そして通常の人であれば私

    • 『社内の「知的確信犯」を探し出せ』⑦危険な誤解

      会社に潜り込んで、上司を貶めたり、同僚の手柄を横取りするばかりのサイコパス社員。そんな悪質なサイコパスがなぜ、うまく会社に入り込めるのか、そして出世できるのか。 上級職に求められる特性 『社内の「知的確信犯」を探し出せ』(ロバート・D・ヘア/ポール・バビアク著)によれば、それは、サイコパスの見せかけの印象が、上級職に求められる特性に見えてしまうからだという。 サイコパスの「まじめ」「誠実」は他人を操り支配するために、演じているにすぎない。従ってサイコパス社員が影響力ある

      • 『社内の「知的確信犯」を探し出せ』⑥嘘の天才

        良心の呵責を感じないサイコパス。ところが、サイコパスは悪人に見えず、誠実で良い人と見られたりする。 嘘つきであるがゆえに信用される? 実際は、嘘ばかりのサイコパスが、なぜ信用されるのか、その理由は逆説的だが、サイコパスは嘘をつき通すことができるからだ。 『社内の「知的確信犯」を探し出せ』(ロバート・D・ヘア/ポール・バビアク著)によれば、 サイコパスは、なんの躊躇なく嘘をつき、騙し続けているが故に、嘘がバレないし、信頼されるというのだ。不思議な感じもするが、自分の経験

        • 『社内の「知的確信犯」を探し出せ』⑤凶悪な非暴力的社員

          良心を持たず、どんな悪事を働いても良心の呵責を感じないサイコパス。 そのイメージからサイコパスは暴力的と思ってしまうことがあるが、実は、非暴力的サイコパスがいる。 非暴力的サイコパスは、会社にうまく潜り込み、有能な社員を装い、出世していくことがある。周囲を騙し貶め、追い落としながら。 サイコパス社員の特徴 サイコパス社員(非暴力的サイコパス)の特徴の一つは、ある人には、誠実で有能な社員とみなされ、一方では、悪質で無感情で嘘つきと見られる点だ。 『社内の「知的確信犯」

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        サイコパスはなぜしつこいのか

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        • 『社内の「知的確信犯」を探し出せ』
          7本
        • サイコパスとはどういう人か
          11本
        • 『良心をもたない人たち』を読んで
          9本
        • 映画感想
          4本
        • 明智光秀の謎が解けた!
          7本
        • ターミネーターシリーズを観た感想
          3本

        記事

          『社内の「知的確信犯」を探し出せ』④良い人を演じる

          感情が希薄で、どんな悪事を働いても良心の呵責を感じないサイコパス。 サイコパス特有の技術 そんな悪質なサイコパスを良い人と思い込んでしまう人が、結構いるのはなんとも不思議である。『社内の「知的確信犯」を探し出せ』(ロバート・D・ヘア/ポール・バビアク著)には、それについて説明している。 理由はサイコパス特有の技術にあるという。 第一に、サイコパスは人と会うと、その人の心理を読み取ることに大きな精力を注ぎ込むというのだ。 人は好きなこと、関心のあることに意識が行くし、

          『社内の「知的確信犯」を探し出せ』④良い人を演じる

          『社内の「知的確信犯」を探し出せ』③ドラマのエキストラ

          『社内の「知的確信犯」を探し出せ』(ロバート・D・ヘア/ポール・バビアク著)では、サイコパス社員が脚本するドラマを例えに、サイコパス(良心の呵責を感じない人)の実態を説明している。 サイコパスの本性を見抜くエキストラ ドラマの主役はサイコパス社員、脇役にはサイコパス社員を守る影の権力者”パトロン”、そしてサイコパス社員に嵌められる上司や同僚らが登場する。そしてエキストラもいる。 エキストラを務めるのは、サイコパスが関心を持たない社員たちだ。脚本には、エキストラについて何

          『社内の「知的確信犯」を探し出せ』③ドラマのエキストラ

          『社内の「知的確信犯」を探し出せ』②悪人主演のドラマ

          『社内の「知的確信犯」を探し出せ』(ロバート・D・ヘア/ポール・バビアク著)は、サイコパスの実態を、サイコパス自らが手掛けるドラマに例え、分かりやすく解説している。ちなみに、サイコパスとは、良心の呵責を感じない人のことである。 サイコパスが監督兼主演のドラマ サイコパスがいる会社で展開される陰謀ドラマ、これは私が実際に体験していることだけに、真実味がある。 このドラマの脚本家、監督、主役はいずれもサイコパス自身。脇役には、会社の影の権力者が、サイコパスを庇護するパトロン

          『社内の「知的確信犯」を探し出せ』②悪人主演のドラマ

          『社内の「知的確信犯」を探し出せ』①理不尽な被害の裏には…

          誠実で、上司から評価され、仕事もできると思われているタイプ。実はその人物がとんでもないトラブルの背後に潜む「確信犯」であるかもしれない。 『社内の「知的確信犯」を探し出せ』(ポール・バビアク/ロバート・D・ヘア著、原タイトル:Snakes in Suits)は、著者が社内に潜むサイコパス社員の実体を調査し、それを分かりやすくまとめた本だ。 私利私欲で行動する人より有害なサイコパス社員 サイコパスというと、シリアルキラーを思い浮かべる人が多いが、実は、非暴力的で、会社など

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          タリウム事件の容疑者、宮本一希の正体

          女子大生にタリウムを飲ませ殺害した容疑で逮捕された宮本一希。彼に関する新たな情報が昨日、3月9日発売の週刊新潮や週刊文春に掲載されていた。 容疑者の人物像、相反する評価とその理由 今までは、「誠実そうな人」「人当たりがいい」「物腰柔らか」「奥様と仲がよさそうだった」などの証言が知人たちからあがっていた。犯罪を犯すような人には見えない、という印象を持たれていたようだ。 一方で、週刊文春には、「遊び歩いているだけの不動産屋さん」「アルバイトしている女の子を見つけては、イベン

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          悪事は暴かれるのか⁈

          Aのしていることを知れば知るほど、サイコパスに違いない、との確信が深まる。そして彼の行動が、組織的な危機を招いた大きな原因になっていることは間違いなさそうだ。 危機の脱出には、この問題を明らかにする必要がある。とはいうものの、彼を訴えるのは簡単ではない。人を操ることを得意とするサイコパスは既に、自分サイドの人間を作り出している。しかも、それは上層部のキーパーソンとなる人たちだ。 あの人、そしてこの人も。明らかに彼の支配下にいる。この状況で、下手な動きをしたら、私が悪者にさ

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          悪事を働く者ははどこに潜んでいるのか?

          悪事がバレない理由③の続きです。 善良な人は、良心の呵責を感じない人間(サイコパス)がいるなど全く想像しない。それが最大の盲点となり、サイコパスの演技に騙され、驚くほどサイコパスの悪事に無頓着になる。 今やAは、悪事を自ら仕掛け、解決するパフォーマンスを見せることで、見事に出世を果たした。実は解決ではなく、火に油を注いでいるに過ぎないのだが…。しかし、善良な人には、「大変な中、あいつよく頑張っているな」と見えてしまうようだ。 サイコパスが好む場所とは そんなサイコパス

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          悪事がバレない理由③

          悪事がバレない理由②の続きです。 悪事がバレない理由の三番目は、サイコパスは人を操ることが得意だからだ。 経歴詐称で上層部を魅了 実際、サイコパス気質のAは、過去の職歴(実は詐称した職歴のようだが)をさりげなく見せびらかし、自分のゲームの駒になってくれそうな、上層部の関心を引き付け、サイコパス特有の口のうまさで、高い評価を獲得している。 一方、ゲームの駒にならない人には関心がないので、そういう人からは無表情、無感情なタイプに映る。 Aについても無感情という印象を持つ

          悪事がバレない理由③

          悪事がバレない理由②

          悪事がバレない理由①の続きです。 サイコパスの悪事がバレない理由の二つ目。それはサイコパスが悪事を行う動機が、良心の呵責を感じる人と全く違うからである。 善良な人は動機を重視する 善良な人であればあるほど、悪事が起きた時、それをした人の動機に注目する。 例えば、悪事についてBさんが疑われた場合、「なぜBさんが、こんなことをするのか」という動機について、善良な人は真っ先に考える。出世のためか、保身のためか、それとも恨みか。あるいは歪んだ正義感からなのか、と。 そして、

          悪事がバレない理由②

          悪事がバレない理由①

          A氏の周辺で起きている不自然な問題の数々、そして状況悪化の連続。その原因について、冷静かつ客観的に追求すれば、行きつく先は明らかだ。 しかし、誰も気づかない。何故なのか? それは悪事を働いている人物がサイコパスの場合良く起こることだ。サイコパスとは、良心の呵責を感じない人をいう。まれに、こうしたタイプの人間がいることが最近の研究で分かってきている。 サイコパスと聞くと多くの人は残虐な殺人犯をイメージする。暴力的なサイコパスの場合はシリアルキラーになったりすることがある。

          悪事がバレない理由①

          サイコパスの涙

          冷酷なイメージのあるサイコパス。実はサイコパスが涙を見せることがある。 それは、嬉しい時とか、悲しい時ではない。悔しいからでもない。サイコパスが涙を見せる時、それは、周りからの同情を得ようとする時だ。 『良心をもたない人たち』(マーサ・スタウト著)に、「良心をもたない人(サイコパス)の見分け方」という章がある。 そこには次のようにある。 サイコパスと思われるAが、あるミーティングで涙を見せた。申し訳ない態度を見せながら。 まさに"泣き落とし"だ。 今まで見てきたAの

          サイコパスの涙

          「シン・ウルトラマン」を観た感想は…予想通り

          シン・ウルトラマンをアマゾンプライムで観た。往年のウルトラマンファンとしては、映画館で観たい思いが強かったが、映画館には行かず、アマゾンプライムビデオを待って観ることにした。 なぜ映画館に行かなかったかというと、「シン・ゴジラ」があまりにも酷かったからだ。往年のゴジラファンとして楽しみにシン・ゴジラを観に行ったが、結果は、これほどつまらない映画はないというほどがっかりした。 映画館から帰った後、DVDで初代「ゴジラ」「ゴジラの逆襲」を観た。そうしないと耐えられないほど、欲

          「シン・ウルトラマン」を観た感想は…予想通り