保育園、幼稚園選びに悩んでいる方へ。『遊びを通して』がおすすめな話。
今回、voicyのおもちゃクリエーター高橋晋平さんとミニマリストのオノチャンのコラボ放送を聞いて、とても心に響いたのと共感したことが沢山あり、自分の思いをアウトプットしたくてnoteを書きはじめました
11月は来年度の保育園、幼稚園の申し込みがはじまる時期💡
今、園選びに悩んでる方もいると思い、そのことに絡めて話すことにします!
心に刺さった放送はこちら⇩
お二人のコラボ放送を聞いて響いた言葉が
『遊びの中になんでもある』『好きなことが分かっていれば最強』『自己肯定感があれば生きていける』…
そこから、思い出した言葉がありました
『幼児期に沢山愛された基盤が成長した時の力になる』ということ
これは私が幼稚園で働いていた時に助手で入ってくれた先生が話してくれたこと。私も当時、先生として子どもと関わるときに意識していたことでした
幼稚園教育要領にも
という内容が書いてあります
親やそれ以外の大人からたくさん愛される、認められる経験が幼い時に、とても重要
小学校以降はテストや通知表など数字で評価されることがずっと続きますよね。集団の中で頑張らなくてはならないことも多い
…これについて疑問に感じることもあるけど、今回は置いておいて…
だからこそ幼児期に自分の存在を沢山認めてもらって、自分は愛される存在なんだって感じることがめちゃくちゃ大事なんだと思います
これも幼稚園教育要領に書いてある言葉
短大時代に繰り返し学んだ内容です
子どもは遊びながら多くのことを学びます。遊ぶことって楽しいことですよね!楽しいという気持ちが学ぶ時の大きな原動力になります
なのに、そうでない幼稚園や保育園がたくさんあることが疑問で、モヤモヤしていました
机に座らせて字や数の勉強したり、決まった時間に全員でハーモニカをしたり、体操の時間といって難しい技を身につけたり…『させる保育』が多い園があること
そういった園は、商業主義の幼稚園や保育園だと私は感じています。親へのアピールというか…少子化だし園も集客のため必死なのかな…と思ってしまう
鼓笛隊があったり組体操があったりと
見栄えを意識した保育、発表会などがいっぱいのイベントだらけの保育
保護者には、こんなサービスができますよ!と見た目で分かりやすいですよね
私が勤めていた園の近くにあった幼稚園では運動会に鼓笛隊の演目があるそうで、運動会前はギャン泣きして登園を渋る子が沢山いたと聞いたことがあります
確かに当日は親にとって見応えあるものかもしれませんが、子どもたちはそれまでに遊ぶ時間をかなり削られて頑張っています
子どもに寄り添った保育ってなんなんだろ…保育園、幼稚園児にとって本当に今必要なことなんだろうか…幼児教育で学んだこととのギャップに戸惑い、考えさせられました
勉強の時間がある園についても小学校で習うことを先回りすることで、その時に学ぶ楽しみを奪ってるように感じてしまいます
3.4.5歳の子に長時間机に座りなさいって、無理なこと言ってます。それが当たり前になってる子どもたちがいるんですよね
保育園や幼稚園は、小学校以降の学びの土台となる興味や関心を遊びを通して育てる場所だと思います
虫好きな子が長い時間ずっとアリを見ている…
これって幼児期こそできること!
そのアリが何匹いるのか、何本足があるのか興味を持つ…先生と一緒に数えてみる…
これで十分学びです!
好きを見つけ、好きを伸ばす保育
情緒が安定する保育をしている園に魅力を感じます
ここでやっとタイトルに結びつきますが、もし園選びで悩んでいる方がいたら
遊び中心の保育…これを大切にしている園をおすすめしたいです!!
遊び中心とは、一見すると放任?勝手に遊ばせてるだけ?と勘違いされるかもしれませんが
遊びを通して学べる環境を用意する保育ということです。私が今まで書いた園より、保育者の援助がより高度になると思います
遊びを通して…ってどういうこと?と思う方もいるかもしれないので一つ例を…
毎朝、登園するとテレビの天気予報を独り言のように真似している男の子がいました。その子は友だちに関心はあるけれど、1人で遊ぶことが多かった
そこで保育者はおもちゃのマイク、天気図の切り抜き、ダンボールで子どもが中に入れるようなテレビを作り、保育室におきました
次の日、男の子はマイクを持ち、手作りのテレビに入り、喜んで天気予報ごっこをはじめました
それをみて興味を持った他の子どもたち
テレビの前に椅子を並べて見られるように保育者が環境を設定します。男の子の天気予報が終わるとクラスの子たちから拍手が!!とても嬉しそうな男の子✨
その後、順番に天気予報士になったり、空き箱でビデオカメラを作って男の子を撮影する子が出てきたり、みんなで天気予報図の絵をかいてみたり、図鑑で天気について調べたり、天気の歌や手遊びをしたり…と沢山の遊びに発展していきます
遊びを予想して空き箱やマイクを準備したり、天気に関する絵本や図鑑をクラスに置いたり…と子どもが主体的に遊べるよう環境を整え、援助するのが保育者の役割
男の子は興味のあることに寄り添ってもらえたこと、認められたことで満たされ、それが遊びとなったことで天気についての興味が大きくなり、遊びを通して友だちと関わるきっかけ、楽しさを経験しました
遊びを通してってこんな感じです💡
伝わったかな😅
好きを認めてくれる、好きを伸ばす保育をしている園をぜひ見つけて欲しいです!
誤解のないよう補足を…
先ほどあげた、ハーモニカ、体操がいけないという訳ではなく、園がどう取り入れているかが重要ということです。音楽に興味を持つ、触れるという点で遊びの中で用意したり、体を動かすことの心地よさを感じる機会をつくる保育環境を設定することは大切です
『させる、評価する』のではなく『興味・関心を引き出す』という感じです☝️
先日、子どもが通う園の保護者会で先生から
『普段の保育の延長線の運動会…』という言葉があって、この園を選んで良かったと感じました
過程を大事にしてくれているということですね✨
最初に書いた
『遊びの中になんでもある』『好きなことが分かってれば最強』『自己肯定感があれば生きていける』…
お二人の言葉が響いた理由が伝わったら嬉しいです
最後に
私が我が子の園選びの時に基準にしたことを紹介します!
それは
遊び中心の保育、制服がない、給食がある
大きくはこの3つ!
遊び中心は上で沢山書いてきたので残り2つについて
制服…これも商業主義にしか思えません
確かに子どもの制服姿は可愛いけど…
着替えの練習は普段の服で十分できます
幼稚園についたら制服から体操着に着替える園があることにびっくり!すぐサイズアウトするし、汚れてないのに一日に何度も着替えるより遊ぶ時間を沢山作ってあげてほしい
給食…これは私が料理苦手だからw
栄養士のプロが献立考えてくれてる、みんなで作った野菜を給食で食べる機会がある…感謝しかないです笑
例えば親が料理が好き、食にこだわりがある、お子さまにアレルギーがある場合はお弁当の方が良い場合もあると思います。制服に関しても考え方はそれぞれなので、ご参考までに…
あと余談ですが…(小声)
先生の入れ替わりが多い園は
あまりお勧めしません
職場環境が良くないってことですよね…
保育者同士の連携が取れていない印象があります🤫
今日書いた内容、合わない方もいると思います💡
ご自身のお子さんの性格や特性、家庭環境などに
合わせて園選びの参考になったら幸いです
関連した内容を過去に書いていたので、合わせて読んでみてください♡
幼稚園教育要領も添付しておきます📝
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