僕はあの「こぶしで!・21歳!」の彼を笑えない。


タイトルの通りだ、有名なあの動画の彼を僕はある思い出のせいで笑えない。

それは、学校の球技大会で運動音痴の僕が奇跡的にバレーのメンバーに選ばれた時のこと。
決まってからというもの、真面目にトスの練習を隠れて行っていた。
やはりこういうのは慣れが大事。
練習の大切さを身にしみて実感し、ボールの扱いに慣れた。

そして当日、ベンチスタートではあったが2回戦目から出場した。
そして、サーブを外した。

サーブの練習を忘れていたことを外して気づいた。
次頑張ろうと思ったが遅かった、周りに笑われすぐに交代をさせられ僕の球技大会はこうして終わった。

あの21歳の彼を見ると隠れて真面目にやってきたのにサーブを外しただけでクラスの中心の人間の面白くもないノリに負け笑われコートから出ることを余儀なくされた自分を思い出す。

なんでかはわからないがシンパシーを感じる。

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