落合。

日常生活で思ったこと、コラム、読書感想文を書いています。

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60年代と青春

僕が木曜日に受けているイギリスの文化(映画)についての授業のレスポンスシートで青春について書く回があった。 あなたにとっての青春とは? これがそのテーマだった。 これまでの人生を振り返ってみても青春はきっと今なのだと思う。 なぜならなかなか鳴かず飛ばずの中高を過ごしてきたからである。そんなことはどうでもいい。 でもその観点からしても今、大学2年、この瞬間が人生で一番不自由せず自由で楽しいのだと思っている。 しかし、そんなことを自慢したいがためにこんなことを書いているわけで

    • ひとり

      今日はひとりで過ごした。 朝から映画をみて、お昼にラーメンを食べて、家に帰って、また映画をみて、夕飯の準備でスーパーに行き、トマト缶とワインを買って、帰ってトマトスープを作って、また映画をみて、お風呂に入って、布団に入って、 なんとも言えない孤独感で眠れず、今に至る。 でも孤独なのは今日だけじゃない。 普段同棲しているし、仕事でも多くの人と関わっている。 それでも孤独を感じる。 一人じゃないのに孤独を感じる。 前は独りでいることがどっかかっこいいとか思ってた。 今思えば

      • 始まったら終わりも来る。

        僕はラジオをすごく愛している。 聴き始めたのは中学生のころ。当時YouTubeに無断転載されていた西川貴教のオールナイトニッポン(ANN)。今のようにラジコはないし、おすすめ動画で上がってきたものが自動再生されたのを聴いて、勉強が手につかなくなるほど腹を抱えて笑った覚えがある。 こんな体験をリアルにしたくて、親に「英語のリスニングのCDを聴くためのプレーヤーが欲しい」と言って、3000円のCDを聴く機能がついているラジオを買ってもらった。 その日の夜、どうにかこそこそ夜更かし

        • 銭湯であった人

          いつのことだったかもう忘れてしまったが、去年の夏くらい。 恋人と別れて、採用試験が近く、でも最後の大学生活を満喫しなきゃ、時間もお金も心に余裕も無いときに一人で鞄にタオルだけ入れて、少し大きな銭湯に行った。 少し大きなっていうとどれくらいかっていうとサウナが2種類あって、たまにロウリュしてくれて、露天に坪湯が3つくらいある、そんな感じよ。 平日だったからか、人は少なく思い出より広く感じた。 近所のおじさんがほとんどの中、ムキムキのミケランジェロみたいな一際目を引く人がいた

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          3本

        記事

          僕はあの「こぶしで!・21歳!」の彼を笑えない。

          タイトルの通りだ、有名なあの動画の彼を僕はある思い出のせいで笑えない。 それは、学校の球技大会で運動音痴の僕が奇跡的にバレーのメンバーに選ばれた時のこと。 決まってからというもの、真面目にトスの練習を隠れて行っていた。 やはりこういうのは慣れが大事。 練習の大切さを身にしみて実感し、ボールの扱いに慣れた。 そして当日、ベンチスタートではあったが2回戦目から出場した。 そして、サーブを外した。 サーブの練習を忘れていたことを外して気づいた。 次頑張ろうと思ったが遅かった、

          僕はあの「こぶしで!・21歳!」の彼を笑えない。

          お風呂でする?しない?

          ついこないだ友人数名とHUBに行った。 週末ということもあって店内は混みあっていた。 2杯目のギネスビールを飲み干した頃、突然お腹がいたくなってトイレへ。 2つの小便器とそれらの奥に個室が1つ。 運良くトイレには誰も居合わせず、すんなりと個室に入り事を済ました。 すると扉の向こうから男二人が話ながら入ってきた。 トイレが狭かったこともあり、僕はすぐに外に出ようとはせず彼らの用がすむまで2杯分のアルコールを便器に腰掛け感じていた。 彼らは話すのをやめてグッと集中していた

          お風呂でする?しない?

          桃鉄と友情

          こないだ新宿で行われた高校の友人との飲み会で思い出したことがある。 (会の詳細はこちら)新年と新宿|落合。 https://note.mu/ochiai_note/n/n100f97601bfc それは一度はやったことのある人も多い桃太郎電鉄通称"桃鉄"に関する話。 知らない人に軽く紹介すると日本を舞台に行うすごろくで地域がマス目になっており、マスごとに不動産が買えたり、アイテムやお金がもらえたりする。 ゴールはランダムで選ばれた地名のマス。最初に着いたプレイヤーが賞金

          桃鉄と友情

          ダサい。#ファーストデートの思い出

          林伸次さんの小説『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』全文公開記念「#ファーストデートの思い出」を募集!|note公式|note(ノート)https://note.mu/info/n/nd45834aa663a このnoteはnoteお題企画 #ファーストデートの思い出 に参加しています。 決して血迷って自らの昔の恋愛について酔いしれながら書いているものではない。 もともとこのハッシュタグ企画には参加しないつもりだった。 書くほど面白いことも書きたいと思うこと

          ダサい。#ファーストデートの思い出

          インターネットの衝撃

          ぼくが生まれたのは1997年、ほぼ98年。 小学校に上がったのは2000年前半、4年とか5年? 小学校にはパソコン室があり、30台くらいのデカくて遅い低スペックのデスクトップPCが並んでいた。 どんなことに使っていたか、どんな授業だったか覚えていないが、先生に隠れて「おもフラ」を検索してアクセス制限に引っ掛かり見れないというシーンは今もよく夢でみる。 国内の通信データ量は2004年から比べると約40倍。 これはダウンロードに限ったものでアップロードに関しても同じく成長して

          インターネットの衝撃

          新年と新宿

          明けましておめでとうございます。 新年は2つくらいの家族との予定と友人との1つの予定、レポート書いて、ムダ毛を抜いてました、落合です。 みなさんはどんな新年をお過ごしになりましたか。 そうですか、いいですね。 友人との予定は高校の時の部活動の人と卒業式以来3年ぶりにあったんです、新宿で。 新宿は僕にとって山手線の駅で一番苦手。 ちなみに一番安心するのは池袋。 そんな新宿駅で待ち合わせなんて会うまでなかなか苦戦する。 人の数も恐ろしいほど多いし、いろんな人が往来してい

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          映画館で感涙

          どうも、この前ボヘミアンラプソディーを観てきたんです。 そんな話を前回少し書いて全く内容に触れずに音楽の話だけしたんですけども、今回は内容には触れず映画館でみる映画について書こうかと思います。 映画館って良いですよね。 あの甘ったるいポップコーンの匂い、たくさん人がいるのに静かな感じ、なくしそうな位ペラペラな券、固くも柔らかくもない椅子などなどあげればきりがないですが、なによりも映画館でみる映画は家で同じ内容のDVDをみても全然ちがう。 何がそんなに違うのか、まず当然画面

          映画館で感涙

          吉本ばななさんのキッチンを読んで

          大学で授業の合間に本をよんでいた、別に仲がいいわけでもない他学科の学生に「読書なんて相当余裕があるんだね」と言われた。 僕からすれば、別に余裕なんてない、ただ音楽を聴いてるだけじゃラジオを聞いてるだけじゃ自分の気が休まらず、ほかにも何か気が休まるものがないかという打開策の一つとしての読書であり、余裕を見せつけるために読書をしているわけではない。 本を読んでいると今いる自分の世界じゃないところから離れた世界に幽体離脱して飛んでいくような、とにかくとても気持ちが良い。まぁつまりは

          吉本ばななさんのキッチンを読んで

          ビートルズ訳詞研究会

          このタイトルは僕が所属するサークルの名前。 ここで2年半以上過ごし、区切りがこないだついた。 この約2年半は自分の人生を見返しても何物にも変えがたい素晴らしい時間だった。 その区切りとなる日に大切な人たちのメッセージが敷き詰められた色紙をいただきとても嬉しかった。 このような区切りの日に長々と人前で話す場を設けていただいたにもかかわらず、話終わった瞬間から「あれも話せばよかった、あれもこれも…」と思うことがあったので誰が読んでるかもわからないここにつらつらと書いておこうと思

          ビートルズ訳詞研究会

          要らない情報

          さっきのことだ。 遅い朝ご飯を食べ、準備をして家を出て、電車に揺られ、ウトウトと、起きれば降りるべき一つ奥の駅。 こんなことよくあること、また一つ奥の駅で降りたとしてもこの駅から2番手の行き方がある、到着も1番手のいつもの行き方と3分ほどしかかわらない、別に大したことではない。 その駅はオフィス街にある駅でホームに少しおしゃれで大人向けのキオスクがある。 大人向けといってもそういう意味じゃない、ただなんだか気を遣っていて、1割増しで値段が高いだけ、なのにちゃんと売れる、そん

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          夏の最中

          夏の入り口は大迫力のかき氷の崩壊から始まった。 そんなスタートを切ったがとりあえずなにもない。 というより何も思い出せない。 こんなところで書くような劇的な出来事はなくただ日常だった。 ただ、旅行に行った。 一人で。 悪いか、なんだよ悪いかよ。こっち見んな! 山形に一人で旅行に行った。 なんだよ、うるせえ。悪いか!こっち見んな! 夏が始まる前、知り合いにたまたま会ったときそんな仲でもないのに「よっ!夏はどっかいくの?」と聞かれて、「あぁ山形行こうかなって思ってる」と

          夏の最中

          夏の入り口

          「平成最後の夏」っていういかにも日本人っぽい盛り上がり方をした今年の夏は異常な暑さが少々フライングで襲いかかってきた。 「こういう夏は尻すぼみになる」とか夏の入り口で言ってたやつは出口がまだ見えてない。 僕の夏は食べるつもりじゃなかったかき氷を食べた時から始まった。 今どきのふわふわのかき氷でとても大きかった。 味はイチゴでもメロンでもブルーハワイでもない、紅茶のかき氷だった。 (「結局ブルーハワイってなんなの?」って質問したときに「エルヴィスプレスリー主演の~」って話し始

          夏の入り口