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2024年を生きてる日記(1/30~2/03)

2024年1月30日
Twitter流石に疲れた。2024年の1月最悪すぎる。最悪すぎるけど別に俺は毎日楽しくやってる。世の中のBADすぎるできごとにやられてしまっている人をTwitterとかで見かけるけど、甘いと思う。そういう人を俺は一切受け入れたくない。同情したいけどしない。救急車のサイレンが聞こえる度に落ち込んでいられないでしょ?弱っている人は誰も救えない。

MOL53 VS 龍鬼のバトル、龍鬼の「俺たちがマイク握る理由 ムカつく先輩も自殺した イケてる友達も自殺した このマイクは一人で握っちゃいねえんだ」に対して53君が
「ラップは一人になっても辞めねえ 友達先輩どうこう関係ねえ 俺の友達も先輩も死んだ だけども2日経てば元通りだ 死んだやつのことなど知ったこっちゃねえ 俺は生きてんだ」ってバースに多分俺が世界一上がった。つえ~~って思った。
父親が死んだときに学校で笑っていいか分からなくなって母親に相談したら「生きてる人間が優先だから笑っていい」と言われたことを思い出す。母ちゃんのパンチラインだと思ってたけど、後に祖母の言葉だと発覚したので、これはおばあちゃんのパンチライン。
別に死んだ人間を軽視している訳じゃない。俺は53君のバースの中の「2日経てば」ってところが好き。誰よりも「死」というものに食らってしまったからこそ、その上で「俺はこう生きる」っていう人生に対する自分のスタイルやその在り方の意思表示に見えた。
しんどい上でって話だ。


2024年1月31日
寝ないまま、朝の9時から同期のおがわNO.8とAPEX。芸名がよすぎる。1v1で勝負をして20戦19敗1勝くらいだった。NO.8(ナンバーエイト)はサラッとしていて心地の良い人なんだけど、なんか本当にゲームの画面内でもそんな感じでサラッと瞬殺してくる。この類の強さにあまり触れたことがなかったからおもしろかった。
NO.8は顔の出し方とか、位置取りがマジで上手かった。多分無意識でやってるんだろうけど、俺はそれが苦手だから一々「うわうまっ。」って思った。途中野良でhalって人が入って来て、それからその人と三人でずっとやった。halとは喋れなかったけどプレーだけでめっちゃいい人なのが分かった。APEXはSEXだと友達が言っていたけどあながち間違ってはいないと思う。言葉で行うコミュニケーションのやり取りの何倍もの速度で、その人がどんな人なのかという情報が伝わってくる。
halは異次元の強さだった。どうして1v3の局面で一人で20秒とか耐えれるんだろう。halが長時間フォーカスをもらってくれているおかげで俺のダメージが伸びた。悔しい~~~。

11時30分にゲームを辞めて、そのまま美容室に。古谷実を読んだことがないと言ったら「シガテラ」を教えてもらう。「君と宇宙を歩くため」という漫画も教えてもらった。
「ゴーストワールド」のなにがよいのか?という話をした。パンフレットを読ませてもらったのだけど、書き手に女性が多くてほとんどの人が自分の原体験にまつわることを書いていた。原体験がない人が見た「ゴーストワールド」のよいところって話が聞きたかったのでとてもおもしろかった。「嫌味じゃない」って感想が一番しっくりきた。
後半の坂本龍一の髪型でお願いした。とてもナイスな仕上がりにしていただけた。
美容室を出た瞬間から自宅までの道のりがとても好きだ。超最高な映画を見て商業施設から外へと出た時の気分と似ている。

一度帰宅してど暇だったので養成所へと向かう。バスの中で外を見ているとお相撲さんがいた。お相撲さんがいると「おおっ!!」となる。となるけど、まあそうかいるか。と毎回冷静になる。ディズニーでプルート見た時とかにも「おおお!まあそうか。いるか」となる。
バスがダイソーの目の前に止まる。ダイソーから買い物袋を持った女性が脇目も降らずそのままバスに乗る。「ダイレクト」って俺は思った。バスは誰もいなかったら20秒せずに発車するのに、どうやって逆算したんだろう。レジの不規則な時間をどう乗り越えたの?

養成所。割とみんな早くから来ていて二時間くらいだらだら喋る。マジで学校すぎて楽しい。同期に「稲中卓球部読んだことある?」と聞かれる。ここでも古谷実。読んでみよう。

養成所が終わって歩いてバス停に向かってると同期から飲みの誘い。今日は予定があったのでお断りした。あと100回は行こうね。
バス停。暖かい。全然時間通りに来ない。待つ。なんだか今日は素晴らしかった。風が吹く。

2024年2月01日
ドトールで作業をしていると山口慎太朗から電話。下北沢で待ち合わせ。ピザを食べた。美味しくてびっくりした。そのあと日下部君が来て、3人で煙草が吸える喫茶店に行ったけど満席。もう一箇所だけ、煙草が吸える喫茶店を知っていたのでそこへと向かう。お茶が3000円とかする店だった。コーヒーは確か950円。途中、窓際のボックス席へと移動させてもらえてかなりはっぴ~だった。山口慎太朗と日下部君は人の話をめっちゃ聞く人だ。聞き上手TOP2。というか二人とも俺の中で1位タイ。二人からは大人の余裕というか色気が漂っていて、それに比べどうして自分はこんなにせかせかとしていて常に落ち着きがないのだろう?と疑問に思った。小学生の時から一箇所に留まることができなくて、授業中に椅子の上に立ったり歩き回ったりしちゃってたから、もうしょうがないのかもしれない!!!おバカすぎ!!!先生が「息子さんは授業中に椅子の上に立ったりします!」と伝えて、その日の夜、母親に和室でビンタされた記憶が蘇る。喋りすぎていたら誰か俺をぶん殴ってくれ。
他愛のない話と、現状の確認みたいなことをして、解散。まあ全員大丈夫そうだった。

2024年2月2日
バイト先にいつものイカれたジジイがくる。万引きもするし、暴言も吐くから同じ時間帯で働いているスタッフが精神的に病んで二週間休んだ。店長に相談したら俺らの時間帯で働いているスタッフで対応してと言われたので、かなりヤバかった日に秒で警察を呼び出禁を言い渡したけど、後日店長がそのジジイに謝罪の電話を入れ出禁を解除したせいで毎日来る。
ジジイは今日も泥酔していて、今にもぶっ倒れそうな足取りで弁当コーナーにたどり着き、店の棚に何度も頭を打ち付けている。俺はそれを隣で見ていて、このまま棚に頭がめりこんでいって彼が死んでしまったとき、ただ傍観していた自分はどれくらいの罪悪感を背負うのか?ということを考えた。結構気分が悪かったので声をかけて頭を棚に打つ行為を辞めさせた。
俺はこのようなキテレツな人に好かれる傾向が昔からあって、彼にもなぜか割と好かれている。セルフレジで永遠と千円札をレジの画面に押し付けているから手伝ってあげる。「ありがとう兄ちゃん!」と言っていた。
矜持を持ってくれ。誇りと自尊心をもって己の行動を抑制してください。それができないなら、店の棚にカービィの敵キャラ「ゴルドー」みたいなトゲトゲの鳩避けのハリを設置しておくから、そこに頭を何度も何度も謝るように打ち付けて自殺してくれ。

ゴルドー

2024年2月2日
藤子・F・不二雄ミュージアムへと行く。先月かなんかに来たばかり。今回の企画は「好きから生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界」。藤子・F・不二雄が影響を受けたものとそれをどう漫画に落とし込んだか?ということが同時に展示されていて、かなりおもしろかった。割とまんまぶち込んでいて、お笑いでもこれができるのかな?と考えた。多分できる。
帰り道に毎回近くにあるくら寿司に行く。ポケットから選択済みの千円札がでてきて実質無料で食べれたのでよかった。コンビニでお酒を飲みながらしばらく歩いた。この時間!この時間!を永遠にキープするために必要なものはなにか?と思う。僕はもう全て持っている。
そのまま前から気になっていた個人で営業している本屋さんに行ったらそこが超よかった。
「藤子不二雄論 FとAの方程式」という本があって購入。
家でピクミン4をやる。

2024年2月3日
養成所の客入れなしのライブ。到着したら「THE ライブ前」の緊張感が漂っていた。客席が全員芸人だったので緊張はあまりしなかった。ネタ見せの時の方が手が震えたりする。
ピンネタのコント、二分という制約が苦しい。どうしても上手くまとめる方に力が働いていく。そうなるとパワーが失われていく。今日もしお客さんがいたら、俺よりウケていたコンビは結構いたと思う。ピンネタが完成度みたいなところで評価されがちなのは前提として「一人足りないのに」と思われているからだ。「ヒューマンエラーが起きているのによくやり遂げたね」って意味でしかない。帰り道、猛烈に焦る。順位とか気にしてるとネタがめっちゃ甘くなる。ピンネタとはなに~~~?????ってことをずっと試して、それを卒業から二ヶ月前辺りまでに間に合ったら最高だな。ひとまずネタは毎日書く。若干サボってたから。自分にハラスメントするみたいな行動をまた繰り返す日々に戻る。俺ハラ。

【今週よく見たり聞いたりしてイエ~イってなったやつ】

バトル見たことない人も是非

マゴさん、カズノコさんめっちゃかっこよかった。プロかっけえ。分厚い強さがある。強いマゴがすき。

コストコ行きたくなる。ボーカルの井上さんの気怠さかっこいい。

Ralphめっちゃやってる。ツルギ君、絶対中心になる。


落合諒です。お笑いと文章を書きます。何卒よろしくお願いします。