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221009 fromis_9 日本オフライン個別サイン会 備忘録

興奮冷めやらぬ『LOVE FROM.』から2日経ち、今度はオフラインサイン会です。fromis_9また韓国アイドルとの「メンバーと直接コミュニケーションを取る」イベントは、広義的にはコンサートで既に体験しましたが、狭義的な「メンバーと至近距離で会話を楽しむ」という体験は初めてでした。まだ日本語が得意でないメンバーも多い中、お互いがお互いの言語で会話をするという体験も貴重でしたし、収穫の多い時間となりました。今回は、ジソンとナギョンの個別サイン会に当選したので併せて綴ります。

韓国語で気持ちを伝える

HYBE運動会を観て「運動企画だから韓国語が分からなくてもある程度理解出来るところはあったけど、テロップだけでも読めたらもっと楽しいだろうなぁ」と思ってから韓国語の勉強を始めました。今年の8月2日(とノートに書いてあった)に始めたので2ヶ月以上が経過したわけですが、当然、スムーズに会話が出来るはずもないので僕はカンペを用意し、ちょっと暗記しつつ「メンバーの目の前でカンペを取り出してリアクションをもらう」といういやらしい作戦を直前に思いつき、実際にやってみました。

この「カンペを持ち込む」ことの良い点は、①「暗記したけど忘れてしまって焦る」みたいなことがない②「カンペを取り出す」という演出でほぼ確実に良いリアクションがもらえる(韓国語初心者にとっては後ろめたさがない)。僕が感じたのはこれぐらいでしょうか。
反対に悪い点は、①カンペに気を取られすぎると憧れのメンバーと本当に対面したのか記憶が曖昧になってしまう、またメンバーの美しい容姿を脳裏に焼き付けることが出来ない、これに尽きます。

カンペに気を取られすぎた結果

サイン会に向かう前の用事が延びてしまって3部受付終了時間直前に到着してしまったことと、3部ジソンレーンに並ぶ直前に僕のミスでちょっとあたふたしてしまったことにより、並んでいる数分間しか心の準備が出来ませんでした。また、伝えたい文言もあまり練習してなかった(これも僕のせい)ので、並んでる時にちょっと暗記し、でもやっぱり覚えられず「カンペを取り出す」という演出に切り替えましたが、心の準備が出来ていなかったのと併せてカンペをガッツリ読みながらジソンと話してしまったため、あのノジソンと対面した記憶があまりなく(笑)、会話の内容も途切れ途切れでしか覚えていません。端的に言うとやってしまいました…。

カンペは「暗記したけど忘れてしまって焦る」ことがないので用意しておくことに越したことはありませんが、カンペを読むことに気を取られすぎてはいけませんね。僕のように、メンバーを見ていた時間よりもカンペを見ていた時間が長くなると、本当にメンバーを目の前にしていたのかが後に分からなくなります。カンペは言いたい文言が飛んだ時に取り出すものであり、いくらリアクションが欲しいからと言って最初から取り出すものではありません。どれだけ忙しくても伝えたい文言は練習すること!備えあれば憂いなし。準備をしてないと思いがけない災難によってこのようなことが起きるので、イルデイベントに当選したら同じことを繰り返さないようにしなきゃな…。

まだプロミに詳しくなかった時の好きなメンバーことノジソン

ジソンと対面した瞬間の「顔小さっ!かわいい!」でカンペを取り出す演出でさえ吹っ飛びそうになりましたが、コンサートの感想を伝えると'次はもっと大きな会場でやりたい'と言っていましたし、「韓国語もっと上手になってまた会いに行きます」と伝えると'私たちも日本でもっと活動出来るように頑張ります'と言っていました。さすがノジソン、頭の回転がめちゃくちゃ早いので、僕の下手くそな韓国語でもすぐに答えを返してくれます。しかも日本語もスムーズに出てくる。EfGでジホンがジソンに日本語が合ってるか聞いてたところを思い出しました。

https://youtu.be/B77xJbEzM7g?t=180

また、美しいお顔の衝撃をより覚えているのはイチ推しナギョンよりもジソンの方なのですが、美しさと同じくらい顔の小ささに驚きました。手を伸ばしても伸ばしても掴めなさそうな、そのまま中央に集まって無くなってしまいそうなくらい小さかったのを覚えています(変な表現しか出来ない)。

イチ推しナギョンとの念願の対面

当日の予定を組めるか不安だっただけでなく当選しないだろうと半ば諦めモードだったサイン会。まさか2人も当選して、1番好きなナギョンにも会えることになるとは思いませんでした。当選者は個別サイン会だけで800人、つまりメンバー1人に対し100人、イベントは2部制なので1部に50人ずつ。さらに推しを引き当てたプロバにとってはメンバー8人分の1人を引き当てるという奇跡。他のプロバは推しを引き当てることが出来たのか、またどんな確率だったか、意外に引き当てていたのかなど全然知りませんが、とにかく僕にとっては最高の結果です。今となっては、3部ジソンでしくじったのもナギョンで事故らないために必要だったのだと自分に言い聞かせています。でもやっぱりカンペに気を取られすぎて、言ってもらいたい文言を言ってもらってる時しか「ナギョンが目の前にいる」記憶がないですね…。書きながら後悔してます。

話したネタですが、サイン会前日にこの動画の存在を思い出しました。

タイトルをPapagoに訳してもらうと「愛してるよ、バカたち!」となります。一度観れば分かりますが、僕はこの言葉と表情が欲しくなりました。リアクション大きめで爆笑するナギョンも好きですが、僕はこういった表情の方が好きですね。そして、せっかくの機会なので「名前をたくさん呼んでもらう」というオタク初日みたいなお願いも思いつき、この2つをやってもらう作戦を立てました。

反省を踏まえてレーンに並んでる間はひたすら覚える

IZ*ONEイルデのサイン会で「確認のために名前を必ず1回言ってくれる」ということは知っていたため、"이름"という単語を使わずに「한번 더 불러주세요」という文章をまず覚えました。"한번 더"はH.O.T.『Candy』で死ぬ程聴いたから分かる、"불러주세요"もVERIVERY『Ring Ring Ring』で"불러줘"を覚えたので分かる、というわけでスムーズに覚えられました。この文言に関しては、カンペを取り出してリアクションを貰ったものの空で言えました。

次は사랑한다 바보들아!です。これを単数にして사랑한다 바보야! 、後はPapagoにお任せして"라고 말해주세요."を付けました(라고はまだ習ってなかったはず…)。これに関しては不安になったのでカンペをガッツリ見ちゃいました。

憧れのイナギョンが目の前に

緊張してるからかナギョンが輝いてるからか、その日初めて視界に入ったナギョンにピントが合わなかった記憶があります。かわいいヘアスタイルをしているな・カラフルなトップスを着ているなという記憶はあるんですけどね…。頭の中がいっぱいいっぱいだったんでしょうね。

サインを書く時は案の定名前を口に出してくれました。焦った僕はすかさず人差し指を立て「한번 더 불러주세요」と言ってしまいましたが、サインを書きながらもう1回、さらに1回、そしてさらに名前の前半部分を取ってちゃん呼びまでしてくれるファンサまで!2回目の時点で「ありがとうございます😊」とニコニコ言っていたのですが、その事に気付いた瞬間、気持ち悪いぐらいにドゥフフフと喜んでしまいました。係員の目なんて気にしませんよ。

そして遂に「'사랑한다 바보야' 라고 말해주세요.」の番です。もう1つ伝えたいことがあると言わんばかりに人差し指を立てながらカンペに目を移しその文言をカンペから探し出すと、そこでナギョンが身を乗り出してくれてることに気付きました…!これがナギョンの優しさですよヨロブン…。ファンサでもなんでもこれで落とされるのが僕です。

しかしそんな優しさを裏切ってしまうように口から出てくる「'사랑한다 바보야' 라고 말해주세요.」という言葉。欲というものは恐ろしいです。「사랑한다 바보야」の時点で下を向いて少し笑うナギョンをチラ見し、僕も笑いながら「라고 말해주세요」を続けました。いただきました照れ笑い!いや呆れてるのか!?でもそんなことは知りません。僕はその日は爆笑してるナギョンを見に来たのではなく、俯きながら笑う姿を見に来たのです。その瞬間心の中ではガッツポーズでしたがこれでは終わりません。「한번 더 말해주세요.」。欲というものは恐ろしいです。

これで満足し係員からも「お時間でーす」と言われました。しかし、今度はナギョンの方から「바보…なんて言いますか?」と来たのです!これは嬉しい誤算でした!바보と聞こえた時はこういうのが好きなんでしょ的に言われたのかと思いましたし、また思いがけない展開でテンパってしまい、おそらくこちらの目を見てくれている記憶、つまり目が合っている記憶がありません(単に僕が向こうの顔を見ていないだけ)。そして、"なんて"の時点で脳内をフル回転させ出た言葉が「おバカさん」でした(笑)。多分合ってると信じ「おバカさん…?おバカさん!」と続けると、'おバカさん!'と笑顔で言ってくれたのです…。そうです、僕はおバカさんです…。ナギョン公認のおバカさんになれたのです。満面のオタクスマイルを浮かべつつ胸に手を当て「ありがとうございました!」と告げ、僕のおバカさん人生が始まったのでした。

終わりに

収穫としては「韓国アイドルのサイン会ではある程度カンペは覚えること」、これに尽きます。事前に調べればこんなことは起きなかったとは思いますが、身をもって体験出来たので大きな収穫と言えるでしょう。また、聞き返されない程度に発音練習することも大切ですし、焦って早口にならないようにすることも大切だと思います。次回以降肝に銘じて準備しないといけませんね。

また、僕自身これだけ好きなアイドルは久しぶりなのですが、その熱がマックスの内にコンサートとサイン会に参加出来たことに関しては本当に運があるなと思いました。コンサートに関してはグループ初の単独公演(当然日本公演も初)という素晴らしい機会に立ち会えましたし、サイン会も確率の壁を超えてナギョンにもジソンにも会え、大満足の結果です。今後も1人のプロバとして、またナギョン公認のおバカさんとして、所謂推し活に精進したい所存です。そのためにはまず韓国語の勉強を頑張らないといけませんね。読んでくださった韓国語勉強中の皆さまもお互い頑張りましょう!

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