恋とか愛とか

誰かに好きだと言われても信じられない。
それはきっと、完璧に作った仮面のあたしか、
イエスマンのあたしか、話を聞くスキルを発揮しているあたしであって、条件付きなんだと思う
そうじゃない、そのままのあたしだときっとあなたは失望する。
完璧じゃなければ愛されない、だけど完璧じゃないから
いつだって片想いのままだ

手を繋ぐのを拒まれたときも、キスを拒まれたときも、女に好かれても嬉しくないと言われたときも、

あたしじゃなければ良かったのかなと考えていた
それはいつだって辛くて、でもそいつの前では泣かなかった
笑い方も自信もプライドももうすべて忘れてしまって
どうでもよく、投げやりに生きていく
いつ死んでもいいし、何も残したくはなかった

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