好きな人と友達でいるなんて、苦痛でしかないね
自分ではない誰かと愛をはぐくむのを、間近で見たり聞いたりおめでとうって言ったりしなきゃいけない
いつだって苦痛なのに、それを平気な顔してわかったような口調で聞かなきゃいけない
そして言いたいことだけ言って、あなたは私に興味も示さず帰っていくのだ

気持ちまで欲しがるのは贅沢なんだと、
そばにいられるだけでいいと、誰かが言っていた
狂うほどに燃えたぎる嫉妬の炎を
身体の中に飼ったまま、私は命を燃やす
そのうち忘れて灰になっていることに気づくまで

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