Trading View用レビヤタンシステム大公開
はじめに
ブラックフライデーのセール時期に合わせる意図は毛頭ないが
Trading View専用のオリジナルインジケーターを公開する。
一般公開することも考えたが、これらのインジケーターを
使いこなしてトレードで成果を上げるためには、落ち穂noteを
熟読熟知することが必須となるわけで、そうではない「一般」には
到底使いこなせまい。ゆえに落ち穂Twitterとnoteのフォロワーだけに
プライベートで公開することとする。落ち穂が発信するすべての情報が
そうであるように、今回のインジケーターも完全無料で使用できる。
Leviathan System
[1] Bill WilliamsのAlligator ワニ
おそらく世に出回ってるほぼすべてのAlligatorは価格の中央値を
用いて計算されている。これが一大誤解であることは以前記事に
書いた。正しくは終値ベースである。
[2] Purple Line ひとつ上の時間足におけるワニの歯(Red Line)
[3] Bill WilliamsのFractals
[4] 背景色 ワニの3本線の並び順によって背景色が変わる
小次郎講師の移動平均線大循環分析に倣って以下の並び順とする。
黄色の背景色
第1ステージ 唇(緑)、歯(赤)、顎(青)
薄い黄色の背景色
第2ステージ 歯(赤)、唇(緑)、顎(青)
さらに薄い黄色の背景色
第3ステージ 歯(赤)、顎(青)、唇(緑)
水色の背景色
第4ステージ 顎(青)、歯(赤)、唇(緑)
薄い水色の背景色
第5ステージ 顎(青)、唇(緑)、歯(赤)
さらに薄い水色
第6ステージ 唇(緑)、顎(青)、歯(赤)
黄色の背景色が上昇のパーフェクトオーダー
水色の背景色が下降のパーフェクトオーダー
[5] WilderのParabolic SAR
私は上級エントリーで逆張りするときに目安のひとつとして
使うことがある。普段は非表示にしている。
[6] WilderのATR 期間は「20」
Turtles(タートルズ)式資金管理とリクス管理に使用する。
ATRの数値をもとにエントリーするロット数(ユニット)を決める。
ATRの2倍の位置に損切り(SL)を置く。
[7] Wilderのピボット 計算式は「Floor Pivot」
Central Pivot、Top Central Pivot(TC)、Bottom Central Pivot (BC)を
ゾーンで表示する。
R各線、S各線の中間(Mid Pivot Points)を表示する。
週のピボットや月のピボットなど変更可。
デフォルトでは直近のみを表示するが
過去のピボットを表示することもできる。
[8] VWAP
私は株式や先物をデイトレードするときに表示させている。
FX、CFDまたは日足より大きい時間軸では非表示にしている。
Leviathan AO
Bill WilliamsのAwesome Oscillator(AO)に2つの機能を付け加えた。
[1] Zone Tradingで背景色を変える。
つまり、Accelerator Oscillator(AC)とAwesome Oscillator(AO)が
両方とも緑のとき、背景を薄い緑色
両方とも赤のとき、背景を薄い赤
ACとAOの色が揃っていないとき、薄い灰色
[2] TTM Squeeze
AOのゼロラインにあるドットの色分けによって
ボリンジャーバンドの収束(squeeze)と拡張(expansion)を示す。
緑色は、拡張(収束なし、ボラティリティ拡大)
オレンジ色は、収束(ボラティリティなし)
灰色は、バンド幅収束中(ボラティリティやや減少)
赤色は、バンド幅収束中(ボラティリティより減少)
Leviathan Stochastic
MTF(マルチタイムフレーム)に対応したストキャスティック
緑のラインは、今見ている時間足の%K
赤のラインは、それより3倍上の時間足の%K
青のラインは、さらにそれより3倍上の時間足の%K
例えば、5分足チャートならば
緑のラインは、5分足の%K
赤のラインは、15分足の%K
青のラインは、45分足の%K
私は主にスキャルピングやデイトレードのときに
短期的な上げ下げのサイクルを測るのに活用している。
Leviathan DMI
WilderのDMIをバーで表示する。デフォルトの期間は「14」
緑のバー +DIが-DIの上を推移(上昇トレンド)
赤のバー -DIが+DIの上を推移(下降トレンド)
私の使い方としては、4時間足以上の中長期トレードで参考にしている。
+DIと-DIが交差した直後、つまりバーが色変わりした直後の
フラクタルブレイクはかなりの高確率でエントリー方向に値が進む。
なお、これらのインジケーターを使いこなすためには
以下のすべての記事を熟読再読することが必須である。
【追記】
記事投稿後新規に以下のインジケーターを公開した。
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