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大杉谷登山/仕事への対価の配分

今日は大台町の大杉谷に行っていた。
大杉谷に行くのは今日が初めて。
中級登山道ということで滑落などの危険度の高いコース。
僕は高所恐怖症なので正直最初の鎖場でもう引き返そうかなと思ってしまっていた。
それでもなんとか周りに支えられつつ能谷まで行けた。

初めは六十尋滝を見た。
一尋が1.5mだから、六十尋というと90mである。
本当に90mあるらしい。
因みに千尋滝という滝もあるがこちらは誇張されていて133mである。(それでも高いが)
とても高いところから水が落ちてきている。
すごく離れたところからでも水が飛んでくる。
スケールがデカい。
滝の周りでは冷たい空気が押し出されていてひんやりして気持ちがいい。

紅葉と六十尋滝
六十尋滝

能谷までの道は別に普通の山道だ。
ただ少し違うのはやはり進行方向の左側が急な斜面になっている。
鎖場は本当に怖かった。
昔学校のジャングルジムを高く登りすぎて降りれなくなったのを思い出した。
しかし、大杉谷から見下ろす景色はどれも綺麗だった。
勇気出して登ってみて良かった。
あとやはり無事で良かった。
簡単なコースだがそれでも一歩間違えれば死んでしまう。
無事で何より。

能谷
ここだけ写真を撮る余裕が持てた。
他は怖かった。

能谷で休憩しお昼を食べた後前回やったモデルツアーのフィーの分配について議論した。
意見を一致させるのがとても大変だった。
フィーの分配に正解はない。
人件費の分配について、稼働時間で決めてもいいし、仕事量で決めてもいい。
アウトドアの世界では成果型の決め方が一般的でもある。
ただ皆頑張って意見を擦り合わせていった。
余談だがプロガイドの組織だと人件費は3割持っていかれると相当に運営がきついらしい。

また固定費や交通費、材料費、保険代、広告料など色々費用がある。
固定費をフィーのどれほどの割合分配するかについても僕たちで決めた。
フィーの分配について議論をさせてもらえるのはとてもいい経験だった。

今回のモデルツアー作りは三重県庁の「ヤングサポーター育成事業」でもある。
つまり県のお金で僕たちを育成していただいている。
またプロのガイドさんを外部講師としても雇っていただいて僕たちに教育してもらっている。
広告宣伝についてもガイドさんの力にほぼほぼ頼ってしまった。
周りの大人に助けられてとてもいい勉強の機会をいただいた。
まだまだ足りない部分も、またいい部分もあると思うから改善・伸長して成長していきたい。

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