体験版製作を無事終えた今、思いの丈を綴ってみる

おちょこ口です。
なんでこんなペンネームにしたんだっけ・・・。
あ、そうだ、何かのネトゲ―で適当に付けたハンドルネームをそのまま流用して・・・。

このペンネームをつけて活動をし始めて、はや半年になります。
半年、『少女と罪 栞編 ~jalouse~』の体験版を作るためだけに走り続けましたが、一体何故作り始めたのかを、事故内省的に綴ってみたいと思います。

18年の5月まで、私は都内のそこそこ有名なソシャゲ会社でゲームプランナーとして勤めていました。
仕様を書くのは楽しいしワクワクするし、実装されたのをプレイする時は感動しました。
しかし、あるタイミングで、心を病んで、それ以上仕事を続けられなくなってしまいました。人と話すのが極端に怖くなってしまいました。
単純に働きすぎです。上司や職場環境も決して悪くは無かった。ただ、発注側としてずっと抱えてたストレスが爆発した感じです。

お医者さんから中長期間の休職を言い渡されたのでやむなく退職したのですが、ハードワークや退職云々の中、同じ開発チームのシナリオライターやイラストレーターを見ていて、本当に自分がやりたかったことをなんとなく思い出しました。

”――発注して実装されるのを、指を咥えて眺めているだけの人間になりたかったワケじゃない。自分の手でゲームを作れる人間になりたかったんだ――”

そこで、せっかく休める環境になったので、本当に自分の作りたかったゲームを作ろう、ということで、開発難易度や自分の磨きたかったスキル的に、ノベルゲームが最適だと判断し、スタートを切りました。

このプロジェクトで私が最終的に実現させたいことは、
”本当に作りたいゲームを一人で作って飯を食べる”
ことです。
依然、私は人と話すことにすっごいストレスを感じてしまいます。
もし一人で黙々と作りたいゲームを作って、それで暮らせていけるのなら、私にとってこれ以上の幸せはありません。

正直、まだそのレベルには程遠い所にいるのは明白です(特に絵が・・・)。
ですが、私はまだ夢を諦められません。

いよいよ来年は製品版のリリースが待っています(イベントCG50枚くらい待ってますけど・・・)。
来年も、製品版リリースまでは、この作品を世に出すために、ひたすらに走っていきます。

明日はいよいよコミケ。体験版が世に出る日です。
来場される方、宜しくお願いします。
優しくしてネ。

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