交錯する音楽会と耳で聴かない音楽会(前編)


落合陽一のマガジンへようこそ,今日は夏の日フィルさんとの音楽会の話です.前編・中編2回・後編で,やった後の振り返りも含めて4回は書く予定の1回目.

今回は記者会見というか事前取材会が7月の22日にあって,そのときのことを書いていこうかと思っている.ちなみに日フィルさんとのコラボコンサートはこれで3回目と4回目になる.

メディアアート・テクノロジー・ダイバーシティー・そして古典との接続をテーマにしていて,目をつぶれば普通のオーケストラ,そして音楽的には「テクノロジーに音楽を合わせるのでなく」,「生の音楽に他のテクノロジーや映像を合わせる」というコンセプトで考え抜き,考え続けている.

だからあくまで主役はオーケストラの皆様で,そこに当時代性を足させてもらいながら,新しい関係性を考えていく作業をみんなでやっている.あくまで映像は楽器で,もしクラシックの偉大な作曲家が現在もやっていたら,映像も作曲しただろうという問いから始まっている.現場で使われる映像は現場で生成したりスイッチングしたりするナマモノで,より手の込んだVJのようなもので,それを楽譜を読み込んで作成した上で練習を重ねてできるものだ.

指揮の海老原さん・映像の奏者としての近藤さん

そういえば,この原稿の執筆時点ではまだクラウドファンディングも行われていてたくさんの方々に支援いただいている.

これは大変嬉しいことで,毎回のイベントでの我々の成長をご覧いただけているのには感謝しかない.今回もやれるだけ頑張っていこうと思う.

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落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集

落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集

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落合陽一

メディアアーティストで光や音や物性や計算機メディアの研究をしているような感覚的物書きで博士持ちのスナップシューターです.多様性社会を目指す波動使いの准教授.プロフ写真は©︎TAKAY

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コメント6件

まだチケットきてないですけど、がっつり参加します✨​
人間の感覚や感情の革新に向けて、テクノロジーが真剣に取り組むことを待望していました!あまりに素敵な試みにひれ伏します。
楽曲の予習をして、本番を楽しみにしています!
瞬間的に感じ取る香りや皮膚感覚を変える技術があるのか存じ上げていませんが、たぶん、音と映像が共同戦線を張れば、可能かと。体験談。生花の薔薇の香りが残った場所で脳内で瞬間的に薔薇の香りが薔薇の花に変換されてほんとは花なんか一つもないのに「薔薇の花がいっぱいあった」と本気で言い張る。現場写真にほんとに薔薇の花がなかったのにはびっくりした。これをふまえ、薔薇の花の映像と薔薇の曲で、「あ~、なんかいい匂いする」ってなってもらおう!(安易すぎ・笑)
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