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秋葉原:「Reflector∞:Resonance of Electrical Echoes」

秋葉原の展示は12/25までなのでお早めに.ヌルの極まったインフィニティキューブが見れます(このタイプの構造を都内で見せるのは初めてだと思います) 1700からなので時間は注意.

作品名

Reflector∞:Resonance of Electrical Echoes

コンセプト
本作品「Reflector∞:Resonance of Electrical Echoes」は、東京・秋葉原という現代的な日本文化の特異性と古代からの伝統的な慣習との対話を試みる作品です。落合陽一は秋葉原に25年ほど通い続け、また近隣住民として暮らし始めて6年が経ちました。それ故に秋葉原の変遷を眺めながら、電子部品が新しい民藝を形作る様を夢想してきました。秋葉原という特異な空間は、デジタルと物理的な存在、有形と無形、サブカルチャーと主流文化が交錯する場です。落合陽一の質量のない自然と質量ある自然の調停という考え方もこの街をバックグラウンドに持つことによって生まれています。「Reflector∞」は、電子部品を媒体として、メディアアートが新たな民藝の形を持つことを示します。古代からの日本の鏡に対する感覚、その神秘性·象徴性は、物質とデジタルが交わる領域に境界として深い関連性をもち、作品中に取り入れられています。鏡は、観察者の視覚体験を拡張するためにインフィニティミラーを巧みに配置しています。その無限の反射が示すものは、空間的な拡大だけでなく、広がる可能性を示唆しています。
また、本作品は、人間と人工知能が交流し、創出した計算機自然を通じて、我々が都市体験を再評価するよう促します。本作品が描き出すエコーとレゾナンスは、地域固有の生態系が日本文化の根底にある「鏡」の意味と共鳴し、秋葉原という都市の見た夢のような風景を描き出すことでしょう。


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