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写真のPDCA ──Prephotographing と Postphotographing──

虚仮威し(こけおどし)を仕掛けると目を引くかな
わかりそうで訳がわからないタイトル勝負です

写真系のSNSをあまり見てないので
みなさまより情報が遅れているわたしですが
「写真の言語化」が大事らしいの

わたしのエントリー「たったふたつのぼくのやり方②」で
写真と言葉の関係をお話してたんで
そんな感じかなぁといくつかの記事を読んでみたら
全く違ったのね

「ぼくのやり方②」を復習すると
撮影のとき、画面内の要素を意識し
写真の中にお話をつくろう
ということです

ただ漫然と写してしまうと
キレイな花
可愛いネコ
雄大な夕日
のように
それしか読み取れない写真になってしまいます
わかりやすい写真は
じっくりみてもらえないでしょう
鑑賞に時間をかけた覚えがなければ
大した写真だとは思われなくなってしまう
つまり、素敵な写真ではないと判断されてしまうんです

なので、写真の中にお話を作るのです
小学校で習った5W1Hをおぼえてますか?
いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのようにして
それらを写真から読み取れるようにしてあげれば
じっくり見てもらえるはず
「もしかして、ステキな写真なんじゃね?」
との評価をえらるでしょう

タイトル写真↑に当てはめると
「桜が満開の公園でのお忍びデートはちょっとドキドキ」
わかっていただけるかなぁ

さて
ひるがえって「写真の言語化」とは何か
チョロチョロっといくつかの記事を読んだところ
こちらの記事がわかりやすかったかな
「写真を言語化してみよう」わたなべりょう

言語化といってもそんなに難しいことをするわけではなくて…略…写真について「光がどのように当たっているか」「写真を構成する色」「構図の特徴」を言葉で説明して…略…「ただなんとなくキレイ」ではなく「なぜ良いと感じるのか(あるいは、気に入らないならその理由は何か)」が感覚的にではなく論理的にわかるヒントになる…略…

これをタイトル写真でやってみると
・画面が暗く、ノイズでざらついている
 →実際公園内はとても暗く、撮影感度を高くしなければならなかった
・メインの二人が逆光で真っ黒
 → 被写体の匿名性を出すのに有効
  その上で感情移入もしやすくなる
・満開というほど桜がない
 →画面上部の白いところが桜だがわかりにくい
  右上のひと枝で説明できているか?
・街灯の灯りで奥行きを表現できている
・スカートの透け感で特別な感じが出ている
こんなもんですかね、慣れていないんですいません

ここまでで気がついたのは
これは写真上達のPDCAなのだろうなとういこと
Plan お話を作る
Do 撮影
Check 写真の言語化
Action 改善点の明確化

うーん、言語化はやってこなかったなぁ
でも、写真を見るときは
ここはこうしたほうがいいな
この色出しはステキだな
わたしならこういうふうに撮るなぁ
と感想を持つことはよくやってたかも

みなさまも写真を撮るとき撮ったあと
少し意識してみると
撮りたい写真が撮れるようになりますよっ

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