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アラサー独身女の朝霧JAM【寒さ対策】

ごきげんよう、お米粒です。
久しぶりに参加する朝霧JAMです。現地の気候を思い出せず防寒対策に悩んでいるので、過去のお天気を振り返りながら準備をしようと思います。

過去10年のお天気

最高気温:29.2℃(2018年の2日目)
最低気温:5.0℃(2009年の2日目)
雨:10日、晴れ:10日
最大雨量:78.0mm(2010年の初日)

2018年から2009年まで遡ってみました。
寒暖の差が激しいというのが第一印象です。
二日間のうち、どちらも晴れていたのは4回でした。晴れているイメージがありますが雨の準備は必要そうですね。
最大雨量は2010年初日の78.0mm(平均)でした。
わたしが初めて朝霧JAMに行った年なのでよく覚えています。前日の夜中に都内を出発し、夜明け前に雨が降り出し、なんとかテントを張ったけれど疲労困憊でエンジンをかけた車の中でしばらく暖を取っていた記憶があります。

晴れた日中は半袖で快適に過ごせますが、日没とともにぐっと冷える印象です。標高がおよそ900mなので紫外線対策もしたほうが良いでしょう。
意外と鼻の頭や頬の高いところ、デコルテあたりが日焼けします。

最低気温はおそらく日の出前の時間帯です。焚き火を囲みながらお酒を飲んでいる時間は気にならないかもしれませんが、夜間は吐く息が白くなることもあるので重ね着しやすいアウターやブランケットなど羽織るものがあると安心です。

気温と雨量を見ると、晴れているときのほうが冷え込むようです。
放射冷却によるものだと思われるので、晴れ予報でも防寒対策はしていきましょう。

朝霧高原は字のごとく朝に霧が出ます。ダイヤモンド富士を拝む時間帯、キャンプサイトは朝霧に包まれ、夜露に濡れた草がきらきらと輝いてとても幻想的です。
湿度が高いので炭や着火剤など湿気って困るものはテント内やタープの下に収納するか、ダンボールなどをかぶせてから寝ましょう。
カメラなどの精密機器はジップロックとシリカゲルを持っていくと安心です。

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2011年の朝霧JAM ふもとっぱらで撮影

データ引用元:気象庁
気温は標高の近い山中湖、雨量は会場に一番近い白糸を参照しています。

就寝時の寒さ対策

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地面からの冷えで眠れないという声もよく聞きます。
キャンプをはじめた当初、500円で買った銀マット1枚で寝ていた頃は寒さと固さでなかなか眠れませんでした。あれから10年くらいかけて試行錯誤した結果ダウンマットに落ち着きました。
エアマットの中にダウンも入っているので断熱効果が通常のエアマットより高い!とアウトドア用品店の店員さんが熱弁していました。

寝袋は化繊とダウンがありますが断然ダウンをおすすめします。
・荷物をコンパクトにしたい
・寒いのが嫌
・今後もキャンプする
という方はぜひダウン素材のものを。

わたしはmont-bell(モンベル)のダウンハガー650 #5を使っていますが、これだと寒いです。
買った当時はフジロックと夏のキャンプしか想定していなかったため、秋キャンプには向いていません。せめて#3にしておけばよかったと後悔しています。
暑ければジップを開放して掛け布団として使えます。

余談。
この寝袋を買った理由がもう一つあって、当時付き合っていた彼といつかキャンプしよう!なんて話していて、連結できる寝袋なんてあるのか!と下心全開で先走って一人で購入したんですがお察しの通りです。
連結して使ったことは一度もありません。

そんなに高いもの買えない!というあなたへ
防災グッズのエマージェンシーシートは優秀です。
化繊の寝袋の中に持っている全衣類を詰めて、このシートにくるまって寝袋に入れば結構温かいです。
ただ、地面に直接触れる部分は断熱できないので詰め込む衣類を身体の下に配置するなどの工夫が必要です。
広げると随分大きいので雨具の代わりや敷物としても使えなにかと便利です。
手のひらサイズなのでバックパックに常に入れておくのもいいと思います。
チョリチョリうるさいので寝返りを打つたびにチョリチョリします。
わたしはこのシートを銀のチョリチョリ(銀チョリ)と呼んでいます。

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銀チョリ活用の様子(2011年朝霧JAMにて)

テントで快適に過ごす工夫

テント内に大きめのブランケットを敷いたり、季節や天気にあわせて調整しています。

秋キャンプ テントの床の層
1.グランドシート
2.テント
3.銀マット(Zマット)
4.ウール素材の大判ブランケット
5.ダウンマット
6.キルティングのブランケット
7.寝袋
※6、7は入れ替えて使うことも。

だいぶ厚い層ができています。
キャンプ初心者の頃は2、3、7でした。これだと朝起きた時に肩と腰が痛くてしんどいし寒い。
次に3のマットを500円の銀マットからTHERMAREST(サーマレスト)の黄色いZマットにしてみたものの歳を重ねると疲れが取れない。

荷物は増やしたくない、でも暖かく快適に過ごしたいという試行錯誤が始まりました。

テント内に敷く大判ブランケットはお正月のセールで安売りしていた無印良品のブランケットを使っています。
わざわざアウトドア用に新しいものを買う必要はありません。日常の延長で、普段から使っているものを活用すれば十分です。

お手軽なところでColeman(コールマン)のふかふかレジャーシートもおすすめです。
レジャーシートとしても申し分ありませんがこれをテント内に敷くとなかなか快適です。
日中外で使用して、裏面をさっと拭いてテント内に持ち込む一石二鳥な使い方、ほかにしてる人を見たことがないけどおすすめです。
便利すぎて10年前に買ったものはぼろぼろになってしまい現在は2代目です。

その昔、PENDLETON(ペンドルトン)に憧れていましたが高くて手が出ないまま月日が経ち、今は手持ちのもので満足しています。
高い。かわいい。高い。

湯たんぽもおすすめ
シリコン製の湯たんぽは温冷両方に使えて便利です。
お湯の力は絶大で、冬の間毎日使っていますが朝までホカホカです。寝袋に入れておけば暑いくらいかもしれません。
キャンプに持って行ったことはありませんがいつか持って行ってみようと思っています。

湯たんぽは低温やけどに気をつけてください。

不要(失敗)だった/持っていけばよかった

あくまで主観です。

不要(失敗)だった
・タートルネックのヒートテック
・ネックウォーマー
寒暖の差が激しいのでヒートテックは日中大汗をかいて夜は1枚だと寒く微妙でした。今年はコットン素材のインナーにします。
ネックウォーマーもヒートテック素材のものを持っていきましたが首が冷えることはありませんでした。

持っていけばよかった
・レッグウォーマー
・足用ホッカイロ
・手袋
・椅子用の座布団
地面からの冷えが一番印象的です。焚き火にあたっていない部位が冷えて座っているのがつらかったので、レッグウォーマーや足用のホッカイロを持っていけばよかったと思いました。座布団に関しても同様です。
手袋はダイヤモンド富士を撮るために早朝カメラを構えているときに感じました。持っていたら夜間も使っていたと思います。

以上、寒さに対する過去から現在までの試行錯誤のまとめでした。
体感は人それぞれですので参考程度にどうぞ。

アラサーの独身女です。 身も蓋もない人生をそれなりに楽しんでいます。 旅と写真と音楽に関することに興味があります。