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VWC第2戦 in ミラノ🇮🇹②

to the RACE

4/12(金)、約12時間かけてイタリアへ。現地からの時差を考慮し、飛行機の中は一睡もせず、この日は20時間程起きていました。眠気と戦いながら空港から電車を乗り継ぎ、1時間程度で行けるところを3時間かけ、なんとか滞在するホテルへ。

4/13(土)ポカポカ陽気の中、同じTeam Japanの立石祐子選手と合流。レース会場となるAllianz Tower周辺を視察。商業施設となっている会場は、土曜日ともあって賑やかでした。

タワーのデザイナーは日本人なんだとか。フォルムがとても美しく、見惚れてしまいますね^ ^

その後、どうしても行きたかったSTARBUCKS RESERVE® ROASTERY MILANへ。世界に数店舗しかない貴重なスタバ。世界の頂点に立つには世界の味を体感せねば!と、ミラノ大聖堂を横目に直行。本場のpizzaと共に美味しいコーヒーを堪能。


4/14(日)レース当日

朝6:30起床。レースは16:30からで時間的な余裕があったのですが、諸事情ありドタバタソワソワしていました。詳しくはチームメイトの立石選手に伺うか、直接お会いした方だけにお話します😎

土曜日とは打って変わりしっとりとした雨。気温も10℃に届かず、しっかり防寒して2km離れた会場へ。VWCの選手達が続々と集まって来ます。昨年ロンドン大会で仲良くなったIgnacio選手、Antonio選手、Mikel選手らスペイン勢🇪🇸と会話をしながら選手控え室へ。※寒空の下、1時間程待たされました

次のレースは?パリは?ニューヨークは?と、相手の出方を伺うような会話ばかりで、みんな世界の上位を狙っていることを確信。

その後14:30からブリーフィング。大会主催者からイタリア語でお話+英語での通訳があり、一度に3ヶ国語を勉強しているようで頭は混乱。まぁ、他の選手と一緒に行動してれば大丈夫かー🙆‍♀️と、リラックスしてウォームアップへ。

※今大会はISFよりドーピング検査が行われました。競技の規模が大きくなっている証拠です

国境を越えての交流

ウォームアップ

外は雨で気温も低いので、室内の大広間でジョグからスタート。湿気があるのかすぐに身体も温まり、10分程走ってストレッチへ。

股関節周辺と上半身を連動させるようなストレッチを中心に、"よく動く"ように関節を動かしまくります。単に筋肉を伸ばすストレッチは、高強度の種目には返って逆効果。私の場合は地面からの反発を垂直方向へ変えながら登らなくてはならず、筋肉はある程度緊張させて競技に臨んでいます。

更に、陸上十種競技をやっていた経験から他の選手より筋肉量が多く(その分神経も多い)、スプリント種目や跳躍系など爆発力を生み出すような身体の使い方を得意としています。多少の筋疲労をしても、爆発力を利用して身のこなしで登れるということです。※上手くいかないと極端なペースダウンがあるのでそこを改善したい...

そんなことから、筋肉からの神経伝達を促進させるよう、関節を効率よく動かせるようにウォームアップ+ストレッチを行います。

その後、空き時間を利用して階段エリアへ。手すりの感触や階段の高さや幅、奥行きなどを確認。1階上がるのにかかる時間、10階までの時間など、数値的な部分を予想タイムと照らし合わせ、最終的なプランを練ります。おそらくほとんどの選手がこの時間を利用して様々なことを考えていることでしょう。リラックスムードから、一気にピリピリした緊張感が階段エリアを包み込んでいました。

ウォームアップが終わり、この日の体調を初めて把握します。仕上がり度は60%ぐらい(ロンドン大会が95%)で、スタートエリアに行く準備をしながら最終的にどう登って行くか決める事にしました。

continue...


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