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投資という行為の本質的な意味

2024年4月18日(木)。今にも雨が振りそう。

以前「働いてもお金持ちにはなれない」話を投稿しました。正確には「働いてお金を得るだけではお金持ちにはなれない」ですが、とにかく基本的な部分はもちろん労働収入で賄うのですが、そのうちのいくらかを投資に回して「お金に働いてもらう」仕組みを作ることが大切であると。

このことについて、もう少し本質的な部分に触れてみたいと思います。

「働いてもお金持ちにはなれない」。なるほど、ほとんどの人にとってはそれだけでお金持ちになれるほど多くのお金を労働収入だけで得ることは難しいです。では、どうすればいいのか。ここが本質的な部分ですが、

「自分以外の世の中すべての力をお借りして資産形成する」

これこそが投資の本質であると思います。

もちろん労働も頑張ります(自助努力)が、世の中の皆さんにも助けていただく。「お金に働いてもらう」というのは実は自分本位なものの見方で、実際は「自分が投資したお金を通して、自分以外の世の中すべてに自分のために働いてもらっている」というのが真実です。

これは本来は都合のいい話なので、やはりそう簡単にお金が増えるわけではありません。ましてや短い期間でそれなりのお金を得るのは、そう考えること自体が間違いです。ただし投資に絶対はないものの、きちんとした対象にきちんとした計画をもって長期的視点で取り組めば、必ずや実りのある結果につながるものであり、そもそも世の中はそういう風にできているんだと思っています。

何年か先に自分の資産が100になったとして、そのうち30か40か、もしかすると半分以上は、この世の中の皆さんのおかげで実現した資産なのかも知れません。