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「うつを一人で抱え込まないで」 Nikki Webber Allen

Nikki Webber Allen(ニッキー・ウェバー・アレン)さんは,黒人の女性でエミー賞を獲得するなど大きな成功を納め,メディアにも多く露出している。大成功し何にも憂うことはないように思えるが,彼女は鬱病と全般不安障害を患っている。

数年前,鬱病と全般不安障害と診断された彼女は,ずっと誰にもそのことを打ち明けなかった。言わなかったのではない。言えなかったのだ。

鬱であることは弱さや性格の欠陥であると考え,人にそれを晒すわけにはいかなかった。
強くあることに固執し,特に彼女の場合は黒人であり,激しい差別を乗り越えてきた歴史を背負っていることが大きな足かせとなっていたのだ。

誰にも言えず消耗し続けていたある日,事件が起こった。
彼女の甥が,数年間に渡る鬱や不安障害の末,ついに自殺したのだ。
もちろん彼女は甥の苦しみを知らなかったし,甥も彼女の苦しみを知らなかった。
鬱を弱さと捉え,恥や汚名とした考えが苦しみをたった一人の心の中に閉じ込めていたのだ。

決して弱さを見せまいと,自分の感情を否定し続けたことが結果として自分を殺してしまう。
否定すると虚しさが生まれ,それを補完するために強くなろうとする。

「強くあろうとするとひどく疲れてしまう」

まさにその通りで,弱さを認めて誰かと助け合うことが必要なのだ。
誰かの手助けをし,誰かに手助けをされ。そうやって1人で苦しまないようにする。重荷は自分だけで持つといつか崩れてしまうのだ。

P.S
鬱病の治療を受けた患者のうちの70%は,治療を受けることで回復すると言われています。一般的な悩みだってきっと同じこと。
本当に苦しいなら,家族や友達,病院など頼れる人の元へ’行きましょう。必ず楽になると思います。


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