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木粉PPフィラメントでキーキャップを作る。

木質感のある3Dプリント!

自作キーボードにて使用するキーキャップを作っているのですがプラスチック(PLA,ABS)とは違う質感のキーキャップを作りたくなりWoodフィラメントを使いたい!と色々調べていたのですがSNSで木粉PPフィラメントの質感が良い!と聞き試してみました!

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木粉PPフィラメントは以下を使用しました。

圧倒的木質感を出せて詰まりにくい木粉PPフィラメント W418
http://nature3d.net/filament/w418.html

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3Dプリンタ:UP Plus 2
ノズル径:0.4mm
積層ピッチ:0.15mm
ホットエンド:160℃
ベット:45℃
にてプリントできました。

モデルのSTLファイルはこちら

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今回はこのモデルを使用しました。
DSA風 https://github.com/od1969/DSA

3Dプリント後に加工する。

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写真右側の側面を紙やすりで軽く研磨しました。
白くなるのはPLAや木と同じ、3Dプリント直後に研磨すると消しゴムのように削れる場合がありますが
常温で放置したり、1日置いてた後に研磨すると問題なく研磨できました。

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左:未研磨(3Dプリントのみ)
右:かるく積層痕は残る程度の研磨

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研磨後に水で洗う、徹底的に研磨するなどで白くなってしまうのをある程度防げますが
お手軽な方法として木工用の水性ウレタンニス(つや消し)や蜜蝋を塗布しました。

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左:未研磨(3Dプリントのみ)
左中:かるく積層痕は残る程度の研磨
右中:蜜蝋ワックスを塗布
右:水性ニス(つや消し)

私は蜜蝋ワックスを塗布した質感が好きです。

一般的なWoodフィラメントだとほぼPLAで色だけの場合も多いですが今回使用した木粉PPフィラメントは木に近い質感のため色々な加工が楽しめそうです。

Nature3Dさんと商品ページはこちら!

バイオ由来原料、非石油原料を使った. 3Dプリンタフィラメントの開発を行っているNature3Dさん
http://nature3d.net/

圧倒的木質感を出せて詰まりにくい木粉PPフィラメント W418
http://nature3d.net/filament/w418.html

この記事は

この記事は 2019/10/25 に ものづくりログ へ投稿した記事をnoteへ転記しました。