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おだぶんの「日々雑観」33 老いは必然的

こんにちは。おだぶんです。

今日はあいにくの雨模様です。空気もベタついて、夏っぽくなって来ましたね。間もなく八十八夜、暦ではもう夏になるんですよね。そう思うと季節が過ぎるのもあっという間、気が付けばエアコンは冷房モードに切り替えです。

月が変わりゴールデンウィークが終わると、私は55歳になります。とうとう還暦へのカウントダウンが始まります。人生光陰矢の如しです。
私ごとですが、3月辺りから膝の故障で痛みが取れず、歩くことすらままならない状態が続いております。
医者通いもしておりますが、膝に溜まっている水を抜くだけで、痛みとコキコキという異音は治りません。
ネットなどで調べましたが、関節の軟骨が挫滅している症状とほぼ一致、これは年齢や若い頃のオーバーユースが原因だという事で、もう治る事はないとのこと、五十半ばで歩行困難に陥るとは思いもよりませんでした。そう考えると街中で、お年寄りがツエを突きながら歩いたり、カートに掴まりながら歩く姿は決して人ごとじゃないんだなぁと、実感がさせられました。抗ったところでどうなるものでもなし、運命に身を任せるしかないようです。
 昨日ですが、近所に住んでいる先輩のお母様がお亡くなりになり、お通夜に行って参りました。先輩とは三十年以上の付き合いで、若い頃から飲みに行ったり旅に出かけたりの仲。元々は同じ職場で一緒に仕事をしていて、公私ともにお世話になっている人です。
その先輩の旧くからの友人たちとも、昔から一緒に遊んだりしてきたので、お通夜の席ではそんな仲間内で久しく顔を合わせることが出来ました。
先輩たちは皆私より四つ年長、私と同じ歳の人はもう一人いるだけで、皆還暦リーチの人たち。なので老け方は私以上でした。
皆の若い頃の姿も知っているだけに、その差異とスピードは私以上、まあ当たり前のことですが、驚くほどの老化ぶり。髪の毛は真っ白、顔はシワだらけ、肌はたるんでお腹もポッコリ‼️
しかしその先輩方に私は、「うわ髪の毛真っ白じゃん。誰かわからなかった」と言われてしまいました。
確かに自分も先輩方も、同じ時間軸を生きているんだから、歳の取り方は一分一秒同じなのは当たり前、先輩方がハイスピードで老けるはずもなく、先輩方を見て老けたと感じているのは、単に自分が四年若いという思い込みだけに過ぎない、それに気が付いて思わず笑ってしまいました。
歳を取ればもう四年くらいの歳の差なんて、全然関係なくなってしまうものなんですね。
確かに並んで写真撮ってみると、差異はほとんどありません。さすがにいつまでも若いとはもう思いませんし、アンチエイジングにも興味ないのでホッタラカシですが、自覚している以上に老いは進んでいるんだなと改めて思いました。
そう思えば膝の痛みは必然的なんですよね。
無理なフンバリはもう慎まなければ‼️

そう思ったお通夜の晩でした。

ありがとうございました😊😊😊

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