Hiroki_Odagiri

ディレクター/ 本や映像、広告、その他見たこと、感じたことなど、インプットの記録用。 …

Hiroki_Odagiri

ディレクター/ 本や映像、広告、その他見たこと、感じたことなど、インプットの記録用。 「きっと誰かのためになる」ということを信じて書いていきます。

最近の記事

書評10「デザイン思考が世界を変える」

【著者】 ティム・ブラウン 【個人的に印象に残った内容】 ・テクノロジーは進化し続け、それと同時にコモディティ化の連続である ・日本の鉄道は、乗客に景色届けるところまでデザインされているのかとふと疑問に思った。 ・デザイン思考のスキルは、実践から習得することが一番である ・直線的な思考は「順序」、マインドマップは「つながり」 ・必要なのは、実験を行い、リスクを冒し、能力を最大限に発揮できる社会的、空間的環境 ・共感、他人の身になること ・経験が細心の配慮を持ってデザインされ

    • 書評09「アイデアのつくり方」

      【著者】 嶋浩一郎 【個人的に印象に残った内容】 ・情報を散らかす ・情報は生き物 ・集める、寝かせる、放牧する、化学反応、アイデア ・カオスがクリエイティビティを産む ・FACT、OPINION、ANALYSIS、示唆・疑問、表現 ・情報源はメモする ・企画作業=情報の編集×ひらめき ・ギャップは爆発力 ・付箋、大事。貼りまくること ・見たものを一言で表現するトレーニング ・集中力より散漫力 【総評】 企画を考えるときの、考え方の参考になった。 ロジックツリーの考え方の

      • 好きな映像02「パリ・テキサス」

        【監督】 ヴィム・ヴェンダース 【感想】 セリフや言葉ではなく、映像の世界観だけでストーリーを伝える技術が素晴らしい。 音楽と映像で作られる映像的な違和感が絶妙。 会話シーンのモンタージュがすごく上手い。 ストーリーは、記憶喪失した男が、自分の家や家族、友人と再会し、自分の記憶を徐々に取り戻していく。そこには、男の希望や失意があり、最後に妻とも再会するが、、という物語。 #言葉では語らず、映像で感じる #映画好きには見てほしい #パリ・テキサス #ロードムービー #ヴィ

        • 書評08「17歳のための世界と日本の見方」

          【著者】 松岡正剛 【個人的に印象に残った内容】 ・現代は、関係の時代、関係が重要 ・人間は情報である ・日本も一つの国であるが、少しずつ異なった文化母型を持ち、独自の編集がなされている ・ジョージ・ルーカスは「英雄伝説」の母型を元に、橋田寿賀子は「シンデレラ」を元にシナリオを作っている ・人間文化を見るとき、何と何が組み合わさったのか、どこが強調されたのか、どのような場面、人物が加わったかで、どんな編集が起きたかを見る ・コスモロジー=その時代、社会で採用された宇宙観 ・

        書評10「デザイン思考が世界を変える」

          書評07「アート×テクノロジーの時代」

          【著者】 宮津大輔 【個人的に印象に残った内容】 ・チームラボ ー仲間と一緒にいたいで会社を作った ークライアント受注案件のみではなく、自主的に創作したアート作品は、今や大きな事業に成長している ー作品は常にアップデートされている ー「非言語が生む新しい価値」という考えもあり、高度なクリエイティブな仕事は、リモートワークに向かない ー遠近法の視点と、日本画の視点をデジタルに ・タクラム ーものづくりとものがたり ーユーザ自らがものづくりに関わる ースペキュラティブ・デザイ

          書評07「アート×テクノロジーの時代」

          書評06「元ルイ・ヴィトン顧客保有数NO.1トップ販売員の接客術」

          【著者】 土井美和 【個人的に印象に残った内容】 ・販売員という仕事は、「AIに奪われる仕事1位」 ・安い、便利、よりもあの人から買いたいと思う気持ち ・share、care、dare ・only oneのお客様であるというマインド ・自分の話をすると、距離が縮まる ・「顧客以上、友達未満」 ・三種の神器  お客様がみたいもの、その見たいものに関連するもの、あなたからのサプライズ ・他社商品の良さを知った上で、自社商品の良さを語る ・「未来」を提示し、背中を押す ・「買わせ

          書評06「元ルイ・ヴィトン顧客保有数NO.1トップ販売員の接客術」

          書評05「武器になる知的教養西洋美術鑑賞」

          【著者】 秋元雅史 【個人的に印象に残った内容】 ・ビジネスはアートに似ている ・西洋美術は、感性だけで楽しむものではなく、世界史の教養を持った上で鑑賞するべきだ ・印象派 モネ、ルノアール ・STEP1 表現で観る ・STEP2 史実で観る ・表現主義 ムンク ・キュビズム ピカソ ・感じるままに観ればいいの嘘 ・観たことを言語化する ・抽象美術は体験が狙い 【総評】 広告、デザインは、西洋美術の表現が起源であることに改めて気づかされた。 写実主義や印象派、バロック、抽

          書評05「武器になる知的教養西洋美術鑑賞」

          書評04「JALの奇跡」

          【著者】 大田嘉仁 【個人的に印象に残った内容】 ・再建ができたのは、稲森さんの全く疑いようのない純粋な善き思い、途方もないほどの愛があったから。 ・純粋な善き思いを貫けば、人の心に大きく響き、成功する ・謙虚さは魔除けだ 謙虚である限り、失敗することもなく、悪い人間はよってこない ・人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 ・人間として、何が正しいのか。 ・フィロソフィ教育(意識改革)、五人で三万二千人を変えた。 ・謙虚にして驕らず、さらに努力を。 ・現在は過去の努力の結果、

          書評04「JALの奇跡」

          書評03「ロジカルシンキング教室」

          【著者】 嶋田毅 【個人的に印象に残った内容】 ・そう、そうじゃないを明確にすること ・なぜ、だからで話を展開 ・ファクトに結びつける ・物事を明確にする癖をつける ・だから→結論、なぜなら→根拠 ・事実だけを元にしたロジックは、誰にでも思いつくつまらないものになる →将来を予測しながら意思決定をする ・今自分が何を考えるべきか考える ・全体を見て重要なモレがなく判断していること ・ロジックツリー、マトリックス、フロー図、関係図、仮説検証 ・3C 市場顧客、競合、自社 ・4

          書評03「ロジカルシンキング教室」

          書評02「感動経営」

          【著者】 唐池恒二 【個人的に印象に残った内容】 ・仕事は人を感動させる ・感動のない仕事は仕事ではない ・感動させる仕事は、思いと手間が全て ・全ての仕事は、ひとを元気にするためにある ・仕事ができるひとは感動できるひと ・スキを見せない緊張感は必要 ・管理職手当ては、「靴代」 ・怒っている相手にはまず近づく ・任せたら、任せきる ・九州新幹線開通CMの感動秘話 ・無茶振りを形にした、ななつ星 ・いい仕事は、たくさんの人を感動させる 【総評】 自分の仕事に対してのスタン

          書評02「感動経営」

          書評01「経済ってそういうことだったのか」

          【著者】 佐藤雅彦 クリエイティブディレクター 竹中平蔵 政治家 【個人的に印象に残った内容】 ・お金とは信用で決まる ・価値尺度、交換手段、貯蓄手段 ・株式会社の制度は資本主義の発明 ・ダウ平均は30社、日経平均は225社 ・消費と投資は、今ととるか未来をとるか ・人間はファジーな生き物 ・人間が考えるということは、抽象化すること。抽象化しないと、本質を考えることはできない。 ・ミッションステートメントが明確にならない企業は、マーケットでも成功しない。(主に投資や銀行で)

          書評01「経済ってそういうことだったのか」

          美術館01「STARS展:現代美術のスターたち」

          【場所】 森美術館 六本木ヒルズ 【感想】 作品数が少なめなので、少し物足りなさを感じた。 アーティストは超豪華なので、一点一点の作品には引き込まれた。 ・村上隆 一見、あの明るい世界観なのに、少し異様で、怖い印象もあった。それだけ村上隆のアートを突き抜けていると思った。 巨乳の女の子像は、オタク感がした。w ルイヴィトンとコラボした「SUPERFLAT MONOGRAM」の時から個人的には好きです。 ・李禹煥(イ・ウファン) 異空間にいるような感覚がした。壁の絵の色み

          美術館01「STARS展:現代美術のスターたち」

          好きな映像作品01「A Journey」

          【監督】 BRUNO AVEILLAN 【感想】 久々に検索したら、ディレクターズカット版が出ていました。 2008年のルイ・ヴィトンの「A Journey」の動画広告 https://www.youtube.com/watch?v=zTtpFmgBmTI 音楽とコピー、そして世界観が絶妙。最高。 何が良いではなく、なんか良い、の最上級。 不思議でエモーショナルな感じも良い。 当時学生時代、何が良いのかわからずでしたが、かなりリピートしてました。 詩のようなコピーもかな

          好きな映像作品01「A Journey」

          今まで考えたことがないことについて、考えてみる④「顧客とは何か。」

          顧客とは、「ユーザー」であり、 そこから「利用者」「リピーター」に分けられる。 満足度の高いサービスに対しての感動体験によって、 ファンになるリピーター。 その時止むを得ず、必要なものにお金を支払う利用者。 顧客とは、多面的なものなのである。 お腹が空き、仕方なく近くで食事をとる。 満腹し、満足した利用者。 スターバックスに立ち寄り、一杯のコーヒーを注文する。 コーヒーの香りが広がる居心地の良いオシャレな空間で、 たった一杯で良い時間を過ごすことができ、ファンになる利用

          今まで考えたことがないことについて、考えてみる④「顧客とは何か。」

          今まで考えたことがないことについて、考えてみる③「正義とは何か。」

          正義とは、人の感情であり、 人の人生において必ず変化するものである。 人によっての価値観や考え方が異なるこの世の中で、 正義が全て正しい、悪が全て悪いという考え方は存在しない。 テロを起こしたテロリストにとっては、家族を守るための正義だったかもしれない。 北朝鮮が日本海域に向けてミサイルを打ち上げた。 日本にとっては敵と捉えるが、北朝鮮にとっては正義の為だったかもしれない。 何かを守りたいという思いだったり、 自分たちが正義であると訴えたり。 「正義」に、正解はない。

          今まで考えたことがないことについて、考えてみる③「正義とは何か。」

          今まで考えたことがないことについて、考えてみる②「お金とは何か、資本主義とは何か。」

          お金、資本主義は、 より良い生活を創りだすために、必要不可欠なものである。 資本主義とは、自由な経済体制であり、価値を生む仕組みのこと、 そしてお金は、その「価値」に対して支払われる。 この資本主義によって、人が新しい価値を生み出し、自由競争が生まれ、 社会の利益が生まれてきた。 価値あるものは残り、ないものはなくなってきたのである。 そして「お金」は、その新しい価値、 「より新しいプロフェッショナルなもの」のための資本となり、そこには労働が生まれ、人が生きていくための

          今まで考えたことがないことについて、考えてみる②「お金とは何か、資本主義とは何か。」