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#759 「決めた理由」をメモっておくと、次はもっと上手に決められる

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、家族・仕事・自分、全部を大切にしたい人へ、オンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も一週間がスタートしました。
先月の「10年に一度の大寒波」とささやかれた日からすると、ちょっとずつ暖かくなってきた気がします。
私は週末、子どもに付き合ってもらって、推しの園芸店で草花を買って植えるという時間を満喫しておりました。
推しの園芸店が浜松市なのですが、すごく安いんですよね。
ベースの値段が安い上に、週末は全品20%オフとか、「大丈夫ですか?」というセールを展開されていて、セール期間中にもう一回ぐらい行きたいなと思っている今日この頃です。

#迷った時の決め方

そんな話はちょっと脇に置きまして、今日の放送は、またVoicyさんのハッシュタグテーマでお届けしたいと思います。
今日のハッシュタグは、『 #迷った時の決め方 』です。
このテーマでいこうと思うのですが、「迷ったときの決め方」、皆さんは何を決めるイメージですかね?
パッと思い浮かべると、例えば、「今日、何食べる?」とか、「どれを買う?」「どこに行く?」こういった迷った時というのは、日常にポンポンと出てくるのですが、この辺は私も、自分の「食べたい」「買いたい」「行きたい」直感を信じて選ぶようにしています。
これはたぶん皆さんも同じだと思うので、この辺はいいとして、今日の「迷った時の決め方」、何を決めるイメージかというと、「決断する」とか「選び取る」とか「意思決定する」、仕事の中だったり、キャリア選択だったり、ライフステージだったり、日々の生活の中で、「なかなか簡単には決められない」、「すぐに答えが出せない」こんなシーンをイメージしながら、「迷った時の決め方」を小田木所感ですがお伝えしたいなと思います。

こうやって問われて振り返ってみると、私は3つくらい迷った時の決め方で大事にしていることがあるなと思いまして、それは何かというと、一つは、悩むよりも考える
二つ目は、落とし穴に注意する
三つ目は、決めた理由をメモっておく
この3つが、私なりの迷った時の決め方で大事にしていることかなと思います。
小田木所感ですが、どんなことを考えているのか、それぞれ共有させていただきます。

悩むよりも考える

一つ目の「悩むよりも考える」ですが、どうしようと思った時って、つい頭の中で「どうしよう、どうしよう」みたいな感じで、ぐるぐる回っちゃうことはないですか?
さらに、「どうしよう、ぐるぐる」という状態の時は、「あれも心配だ、こんなことも起こるんじゃないか?怖い、不安、自信がない」こんな感じで、かなり感情が渦巻いている状態で、「どうしよう、ぐるぐる」という状態にはまっちゃうことがあるんじゃないかなと思います。
私もほっといたらあります。
なので、この状態じゃない状態に自分を持っていくのが、悩むよりも考えるというポイントかなと思っていまして、悩んで「どうしよう、ぐるぐる」というのは、感情中心になっちゃっているんですね。
頭の中が、不安な気持ちとか、恐れとか、分からないよー、みたいな感じで、いっぱいいっぱいになっちゃう。
なので、感情中心の頭の中を、考えるという状態、論理中心に持っていくことを意図的にしています。
悩むというのがぐるぐる状態だとすると、考えるというのは何かというと、論理的に整理をしていく感じですよね。
とりあえず手を使って書いたり打ったりしている状態をイメージしていただければと思うのですが、「いや、待てよ、そもそも何を考えたいんだっけ?」考えるべきことを書いてみるとか、「選ぶにあたって、要件は何だっけ?」とにかく価格重視なのか、それともこういう課題がクリアすることなのか、もしくは重要な関係者のAさんとBさんが同意することとか、こういった前提を書き出していったり、選んだ結果、何を達成したいのかとか、どういう状態になりたいのか、こんなことをとりあえず見える形で整理する
書き出していって、何を考えればいいのか、頭の中を整理整頓していく
こんな感じが、悩むよりも考えるというポイントかなと思っています。
なので私は、考えるときに頭の中だけでぐるぐる考えるよりも、書いたり打ったりしながら考えることを、結構スタンダードにしています。

落とし穴に注意する

二つ目が、「落とし穴に注意する」ですが、迷った時や決断が必要な時にはまりがちな落とし穴があるんですよね。
私もどっぷりはまりがちなので、ことさらに自覚して注意しているところなのですが、どんな落とし穴があるかというと、まずはこれです。

相手の希望する答えを読もうとする

相手の希望する答えを読もうとしちゃうんですね。
例えば、上司がいた場合に「上司は何を選んでほしいと思ってるのかな?」「上司はどんな答えを期待しているのかな?」こういうふうに読んじゃったり、相手の出方や反応をベースに決めようとしちゃう
「相手」と言っていますが、例えば、「世間的にはこうだよね」とか、「普通はこうするよね」みたいな、相手が固有の人格じゃなくて、世間とか普通とか一般常識みたいなことを前提に、「こう考えるべきだろう」みたいな感じで読もうとしちゃうのも、ここに含まれるのかなと思います。
これは要注意ですよね。

考えているようで、選ばない理由を考えてしまう

要注意の落とし穴のその二は、考えているようで、選ばない理由を考えちゃっているシーンはないですか?
私もありますよ。
「いやいや、これはちょっと難しいだろう」とか、「自分たちに合わないだろう」みたいな感じで、考えてるようで、実はあっちに行かないようにする理由を並べ立てているシーン、あると思います。
行かないほうが良いケースもあると思いますが、「もしかして経験したことがなくて不安だから、そういうふうに考えがちになっているのだろう、今の自分は」こういう自覚を持って、偏りがちな思考が修正できることが大事ですよね。

一人でずっと考えてしまう

三つ目の落とし穴は、一人でずっと考えちゃう
一人で考えても、なかなか試行が前に進まない時ってありますよね。
一人でずっと考えちゃうと、考えることにエネルギーを使ってしまって、頭や手が止まっちゃう
これがいわゆる思考停止状態だなと、自分でも自覚があるのですが、「一人でずっと考えちゃって、いろんなことが止まっちゃう」これはやっぱり落とし穴のその三かなと思いますので、こうなりそうだったら、いったん思考停止状態を脱却するために、壁打ち相手を見つけるとか、それについて対話する時間を意図的に作っていく、みたいなことができるといいかなと思います。
こんな感じの「落とし穴に注意する」が、ポイントの二つ目です。

決めた理由をメモっておく

最後の三つ目が、「決めた理由をメモっておく」ですが、私は三つ目がすごく大事だし、本当におすすめしたいなと思っているポイントです。
「決めた理由をメモっておく」のは、何のことはないポイントだと思うのですが、なかなかできないんですよね。
例えば、決断のプロセスでは、「掃除機は何を買う?」みたいなテーマがあったとして、選択肢が3つくらいあって、吸引力を優先したAなのか、それとも自動でやってくれるBなのか、それとも圧倒的に価格が安いCなのか、こんな感じでオプションを並べて、何らかの理由を立てて、どれかに選ぶじゃないですか。
決めた理由というは、選ぶ時に考えたこととか、最終的に意思決定のきっかけになったことをメモっておく
こういう感じです。
メモった理由というのが、なぜそれを選んだか?自分が理解して、さらに半年後とか一年後、実際に選んでその道を歩いた後、ここで振り返って評価ができることにもつながりますし、特にチームでの仕事においての決定だと、仲間にも「なぜそれにしたのか?」が共有できるのも、選んだ理由をメモするところになります。

何かを決めたことが、次の何かを決めるときに役立つ

選んだ後というのは、「わー、ここは想定外だったな」とか、「こういうところをもうちょっと考えて選べばよかったな」と、当然いろんなことを感じると思うのですが、当初、どういう考えをどういう順番でして、なぜそれを選んだかメモっていることによって、あの時はどこに目が向いていたのか? そして、どんな点についてもっと考えることによって、良い意思決定ができたのか?仮に結果が思わしくなかったとしても、選んだプロセスを生かして、次にもっと上手に選べるようになるというのが、「決めた理由をメモっておく」ことだなと思いまして、今日のテーマは、「迷った時の決め方」ですが、「決める」って毎日毎日、もしくは、毎週、毎月、何らかあると思うのですが、何かを決めたことが、次の何かを決めるときに役立つ、このサイクルを回せることが、人生において決め続ける私たちにとってすごく大事なポイントになるんじゃないかなと思っています。

私もまだまだ経験や思考力の面で、一回一回100点満点の決断ができるとは思っていないですが、でも、迷いながら決めるということを通じて、次の決定に役立つ経験をどんどん積んでいきたいなと思っています。

ということで、今日は「迷った時の決め方」を放送させていただきました。

このチャンネルでは、気合い・根性・長時間労働といった頑張り方、仕事の景色を変えていこう、これからのチームワーキングやキャリアにシフトしていこう、こんなコンセプトで、毎日にちょっと役立つ放送を平日10分でさせていただいてます。
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それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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