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#406 Being(状態)とDoing(行動)をセットで描こう

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、他人と比べない、自分だけの生き方、幸せを見つけられるオンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も新しいタイトルコールでスタートをいたします。
今週は、あきさんが考えてくれました。
あきさん、ありがとう。
他人と比べない」自己肯定感が下がっちゃったりだとか、自信が持てない、この根本的な要因って、誰かと自分を比較してしまって、劣等感を感じることだとか、「どちらができているか?優れているか?」そんな思考に陥ちゃうから苦しいんだというのは、頭ではすごく分かるんですよね。
でも、この「比べる」ということを手放すのって、かなり難しいと思うのですけれども、でもあきさんが、他人と比べずに自分にとって何が大事か?そういった軸が見つかったという体験が得られたのであれば、それはすごく大きな収穫だし、私たちもかくありたいなと思います。
今週は、このタイトルコールを使わせていただきます。
あきさん、よろしく。

腹落ちセミナー振り返り

今日は、先週開催させていただいたオープンイベントの小田木個人振り返り勝手にレビューをさせていただこうかなと思っています。
どんなイベントかというと、先週、私たちが毎月一回開催させていただいている90分腹落ちセミナーの12月開催を実施致しました。
人材育成とか、ダイバーシティ推進に係る方、もしくは、そういったテーマに関心のある方向けの毎月一回のオープンセミナー。
今回のタイトルは、【女性活躍への処方箋!疲弊させない組織づくり「ヘルプシーキング」徹底解説】。
ここでもヘルプシーキング。
こちらを今回の企画にさせていただきました。
オープンセミナーで、かつトークライブ方式なんですよね。
なので、毎回、お馴染み沢渡あまねさんと私で、参加者の皆さんも巻き込んで、わいわい進める感じのイベントになっております。
テーマが今月は、ヘルプシーキング。
「Voicyで聴いたので来てみました」という方もいらっしゃって、本当に嬉しかったです。ありがとうございます。
「参加してないけど」という方にも、私の勝手に個人振り返りから情報をお届けしたいなと、今日は放送してみようかと思っているのですけれども。

今回のイベントのポイントは、Voicyではお馴染み『ヘルプシーキング』に、『女性活躍』女性を含む多様な人材が活躍できる組織作りと、そしてもう一つ、頑張る人が疲弊しない組織作り、この二つを掛け合わせて紐解いてみようという試みでした。

全体で90分なのですけれども、前半はまず、問題提起ですよね。
「ヘルプシーキングってそもそも何?」、「それが多様な人材活躍、女性活躍のへの処方箋ってなんで言えるの?」、「女性活躍以外にもヘルプシーキングって、組織やチームが抱えるどんな問題の処方箋になるのか?」ここを紐解いて考えてみようというのが、だいたい前半の部分。
そして後半で、じゃあヘルプシーキングを実践しながら、多様な人材が疲弊せずに成果を上げられる組織をつくるための着眼点ってどんなもの?
これを『組織スキル』いわゆるチームや組織で実践する仕組みとか、仕掛けとか、空気作り、あと、『個人スキル』一人一人がどんなスキルを鍛えていくと、連携しながら上手に成果の出せるチームになっていくのか?という、この『組織スキル』と『個人スキル』に分解して、必要な着眼点をいろんな角度から考える。
こんな全体構成でした。

Being(状態)とDoing(行動)をセットで描こう

私が今回特に、「あー、やっぱりこれ大事だわ、刺さった」と思ったのが、このトークの中で、沢渡さんが「やっぱり実践には、BeingDoingが大事ですよね」そんなコメントをしてくれました。
BeingとDoing、沢渡さんは大学で英語を勉強してきたらしいんですよね。なので、今も英語を使って、働き方、ブランディングに関する講義をされることもあるというスペシャルな感じなのですけれども。
Beingというのは、状態
Doingというのは、具体的に何をするか、行動の部分
まずBeingを描いて、その上でDoingを描こう
『Being』例えば、心理的安全性の高い組織を作りたい。
『Doing』例えば、ヘルプシーキングを実践しよう。
BeingとDoing、これを組み合わせて描いていきましょうという発信をしてくれました。
「なるほど、これは確かに分かりやすいな」と思って、今日はこれを放送で取り上げさせていただこうかなと思ったのですけれども。

Beingの解像度を上げていく

どんなBeingかによって、やっぱりDoingが変わってくると思うんですよね。
Doingがないと、どんなBeingも実現しないという関係性にありますよね。
ということは、「ヘルプシーキングできるチームにしたいな」とか、「助け合えるチームでありたいな」と思った時に、これがBeingにあたると思うのですけれども、このBeingの解像度を上げていくと、さらに具体的なDoingが描けるようになるなって思いました。

例えば、同じように「助け合えるチームを作りたいですよね」と言っていても、自分たちのチームにとってよりよい助け合い、その助け合いによってどんなBeingを描きたいかは、チームによって違うと思うんですよね。
なので、Beingの解像度上げていくというのはどういうことかというと、例えば、あるチームでは「若手が抱え込んじゃって、それでは疲弊しちゃうから、早めにヘルプが出し合えるようなBeingを描きたい」というところもあれば、例えば、「私たちのチームはメンバーの年齢層が幅広くて、経験にばらつきがあるので、ベテランの経験や知識が若手にもきちんと共有されて、チーム全体のスキルが上がるような、そんな成長を助け合いによって描きたい」というチームもあるでしょうし、例えば、「育児、介護だとか、いろんな事情を抱えるメンバーがたくさんいて、みんな申し訳なさそうに仕事をすることになっちゃうので、そういったメンバーが生き生き、自信を持って仕事できるように助け合えるチームにしたい」という人もいれば、例えば、「今、会社が変革期にあって、これまでの仕事のやり方を変える必要があるのだけれども、なかなか掛け声だけではチャレンジできないので、みんなが失敗を恐れず、新しいことにチャレンジできるような助け合いのできるチームになりたいな」具体の量が多いですけれども、このぐらい自分たちにとって望ましいBeingの状態ってどんな状態なのか?
望ましい助け合いの形ってどんなものなのか?
解像度を上げて描いていくことによって、じゃあ具体的にそれを実現するためのDoingってなんなのか?という話が進んでいくのかなと思います。

ちなみにセミナーでは、『助け合えるチーム作りの着眼点』ということで、情報共有の観点、業務プロセスの観点、助け合える風土づくり、文化づくりの観点、全部で9つの着眼点一覧「Doing一覧」を参加者の皆さんに配布させていただきましたので、こんなところも参考になればいいなって思います。

一人で抱えずにチームのメンバーを巻き込みながらやっていきたい

ここでヘルプシーキングの観点で一つ言えるのは、「そうか、じゃあ解像度を上げていかなきゃな」とか、「Beingに対して具体的なDoingを考えていかなきゃいけないんだ」という取り組みも、リーダーや推進したいと思う人が一人で抱えないというのが、超超大事ですよね。
「自分が何とかしなければ」、「自分が考えて実施しなければ」と思っちゃうと、それもヘルプシーキングしていいんだよ。
なので、Beingの解像度上げていくというプロセスも、具体的なDoingを話し合っていくというプロセスも、一人で抱えずにチームのメンバーを巻き込みながらやっていけたらいいなと思いました。

セミナーが終わった後で、沢渡さんに「今日のBeingとDoingって、めっちゃ良かったですよ。私個人的に超刺さりました」という話をしたら、沢渡さんが、「あ、そうでしたか、よかった。あの場での即興だったんですけどね。」と言っていて、それに驚くという、そんなアフタートークもありました。
BeingとDoing、この二つに分解して解像度を上げていく。
いろんなことに使えそうですよね。

毎月、90分腹落ちオープンセミナートークライブを開催させていただいてまして、1月は『越境学習と多様な人材活躍』これをテーマに組み合わせながら、企画をしているところでございます。
たぶん年内にはオープンになって、また告知を開始させていただくのですけれども、このVoicyでも紹介させていただこうと思います。
今回お越しいただいた方、本当にありがとうございます。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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