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#825 仕事の速さは「判断の速さ」と「集中の速さ」のかけ合わせ

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も一週間がスタートしました。
4月最終週です。
この一週間が終わると、もうゴールデンウィークに突入しますね。
なかなかのスピードですよね。
そんな4月最終週の今日の放送は、Voicyさんが展開されているハッシュタグのテーマにもとづいてお届けしたいと思います。

#仕事が速い人

今日のハッシュタグは、『 #仕事が速い人 』です。
スピードって仕事に欠かせないなと思っている人は多いんじゃないかなと思います。
今日は、『#仕事が速い人』にもとづいて、私が考えることを共有させていただこうかなと思います。

仕事が速いというのは、まずどんなふうにとらえていいですかね。
超高速みたいなイメージがあるかもしれないですけれども、でも、適切な時間で、適切な品質と量の仕事を前に進められる、私はこのぐらいの前提の置き方でいいんじゃないかなと思います。
逆を言うと、適切な時間で、適切な品質と量の仕事をどんどん前に進めていく、これが結構難しいんですよね。
1テーマ1タスクだけだったら、それができる時があるかもしれないけれども、常に安定してパフォーマンスを出し続けるというのが、結構難しいと思うんですね。
コンディションも変わるし、対象となる業務もいろんな業務があるじゃないですか。ばらつきがある。
例えば、作業系もあれば、ミーティング系、調整系もあれば、企画系もある。
こういった複合的にいろんな対象がある中で、常に安定して適切な時間、適切な品質と量で仕事を前に進めていけるって、これがたぶんリアルに存在する「仕事が速い人」だと言えるんじゃないかなと思います。

そして、なぜ私たちは「仕事が速い人」というキーワードに、ちょっとキラキラした憧れを抱くかというと、限られた時間で手応えを持って仕事を進めていくために、必須のピースなんですよね。
私もスピードを切望してやまないなと思います。
だからきっとこのハッシュタグなんでしょうね。

仕事の速さは「判断の速さ」と「集中の速さ」のかけ合わせ

ここからは小田木所感ですが、仕事が速い人というのは何が速いのか?ここを分解してみようと思うのですが、私は判断の速さ集中の速さ、この二つの掛け合わせじゃないかなと思います。
判断の速さと集中の速さ、もちろんこれ以外もあると思います。
ひらめきの速さとか、資料編集のスピード、計算の速さ、いろいろあると思うのですけれども、でも今日は判断の速さと集中の速さの二つに目を向けてみることを提案したいなと思っていまして、まず判断の速さというのは、一つ一つ判断していくスピードがあるということなのですが、判断が遅いのはどういうことかというと、「うーん、うーん」と考えちゃって、これに時間を膨大に費やしてしまっている。
これが全体としてのスピードを極端に足を引っ張っているんじゃないかなと思います。

もう一つは、集中の速さなのですが、これは何かというと、集中するまでのスピードがとにかく速くて短い。
これが、安定して、ばらつきなく、仕事の速度を上げていく上では欠かせないと思います。
私たちの時間を無駄に浪費してしまうことの中に、集中するまでの時間が長くかかっちゃう。これも結構あると思うんですよね。
いろいろ散らかっちゃっていて集中ができない。情報が整理できなかったり、状況が的確に把握できなかったり、それによって頭の中が結構散らかった状態になっちゃっている。
これが、集中するまでの時間が長いですよね。
「あの資料を作らなきゃいけないな」と思いながら、手をつけ始めるまでにめちゃくちゃ時間をかけてしまうとか、手をつけ始めたとしても、いろんなことが気になっちゃったり、手をつけたはいいものの、どう進めていいのか分からないみたいな。
集中する以前の状態で、ここに膨大に時間がかかってしまう。
こういうことがちょいちょいあるだけで、仕事全体の時間の中での浪費量は半端がないと思うんですよね。
なので、集中の速さが仕事の速さに大きく影響するという考え方です。

意識とトレーニング次第で、誰でもスピードを上げられる

私は判断の速さと集中の速さというのは、意識とトレーニング次第で、誰でもスピードを上げることができると思っているんですよね。
例えば、パワポの編集がめちゃくちゃ速い人もいますけれども、こういうのは個性であり、特技であり、みんながすべてそれを速くするのは難しいと思うのですが、判断の速さと集中の速さを引き上げるというのは、どんなタイプであっても、万人に平等。意識してトレーニングすることで、格段にスピードを上げることができる
なので、この二つを上げているという背景があります。

今日は、判断の速さを取り上げていこうと思うのですが、「仕事のスピードを上げたいな」という、割りとざっくりとぼんやりしたテーマを、「素早く判断してみよう」このぐらい具体的に置き換えてみると、イメージがしやすいと思います。

例えば、分からないことがあるとするじゃないですか。
分からないことを素早く判断するというのはどういうことかというと、分からないことというのは、その時点で聞かずに分かることか、聞かないと分からないことなのか、この二者択一なんですよね。
時間をかけても、これって変わらないと思うんです。
なので、分からないことがあったときに、「うーん、うーん、もう少し自分で考えてみよう」と思うのではなくて、その時点で聞かずに分かるのか、聞かないと分からないのか判断する
ここで判断が出てきますよね。
聞かないと分からないとしたら、じゃあ、いつ聞くの?今、聞くのか?それとも、別のタイミングで聞くのか?聞くとしたら、何を誰に聞くのか?
こういうことを判断していくというのが、まさに判断のスピードを上げるということですよね。

他には、やらないといけないことがある。
「どこかでやらないとな」と思ったまま頭に置いておく、これは判断していない状態ですね。
やらないといけないことは、今、やらなかったとしても、いつやるのか決める。何時間かけてやるのか決める。やる時間を確保する。
判断の連続だと思いますので、そんなふうに考えます。

他には、決められないという状況も、仕事の中でたくさん出てきますよね。
「あれ、どうしよう、決められないな」これも、今、ある情報で決められるのか?それとも、情報が足りなくて決められないのか?これはその時点でいずれかでしかないと思いますので判断する。
仮に情報が足りなくて決められないのだとしたら、足りない情報は何か?を判断するとか、いつ集めるのか?どう集めるのか?を判断する。
その上で、いつ決めるか?決める。
こんな感じのイメージですよね。

まずは「判断していない状態をなくしていくんだ」と決める

こうやって分解すると、めちゃくちゃ具体的じゃないですか。
「仕事のスピードを上げたいな」これってめっちゃ大きなテーマでぼんやりしているのですが、素早く判断してみよう、判断していない状態をなくしていこうというのは、誰でも、いつからでもできると思うんです。
判断というのも、最終判断というレベルじゃなくて、もっと小っちゃい小っちゃい判断なんですよね。
とにかく「うーん、うーん」という状態をなくしていく。
その時点でできる判断、例えば、いつやるのか決める。どうやって進めるのか決める。もしくは、どこまでやるのか決める。誰に確認するかを決める。先送るのか、今、着手するのか決める。助けを求めるのか、求めないのか決める。
こういうことなんですよね。

今日のテーマに戻ると、「仕事が速い人」というのは、とにかく判断が速い、そして判断していないという曖昧で漠然とした状態がない
これが、仕事の速さの根源にあると思います。

もし、「じゃあ、ここから判断していこう」と思った場合に、いきなり何でもかんでも判断をできるようになるというのは難しく感じるかもしれないですけど、とにかく判断するんだ、この意思を頭に置くだけで全然違うと思いますし、「判断するのだ」という意思が頭に置かれると、今まで全然無自覚だった判断していないぼんやりした曖昧な状況に気付けるようになっていくので、これだけでも劇的な変化になるんじゃないかなと思います。

判断のスピードを上げていくというのは、まさに腹筋と同じようなイメージのトレーニングなので、一回やっただけでは「なんかどうかな?」と思うかもしれないですけど、「判断するんだ」「判断していない状態をなくしていくんだ」と思っていることによって、毎日、腹筋を続けていて、気付いたらおなかが割れていたという状態ができていくと思いますので、まずは「判断していない状態をなくしていくんだ」と決めていただけると、すなわち一歩を踏み出していることになるんじゃないかなと思います。

集中の速さについての過去放送紹介!

今日の放送は、『#仕事が速い人』にもとづいて、それって判断の速さと集中の速さだよねということで、判断の速さを取り上げたのですが、じゃあ、集中の速さは?と思うんじゃないですか。
こちらは、過去放送でまさに集中の速さを引き上げるための放送回があります。
#608 頭の中の「あれもこれも状態」を片付けるシンプルな方法』ここに集中の速さを上げるためのエッセンスがギュッと凝縮されておりますので、ぜひこの放送からはしごをして、こちらも聴いていただければと思います。
チャプターにリンクを貼っておきます。

集中の速さというのも、分解してみると、判断の速さとリンクしているんですよね。
そういう意味でも、相乗効果があるんじゃないかなと思います。
仕事の速さ、これは一生ものの資産だと思いますので、ベリーベーシックな基礎体力になるかと思いますが、判断の速さと集中の速さをみんなで磨き合っていきましょう。
最後までお聴きいただきありがとうございます。
それでは、今日も一日よい日にしましょう。

チームワーキングで仕事の景色を変えよう。「スクラ」オープン説明会やります!

皆さま、失礼します。
ばっちり終わりのコールをしたところですが、今日は大事なアナウンスチャプターがあることを忘れておりました。

今日、皆さんにお届けしたい情報は何かといいますと、このチャンネルのタイトルコールでお伝えをしている「チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアをもっと持続可能に」このコンセプトで、企業の外に出て、いろんな職種・業界の仲間と一緒に、チームで成果を上げるためのビジネススキルをがっつりゲットして、私で言うところの、気合い・根性・長時間労働という頑張り方や勝ちパターンをアップデートしよう。
そんなコンセプトの、私たちが運営するオンラインスクールスクラのオープン説明会が、今週、開催されます。
4月26日水曜日、1時から4時半です。
タイトルが、『仕事の景色を変えるスキルを、すべての女性へ ~”気合・根性・長時間労働”に依存しない仕事のやり方を身につけよう!~』こんなコンセプトで、どんな学習体験ができるのか、何が手に入るのか、そしてどんな場で、どんな仲間がいるのか、こちらのリアル情報を渡す場が、スクラのオープン説明会になります。
カジュアルな場ですので、「ちょっと興味があるわ」とか、「一体どんな取り組みをしているのか知りたいわ」そんな参加を大歓迎しております。
私個人は特に、気合い・根性・長時間労働の勝ちパターンを変えていく必要があるなと痛切に思ったのは、ライフイベントを迎えた後でしたので、まさにそういうタイミングで、「これから10年、20年、仕事をおもしろくしていくためのスキルのアップデートをしたいな」そんな関心のある方は、ぜひ来ていただきたいなと思います。
ということで、今週開催のオンラインスクールスクラのオープン説明会のリンクも貼っておきます。
興味のある方、ぜひ来ていただきたいですし、絶賛お待ちしております。

今度こそ最後です。
皆さん、最後までお聴きいただきありがとうございます。

明日もVoicy放送でお会いしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜
び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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