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【事業】小高パイオニアヴィレッジ

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「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」 一度は原発の避難指示区域になった福島県南相馬市小高区を、地域課題や資源を活用した事業創出で再生するコミュニティの拠点となる、… もっと読む
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再生と創造のシンボル「小高パイオニアヴィレッジ」とは?

福島県南相馬市小高区に立つ、小高パイオニアヴィレッジ。(以下OPV) グレーで無機質なコンクリートと半透明の壁を持つ一見不思議なその建物では、どんな活動がなされているのでしょうか。 本記事では、OPVの歴史やそこにいるコミュニティを紹介したいと思います。 株式会社小高ワーカーズベースについて「自立した地域社会を実現する」をビジョンに、2014年2月、和田智行(わだともゆき)により創業されました。 福島県南相馬市小高区は、東日本大震災に伴う原発事故により、2016年7月まで

【イベントレポート】ジャズ&サックスの音楽ライブが開催されました!

先日、小高パイオニアヴィレッジにて初の音楽ライブが開催されました! プロデューサーは森の音楽ホールを立ち上げるべく小高にやってきた小野さん。 先週はご自身でトークイベント”WHO AM I”でも登壇されていました。 今回お招きしたのは、小野さんが世界一周をともにしたヴァイオリニストのNanacoさんと、小野さんの音大時代の同級生であり、Nanacoさんの参画されるバンドメンバーでサクソフォニストの橋本さんのお二人。 Nanacoさんはベルリンよりはるばるお越しくださいま

【イベントレポート】WHO AM I? ー何者かを語るイベントー #4 奏でる森のパイオニズム

🎷はじめに 世間ではゴールデンウィークが明け、なんとなく休日気分が抜けきらない頃、ここ小高ではまた一人パイオニア精神を持った人がマイクを握り、小高の民に向けてその魂をむき出しにしてくれました。 ご存知、-何者であるかを語るトークイベント-WHO AM I?の第4回目が開催されました。 過去に開催されたWHO AM I?のイベント記事はコチラ! 今回の登壇者はネクストコモンズラボ南相馬(地域おこし協力隊)として昨年の10月に着任した小野雅也(おの•まさや)さん。 今回

【イベントレポート】WHO AM I? ー何者かを語るイベントー #3 新卒ファッショニスタのパイオニズム

過去2回開催し、好評を得ている「ー何者かを語るイベントーWHO AM I?」の第3回「新卒ファッショニスタのパイオニズム」が4月24日(水)に開催されました。 ▼過去2回のイベントレポートはこちらから 登壇者は岡崎 拓未さん。この4月より小高ワーカーズベースに新卒で入社し、小高パイオニアヴィレッジの運営を担当しています。 今回は、これからお世話になる小高やOPVのコミュニティのみなさんに、ご挨拶も兼ねて自分を知ってもらおうと実現しました。 野口のファシリテーションのもと

イベントレポート「ニューカマー歓迎DJナイト」

新年度を迎え、ここ小高にまた新しい風を運んでくれる人がやってくる季節となりました。 去る4/11、小高パイオニアヴィレッジにてニューカマー歓迎DJナイトを行いました。 DJナイトは過去3回行われ、今回で4度目になります。今回最大の見所は初のVJ(video jockey)が参加し、コワーキングスペースが本格的なクラブに大変身したところです。 フロアを沸かせたのはお隣浪江町で定期開催のDJ練習会「CLUB-6」でのDJメンバーたち。40名近くの地域住民が集まり、音と光に包

小高パイオニアヴィレッジ5周年記念イベント後編:第二部 トークセッション レポート

さる3月2日、小高パイオニアヴィレッジ5周年トークイベント「地域の創造性と建築〜小高でなぜ連鎖的プロトタイピングが起こるのか〜」が開催されました。 本記事はそのイベントレポート後編 第二部 トークセッション 編になります。 第一部のまちあるき偏のレポートはこちら はじめに:OPV5周年の御礼小高パイオニアヴィレッジは2019年にオープンした、コワーキングスペース・ゲストハウス・ガラス工房を複合した拠点です。 地域の起業家を中心とした事業創出の拠点としてはじまり、現在は外

小高パイオニアヴィレッジ5周年記念イベント前編:第一部 まちあるきレポート

さる3月2日、小高パイオニアヴィレッジ5周年トークイベント「地域の創造性と建築〜小高でなぜ連鎖的プロトタイピングが起こるのか〜」が開催されました。 本記事はそのイベントレポート前編 第一部のまちあるき編になります。 第二部 トークセッションはこちら はじめに:OPV5周年の御礼小高パイオニアヴィレッジは2019年にオープンした、コワーキングスペース・ゲストハウス・ガラス工房を複合した拠点です。 地域の起業家を中心とした事業創出の拠点としてはじまり、現在は外から相双エリ

【イベントレポート】WHO AM I?〜何者かを語るイベント 〜 #2 野球部式営業のパイオニズム

去る2月26日、前回好評を博した「-何者かを語るイベント-WHO AM I?」の第2回「野球部式営業のパイオニズム」が執り行われました。 登壇者は本村俊樹さん 今回のチラシがこちら。 フォーマットは前回と同じですが、本村さんから漂う爽やかな雰囲気をイメージしたカラーリングにしてみました。(前回のイベントの様子はこちら) 弊社ガラス工房で営業を務める本村俊樹さん。 自身に焦点が当たるイベントは初めてだとか。やや緊張の面持ちでした。 今回の本村さんの登壇は前回のイベント発

【イベントレポート】WHO AM I?〜何者かを語るイベント 〜 #1 東京脱出俳優のパイオニズム

1月19日、俳優の久留飛さんによるトークイベント「WHO AM I?〜何者かを語るイベント 〜 #1 東京脱出俳優のパイオニズム」が開催されました。 秋からOPVのスタッフもされている久留飛さん。俳優という職業や、なぜ浜通りへ来たのかなど、彼の本性に迫ります。 イベント背景は、彼の切実な声から。まずは、チラシをご覧ください。 「アイツこの辺でよく会うけどぶっちゃけ何やってる人なの?」 非常に当事者性の高い一言です。 このエリアは非常に多様な人流があります。 ・旅行・観

【イベントレポート】gwai.の服飾ワークショップ〜大蛇伝説に魅せられて〜

経済産業省によるハマカルアートプログラムの一環で、服飾作家gwaiさんによるワークショップが開催されました。 小高には「大蛇伝説」という伝承があります。 沼地の蛇が一帯を沼地に沈めようとすることを知った琵琶法師が、命と引き換えにお殿様に報告したことでこの地の平穏が守られた、というお話です。 詳細は小高観光協会のHPからマンガ形式でご覧になれます。 桃内地区にある大悲山をはじめとする伝承にちなんだ地名が多数あることや、伝説にちなんだ地域の商品があることからインスピレーシ

【新スタッフ紹介】OPVにスタッフが仲間入りしました!

Q:これからインタビューを始めます。 まずプロフィールを教えてください。 久留飛 雄己(くるび ゆうき)です。 1990年6月18日生まれ、福島県福島市出身33歳です。 劇団青年座に俳優として所属しておりまして、10年ほど東京に住んだ後、ここ福島県南相馬市小高区に2023年4月移住してきました。 俳優活動に関して詳しく知りたい場合、僕の個人サイトもあります。 よければご参照ください。 ページはこちら Q:俳優ですか。とてもユニークですね!もう少し活動について教えていただ

【イベントレポート】シェアリングエコノミーMeetup!In福島 を開催いたしました。

こんにちは! 小高パイオニアヴィレッジのコミュニティマネジャー野口です。 さる12月12日 一般社団法人シェアリングエコノミー協会東北支部様とタイアップし、トークイベントを開催いたしました。 5月に石巻にて開催された、東北支部第1回ミートアップイベントに続き、第2回として、今回の開催です。 この地域の現在地を「シェア」を通じて捉え直しつつ、新たな活動につながる機会となりました。 会のイベントレポートを簡単ながらに共有いたします。 開催の背景:日常動作について、捉え直す。

コミュニティマネジャーによる大阪コワーキングスペース視察 紀行録

こんにちは。 小高パイオニアヴィレッジのコミュニティマネジャー野口福太郎です。 今回は大阪のコワーキングスペースに行ってきたので、その報告となる紀行録を記します。 今回の視察背景 普段は福島県南相馬市にある小高パイオニアヴィレッジのコミュニティマネージャーとして、「迎え入れる側」としての動きをしています。 この場所は、東日本大震災による原子力災害の影響で一度は避難指示区域となり、社会がゼロリセットされてしまったエリアです。 私たちはそのエリアを、100の課題から100

【開催レポート】第2回スモールステッププロジェクト報告会

本イベントは、9月30日(土)に開催された報告会のレポートとなります。 6月末から9月末まで、自身のプロジェクトを企画・実行してきた8名の参加者の皆さんに、この3か月の歩みを発表していただきました! 当日は、24名の方にご参加いただきました! <概要> ・タイトル:浜通りスモールステッププロジェクト報告会 ・日程:2023年9月30日(土)18:00~20:00(受付開始17:30) ・場所:小高パイオニアヴィレッジ+ZOOM配信 ・参加料:無料 ・視聴者:どなたで