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農業が主産業の一つである高知県で起こる信じられない県庁職員の言動

この数日は借りた農地の地主に年に一度の借地料を払っていた。
すると、複数名の地主関係者から、
変な話を聞いた。
あの土地は
高知県の県道工事のための残土処理場になるので
借地料はいらないという地権者の家族の話だ。

一人は地権者の奥さんとかいう人で、
過去には見たこともない女性が私の知っている地主の家にいて、
主人は亡くなったし、人に貸した話は聞いてないので、
借地料は受け取れない。
と言う。

もう一人は前から知っている地権者の奥さんで、
普段なら受け取るのになんか受け取ろうとしない。

「私も忙しいので、できれば、支払いを済ませたい」
というと
「その金はいらないから土地を戻してはどうか」
という。
「契約は10年だから、
その間はそちらからは解約できない。」
というと、様々な文句を言ってきた。

ご主人が帰ったので、借地料を渡した。

しかし、農地を見に行ってびっくり。

私が借りているはずの土地は
作物のレモンは切り倒され
草刈り機で刈ったか
除草剤を撒いたような
抹茶色の大地に変身していた。

私の借りていた棚田5-6枚を中心に
その上下が
その谷に沿って
他とは違う風景になっていた。

ええっっっっっ?

私は須崎市の農業委員会を通じて、
利用権を10年設定しているはずだ。

何かの手違いかも知れないので、
2024年4月1日13時25分、須崎市の農業委員会に出向いた。
職員は、15分ほどして、農地ナビの地図をプリントしたものを持ってきて、
私のレモン園は確かにその変わり果てた風景の中心に記録があった。
ところが、

その管轄は農業委員会でなく、農林課だというので、
13時40分、どういう状態か確認すると、
14時00分、えらい時間をかけて、やはり私の利用権は有効だという。

次に建設課に行った。
そこでは、県道の新トンネルの話は全員知っていたので、
「その農地の手続きは須崎市がしたのか」と聞くと、
「あれは県土木事務所が全部やったことで、
市は関与してない」
という。14時05分

私は車で移動し、14時07分、
須崎土木事務所の新トンネルの担当者に会った。
道路建設課 道路第一担当 今橋真二氏が、
若い部下を連れて二人で、私の応対をした。
部下はメモをとっている。

私は一連の説明をし、
「高知県には特別に利用権者を無視して良い制度でもあるのか」
と聞いた。
との問いに答えず、
「地権者には話をして合意をとった」と
利用権者の私(の会社)のことを無視する。

「今まで文句を言われたことはない」
とまで言う。

私は
「こんな被害に遭った他の関係者は
お役人様に逆らっても仕方ない

泣き寝入りする
ことを前提に
仕事をしているのか?」

「過去にどんなクレームや苦情があったか
データベースを見ればわかるだろう?」

と言うと、
「そんなデータベースはない。」
と彼は言う。

「へー、今までなんの間違いも犯さないすごい職員集団なんだ」
と感心しながら、

「君では無理だろうから判断のできるものから答えをもらえないか?」
と言うと、
「検討して返事する」
というので
「それはいつまでか?」
聞くと
「数日から1週間はかかる」
と言う。
「わかったから、今日中に途中経過を知らせてくれ」
と言うと、渋々
「今日中に連絡する」と言うので
それを私のメモ帳に自筆で書かせて部屋をでた。14時26分

そして、16時41分、電話があった。

向こうの答えは
「県としては全て合法的で、
なんの落ち度も無いと考えている。」
であった。
「へー、それが公式見解?」
と念押しすると
「そうだ」
と言うので、
「分かった」
と言って電話を切った。

16時59分、高知県庁道路課に電話した。

担当のM氏に
まず、残土処理の土地を農地で確保する場合の
1 地主
2 利用権者
についてそれぞれ一般論を聞いた。
担当者M氏は、
当然、1にも2にも連絡を取り、交渉するという。

では、県内の土木事務所によって、あるいは建設目的などによって
例外があるか聞いた。
「無いだろう」という。
私は、「あなたの想像ではなく、制度としてはどうなのだ?」
と聞くと、
「無いはずだ」
と言う。

そこで、
今日の須崎市役所と須崎土木事務所のやりとりを説明し、
須崎市役所は本件に関係してないし、
須崎土木事務所からは手続きに問題はなかったとの返事があったことを伝えた。

M氏は、調べて連絡するという。







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