Claude3に頼んでこの記事を翻訳してもらいました。
妙に真新しいお寺だと思っていたら火災を経験していたんですね。

タオサック寺

タオサック寺は、タオサックとも呼ばれ、リンソン寺という別名もある。16世紀から存在し、ハノイ市タイホー区ニャッタン坊のラック・ロン・クアン通り386番地にある。
『タイホー誌』と『昇竜古跡考』によると、この寺院は、チャン・ニャン・トン王（在位1279-1293年）の第7王子ウィリンラン王子（リ・タイン・トンの皇子でVoi Phuc殿などに祭られているリンラン大王とは別人）に関係がある。幼少期、王子は母のチェウミン夫人とともにニャッチェウ坊（現在のハノイ市タイホー区ニャッタン坊）に住んでいた。王子は何度も出家を志願したが、両親の許可が得られなかった。王子は湖のほとりに小さな家を建て、読書の場所とし、友人たちと文武を磨き、ボートで月を楽しみ、詩を詠んだりして、政治とは距離を置いていた。チェウミン夫人が亡くなると、王は祠堂を建て、「昭聖殿」と名付けた。

1285年、元が3度目の侵略を仕掛けてきた時、リンラン王子は旗を立て、民兵を募り、王に出兵して敵を討伐することを願い出て、多くの戦功を立てた。凱旋した王子は、褒賞を受けることなく、ヴァンホー寺に籠もって瞑想した。王は功績を称え、ザムダム大王の称号を授けた。大王が亡くなると、人々は位牌を昭聖殿に安置し、正神皇として6人の友人とともに祀った。一方、湖のほとりにあった読書の家の跡地には、村人たちがウィリンラン王子の活動の痕跡を記念して草庵を建てた。

後黎朝初期、現地の人々はウィリンラン王子を祀る草庵の跡地に寺院を建立し、タオサック寺と名付けた。16世紀末、中国で修行してきたトゥイグエット師（通覚と号した）が、曹洞宗を広め、タイホー周辺の寺院で弟子たちに伝授した。その後、タオサック寺は華厳経を宗旨とする華厳会の活動拠点となり、会員の親族の供養を目的としていた。

この寺は、タオサックとも呼ばれ、霊山寺という別名もある[1]。古くから「霊山道」がベトナムに伝わり、三教（仏教、儒教、道教）が融合した特徴を持ち、多くの王や貴族に信仰されていた。2013年9月1日、タオサック寺の浄土霊山道場が寺で発足式を行った。現在、タオサック寺霊山道場の放生会は、毎月1日（旧暦）に定期的に開催されている。
2011年1月27日の朝、三宝殿の全体（150平方メートル）が突然の火災で全焼した。幸いにも多くの仏像は間一髪で外に運び出すことができた。その後まもなく、住職のティック・グエン・ハイン上座は、各地の仏教徒とともに功徳を募り、旧来の建築様式で再建した。
タオサック寺の正門は、ラック・ロン・クアン通りに堂々と立つ2階8棟の山門で、右側には史跡の等級を記した石碑がある。市がホータイ湖畔に護岸と道路を建設したため、そこにある多くの民家が修繕され、方向を変えたり、新たに門を開いたりした。タオサック寺は、本堂、祖師堂、食堂、母屋などの建物を修復・拡張し、ホータイ湖を望む鐘楼を建て、隣に自動車用の鉄門を設けた。

湖畔を遠くから訪れる観光客は、新しく建てられた3層12棟の高くそびえる鐘楼を見ることができる。東南に向かって開いた門のような四阿のようだ。門を入ると、伝統的なコの字型の構造をした三宝殿の前の広い中庭の真ん中に假山がある。前殿の左手には、白い石で彫られた立像の観世音菩薩が露天の蓮華座に立っている。右手を天に向けて印を結び、左手に甘露を注ぐ水瓶を傾けている。
寺院の敷地内には、墓塔が整理されて庭園の向かいに並んでいる。現在、寺には42対の対聯（39対の漢詩の対聯と3対の字喃の対聯）、23枚の扁額、2つの鐘（1つは1822年の明命3年に鋳造）、29枚の石碑（成泰から保大の年号、1889-1945年）、40体以上の立像（そのうち3体は18世紀後半に作られた三世仏）が残されている。
寺の前の柱に彫られた2対の古い対聯があり、音訳すると以下のようになる。

「曹洞風清天古名嵐光有永／西湖明月四時景致映無辺」
意訳：
曹洞の涼風、千年の名所は永遠に輝く／西湖の明月、四季の景色は際限なく映る
「秀水奇山曹洞長留天古跡／春台寿域禅林別占一湖天」
意訳：
美しい川と奇岩、曹洞は永遠に古跡を留める／春の台と長寿の地、禅林は一湖の天を占める

注目すべき遺物の中には、次のような石碑がある。保大年間辛巳年（1941年）に和尚のファン・チュン・トゥが建立した「霊山寺記念碑記」（霊山寺の記念を記した碑）、コット村のクック・フォンことホアン・トゥック・ホイが保大8年（1933年）に作成した「旧曹洞華厳会碑記」（古いタオサック寺の華厳会について記した碑）と「霊山寺華厳会碑記」（霊山寺の華厳会について記した碑）の2枚である。
1993年7月23日、タオサック寺は国の歴史文化遺跡に指定された。