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2022年 年頭にあたって

明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。

昨年はいろいろな意味でヤバさを自覚し、「あたらしいものをつくる」ことを掲げた年でしたが、残念ながら新事業を作り出すことができませんでした。「挑戦を継続する限り失敗はない」と考え、今年も引き続き以下の3つの観点を大切に、「他者を手段としてのみならず、同時に目的としても扱う」を念頭に置きつつ、あたらしい仕事をつくりだす努力をしてゆきたいと思います。
                        2022年元旦 津坂 賢一

1.「協同する」(助け合う・お互い様)にこだわる (Coop)

「炭鉱のカナリア」がその役割を終え、示されていた兆候が日常の中に顕在化してきた。宮台真司がいう「荒野」の様相になってきた。一方、「誤情報」と「感情」の組み合わせと「見えているところだけで考える」習慣が、「すべてを先送りする」ことを可能にしているようにみえる。立場によって異なる「現実」と不確かな共通感覚。民主主義の誤作動と分断の進行。しかし「分断」してる場合だろうか。ヒトは「助け合う」ことで厳しい環境の中を生き延びてきた動物ではなかったか。

視野狭窄から脱し、仲間同士を対立構図で見ることをやめよう。考えるより先に体が動いてしまうような「友愛」と「協同」のあり方は、貴重であり、かつ確かな足場になると考える。

2.「挑戦」し続ける  (Challengeship)

 倒れても立ち上がって「ファイティングポーズ」をとる。自ら行動することでしか、何事も変化しない。自分と他人をネガティブバグから解放し、やるべきことに集中する。新しいことに「挑戦」することなしに今の持続はない。1勝9敗の精神で挑む。立ち止まっていてはいけない。マイナスをプラスに転換しなければいけない。「ゼロサムゲーム」を「WIN-WIN」にしたい。意志あるところ道あり。自分たちが勝つことで敗者が現れない、そのような戦いで勝つ。ありえないかも知れないが、私は「帝国主義」の考え方が嫌い。「三方よし」でいきたい。

3.「総合」の視点を持つ

社会生活・企業の置かれた環境の中で「シングルイシュー」はあり得ない。総合し、全体の構造の部分であるということに立ち戻る。オペレーションだけやっていても、先に進むことはできないのは当然。デュープロセスに飼い慣らされて、法のドレイになってはいけない。CEOの視点が大事。判断する瞬間に常に「全体観」を持てるように自分を鍛え、即断即決・即実行を身につける。困ったときは「原点」に戻って考える。つねに「So What?(だから何なの)」と自分に問い返すこと。

○まっすぐな「熱」を持って、あたらしい仕事をつくりだす  (Creative)
 <今年の行動宣言>
  1.ざっくりした将来予測を頭に入れておく
   1)Food、Energy、Care × DXの進展と環境変化
   2)グーグル・アラートで情報の更新。

  2.足を運んで「困りごと」と出会う
   1)ポチる。(飛び込んで「Will」をつかむ)
   2)利害関係者へのヒアリング。(課題の共有・相談相手をつくる)

  3.急速に自分を成長させる
   1)許されるなら赤羽雄二さんの「オンラインサロン」に参加する
   2)「メモ書き」はもとより、「オプション」「フレームワーク」を
     使えるように訓練する。

  4.「痛み」に寄り添い「その手があったか!」を探し出す。
   1)協同組合に関するRoomをClubhouseで開始。定期開催する。
    (仲間をつくる)
   2)五感を全開にして「新しい軸」を探す。

  5.事業計画をつくる


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