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理解は言語を超える「ひとりでいる夜に」

こんにちは。
タップダンサー振付家のおどるなつこです。
NPO法人あしおとでつながろうプロジェクトの代表を務めております。

「ひとりでいる夜に」とは?

この1年、コロナによりほぼ自宅発信となり、誰かとご飯を食べながら他愛なくおしゃべりすることがなくなり、そもそも、人と会うことも激変してしまって、とうとうエネルギーがなくなってきて鬱に陥った4月、ふとひとりで喋りに行こうと、日曜夜23:00~23:30に生トーク配信を始めてみました。
毎週継続して、今週は8回目でした。

理解は言語を超える

不思議な事に、日本語で喋っている生配信番組に、毎回立ち会われている英語圏の方々がいます。今週は、知的障害についての話を話し始めた途端に、「僕も高機能自閉症なんだ」と言うチャットが英語で入りました。YouTubeって、音声の同時通訳ってあったっけ?

私はあしおとでつながろうプロジェクトの方で、知的障害があると言われる方々と一緒に活動しているのですが、そもそも、障害の有無にかかわらず、相互理解が言葉のみで完結することはありません。

同じ言葉を発していてもその言葉の持つ意味が違う、と言うことはとてもよくあることです。それをいちいち確認していたら会話が進まないから、表情などから慮り、(この人がこう言うってことはこうだろうな)と判断している。慮る部分で間違っていると、大きな乖離が生まれることもあります。

同じ言語だから通じると思ってると、なんだかどうにも腹落ちせず、理解が深まらない時があります。これはおそらく、人生経験が違うとその言葉の意味が違う、と言うことが影響するのだろうと感じています。
コロナ下の行動制限格差もその一つかなと感じて、以下を書きました。

私たちは意思を共有できる

逆のことに気づくのは、外国へ行った時です。
言語が通じなくても、自分のしたいことや相手がしてくれようとしていること、つまり他者の意思を、私たちは感じ合うことができる。これは、人類がもっと信じたらいい能力の一つではないでしょうか。
意思は、伝わるのです。
意思を持って行動すれば、誰かが答えてくれる。つまりそれは叶うのです。

私の演出家であり良き友人で、共にあしおとでつながろうプロジェクトのパワーアップに邁進しているディレクター塩田氏の熱いメッセージを紹介します。私は、これは、一人一人の意思を問うているように感じました。

喜びの共有は互いに嬉しい!

知的障害のある仲間と共に動いていると、観念的な差別に出会います。悪気なく、良さそうな差別言葉をかけられます。
目の前の私たちをちゃんとみてよ!と思います。
ご家族こそ、そのような思いを多くされているでしょうけれども。

自らの喜びを最大限に溢れさせている方の意思が、どこにも届かないと言うことはあり得ません。
喜びって、そのくらい本人にとって尊いし、共有された時に、周りの人にも喜びが伝播して嬉しいものです。喜びはお互い様!なのです。

つなり、世界中が喜びに溢れるためには、まずあなたが、喜びを感じることを日々し続けていないとなりません!!!
楽しそうなあなたをみた誰かが、きっと今日を幸せに過ごすでしょう!
Have a nice day!!!


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