最近はSNSを活用したマーケティングをしている人が増えていますね。SNSの中でもFacebookはほかのSNSにはない特徴があるので、古くからあるSNSとしては利用者数が多いです。

Facebookを使ったマーケティングをするには、まずFacebookの特徴や利用者層などを把握しておきましょう。Facebookを最大限に活用したマーケティング方法を知っていれば、すぐに始められますよ。

Facebookのマーケティングでは何ができる？特徴や機能は

Facebookを使ってマーケティングを成功させるためにはターゲットを絞り込む必要がありますので、特徴や機能をおさえておきましょう。

利用者数と年齢層

Facebookの国内利用者は2022年5月現在、2600万人以上です。利用者の年齢は30〜40代が多く、男女比は半々くらいです。続いて50代、60代の利用が多いため、ビジネスとしての利用に向いています。

また、全世界では29億人を超える人々が利用していますので、海外向けのマーケティングとして利用している企業も多いですよ。

実名で利用する

FacebookのほかのSNSとの違いは実名で登録する点です。偽名での登録はFacebookの規約で禁止されており、信頼性が高いSNSとして知られています。

実名がわかるので、やり取りがスムーズになりますし、顧客もメッセージの問い合わせなどで何度も名乗る必要がありません。

充実したビジネスページ

Facebookはビジネスページの機能が充実しています。ビジネスページも実名や会社の正式名称での登録なので顧客からの信頼も厚いです。ビジネスページのプロフィールには、所在地や会社の概要などが載せられるので、公式サイトで確認をする手間が省けます。

ビジネスページは複数の人が編集できるため、企業内で交代で投稿を行うことも可能です。ページを持つだけなら費用がかからないので、運用コストを抑えられますよ。

【参考:InstaLab「【最新Excel配布中】日本・世界のSNSユーザー数まとめ(Facebook,Twitter,Instagram,YouTube,LINE,TikTok)」】

Facebookを使ったマーケティングのメリットとデメリット

Facebookのメリットとデメリットを知っておくと、企業のスタイルやターゲットに合っているかどうかの判断ができますよ。

Facebookのメリット

拡散してもらいやすい

Facebookでマーケティングを行うメリットは、拡散力が高い点です。投稿の左下に「シェア」のボタンがあり、そこを押すと簡単にシェアができます。ですので、ユーザーが「いいな」と思ったら、すぐに拡散してもらえる可能性が高いです。

さらに、ユーザーが投稿に「いいね」を押すとそのユーザーの友達のタイムラインに自動で投稿されるため、さまざまな人に投稿をみてもらえる機会が増えます。

投稿方法に変化をつけられる

Facebookでは長い文章を投稿できるため、商品やサービスを紹介するときに役立ちます。また、動画の作成やストーリーズも投稿できるため投稿内容によって方法を変えられます。

アンケートやイベント作成も手軽に行え、顧客とのコミュニケーションを手軽に取れる点もメリットです。

Facebookのデメリット

若い人へのアプローチが難しい

Facebookでマーケティングをするさいに気をつけるべきなのは、国内では10代の利用者がかなり少ない点です。20代でも30代の半分程度なので、若い人向けのビジネスやアプローチには不向きです。

FacebookはInstagramなどのほかのSNSとも連携が可能です。若い年齢層の顧客もターゲットにしたい場合は、アカウントを連携させて投稿をより幅広い年齢層の人に見てもらえるようにすると良いですよ。

Facebookを使ったマーケティングで成果をあげる方法とは

Facebookでのマーケティングを効果的にするには、まずは定期的な更新が不可欠です。そのほかにも顧客に見てもらいやすくする工夫がありますよ。

プロフィールを充実させる

Facebookでマーケティングをするときは、ビジネスページのプロフィールを充実させておきましょう。どんな企業なのか、信頼できそうかがわからないと顧客がページをみてくれてもそのまま離脱してしまう可能性が高くなります。

アイコンは企業の特徴がわかりやすいイメージのものや実際の人物にします。カバー写真はページ上に帯状に大きく表示されるので、企業のロゴなどを入れても良いでしょう。

プロフィールには問い合わせ機能として「電話をかける」ボタンを表示させられます。顧客が「サービスを受けたい」「欲しい」と思ったときがチャンスなので、すぐに連絡ができるように設定しておきましょう。

自動広告機能を使う

Facebookは無料で利用できますが、ページを作ったばかりの頃はリーチやいいねの数で伸び悩む場合も多いです。そんなときは広告を出すのがオススメです。

費用はかかりますが、より多くの人にリーチされるため、ページのアクセス数の伸びがよくなります。予算が設定でき、その範囲内で自動で広告を作成してくれるのが自動広告機能です。

分析ツールを使う

Facebookでマーケティングを行うなら、充実した分析ツールは必ず使いましょう。Facebookのユーザーは実名と実年齢を登録しているため、ページでアクションを行った年齢層などが正確にわかりますよ。

まとめ

Facebookを使ったマーケティングを成功させるにはコツがある！

SNSの中でも古くから使われているのがFacebook。実名での利用のため信頼度が高く、ビジネスで利用している人も多いです。Facebookでマーケティングを行うさいにはターゲットの絞り込みが必須です。利用者層を確認したり、分析ツールを使っていきましょう。

Facebookは拡散力が高く、投稿方法にもバリエーションを持たせられます。企業のスタイルに合った方法でビジネスシーンでも活用していけると良いですね。