見出し画像

日本人は「いじわる」らしい。考えてみました。

こんにちは。今日は綺麗な青空、爽やかな風が吹いて気持ち良い土曜日です。少し前、2~3年前かな、研究結果により「日本人はいじわる」であることが証明されたというニュース記事を見たことを最近思い出して、探してみました。一つではなく、多方面から複数の研究があるようですね。そして残念ながら、「自分がリスクを冒してでも他者に『罰』を与えたい」国民性、民族性というものが、浮かび上がって来たという話。

脳科学者、中野信子さんの記事もありました。

「生贄探し」・・怖いですね(笑)。そして思ったのは韓国も比較的似ているのかも。けれども日本のほうが、このネガティビティを強く持っているようではあります。

経済の方面でも同じ、日本人のメンタリティの問題が経済成長を低迷させているという話。↓

人に良からぬことが起きたら「自業自得」、
人に良いことが起きて成長や成功の様子が見られたら、足を引っ張り引き戻す。ヒーラーの視点からするとなかなか、ダークネスな性質だなと思います。が、これが脳科学的にもおそらく、民族性として刻まれているのだろうという話で。

ただ、中野先生が書いているように、この小さな天災の多い島国で内乱なども極力抑えながら協調社会、同調社会を維持する必要があった、それが行きすぎてしまった、あるいは裏の側面としてそのネガティビティが力を持ってしまった、という事情もあったことを思うと、そう単純に「闇だ」と片付けるのではなく、メカニズムを理解しながら、解いていく必要があるのかなと思います。

ただ、そんな悠長なことはもう言ってられないのかも。そのように他者を叩いて、傑出する人は引きずり下ろし、平凡な安全地帯に居ることだけを目標にした人生設計がスタンダード、多様性は表向き、経済は成長できない、人間の本能である「個性」が花開こうとすると社会が潰そうとする、それら全ての「空気を読んで」潰されないように生きていく、・・・と戦後社会の豊かな日本の一時代を経過しているうちに、世界から見てもすっかり「おかしな国」になりつつあるのではないでしょうか。

飽和状態。そう思います。突き抜けている人たちは皆、「楽しまなくちゃ」と繰り返していますが、スピリチュアルな意味で特別な体験や視点や才能を持っている人の言う「楽しまなくちゃ」と、世間一般のそれとは、違っているのですよね。前者は、より宇宙的、量子物理学的な「創造を楽しむ」ということで、人生や見えている現実さえも自分のクリエイションだから、それを楽しまないと、という。

その一方で、上記のような研究結果からもデータとして分かって来ている脳やDNAに刻まれている「日本人の病み」は、「楽しまないと」と言われるとただ享楽的なその時々の「(エゴが)やりたいこと」に陥りがち。魂とは関係なく行われる行動やその積み重ねは、ヒーリングの視点からすると、その人の魂と人格の間の溝を深め、摩擦を生むので、それが歪みとなって人生には、苦しみや病などとして顕現してくる。

風の時代は、情報の時代と言われます。
そして最新の量子論では、人間ひとりひとりも「情報」なのかもしれないと言われていますね。宇宙的視点で言えば、その通りだと私は思っています。もちろん核にはモナドという、生命、宇宙霊の分霊のようなものがありますが、さまざまな階層の情報を、システムに搭載することで「個」として存在するということを、トライアード(高次レベルの魂ユニット)も、ソウル(いわゆる魂)も、経験している訳です。

ソウルやトライアードに意識のフォースの焦点が抜けている人たちは、何にも縛られないので、自由に生きることが出来る。中野先生も言葉は違えど同じような事を仰っていました。

そうして自身を作り上げていった人たちが多数派になったとき、この国の様相も、変わっていくかもしれないと思います。そんな静かな革命の一歩が、もしかしたらあなたの振る舞いから始まるかもしれません。明日の見えない、不安な時代に、「空気」という群衆のあいまいな意見に振り回されず、自分自身の選んだ道を正解にできる力強さを、多くの人が持つことができるよう願っています。

足を引っぱりあう日本人脳 *中野信子 講談社 https://gendai.media/articles/-/82246?page=2

昔から言われているのは日本人の「群集心理」の同調力の強さへの危惧。今後、この国が無事にアイデンティティを保ちながら存続していけるかどうかはひとえに、「目覚めて、自己を自主的に確立した」人々がある程度の数に増えて、このままではダメだという革命的なムーヴメントが起きていくのかどうか、というところに掛かっているのではないかと思います。

日本に深い想い入れを持っていたブルガリアの預言者 ベラ・コチェフスカさんは、日本人は1/3に減ってしまう、日本人の伝統的精神性はほろびゆく、としながらも、世界をスピリチュアルにリードしていく役目を持っている、と語っています。

経済の問題でさえ、「日本人マインド」に病みの原因がある。。ということが分かって来た今、心、脳、精神を、研ぎ澄ませていくことが、現代を生きる日本人のひとりひとりの使命のようにも思えます。

Love and Grace