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塩を減らさずに体も心も清らか。

こんにちは いつもありがとうございます。
マイオフィスの本棚とは違って、生活にまつわるものが多い自宅の本棚から。何冊か持っている「若杉ばあちゃん」こと、若杉友子さんの食養本。

現代人は食で自ら不健康、病気になっている。自然のものを一汁一菜を基本に自然なまま食べていれば、健康で「医者いらず」という考え方。

祥伝社『日本人のための食養生活〜これを食べれば医者はいらない〜」若杉友子

第4章「減塩なんて必要ない」によると、
健康指向からの減塩の影響で、むしろ貧血、冷え性、低体温、便秘が増えているのだそうです。肉食と関係があるようで、肉を食べている人が塩を摂ると、血圧が上がって、体調を崩してしまう。塩が悪者、という事ではない。塩は人間の体には必要で、日々流れていくので、その人その人に合った量の塩気を補わないと、力不足になってしまうらしい。

精製塩は、塩化ナトリウムが99%を占める「化学物質」。一方で天然塩は、塩素・ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・マンガン・ニッケルなどのミネラルが含まれている。化学物質である精製塩が「代用品」として普及して、体の中で悪さをするために、病気が増えた。つまり「塩が悪者ではない」ということ。むしろ不足した結果、体に問題が起きてしまった。本来人間に必要な『天然塩』を、使うようにすることがまずは健康への一歩と言えるようです。

天然塩をきちんと(自分にあった量)とっていると、体調が安定するそうです。良い血液を作り、体温をキープし、巡りがよくなり、活力も湧く。「間違った減塩信仰に惑わされずに」とのこと。私も食生活をオーガニックに切り替えたころ、今から13~4年前かな、それを知って以来、塩はわりと(たぶん人よりだいぶ多めに)とるようになりました。塩だけではなく、エナジーワークの実践者になってからは、体と感覚が欲するものを、欲するだけ、欲する時に取るという姿勢でやって来ています。

大事なことは、すべてを自然のもの、質の良いものに変えること。量などはその時々の感覚で。身体に聞くという感じ。「天塩にかける」という言葉に残されているように、塩はひとりひとりの適量がある。アーユルヴェーダと同じですね。

自然界と食と健康の関係の一例として、シカの角について若杉「ばあちゃん」が語っておられます。自然に生えている草だけを食べているシカは、立派な体で、艶やかな毛皮、ノコギリでも歯が立たないくらいの角を作り出す。要するにごちそうを食べすぎていることで、病気が増えている。複雑な化学組成の食品や添加物も相まって。

そこで健康になろうと、さらに何かを頑張って食べるとか、サプリメントを・・という必要は本来は無く、不要なものを削っていって、体内を綺麗にしていけば良いのですよね。・・とは言え、無理をする必要はなく、ライフスタイルを変える時は、リバウンドしないようゆっくりと時間をかけて、タイミングを選んで、が良いと思います。

神棚に塩をお供えし、相撲の土俵には塩を撒く。人間は海から生まれた。

盛り塩で場を清めて、お風呂に天然塩を入れれば肉体の細胞も癒される。オーラも清まる。血液そのものが綺麗になり、回りも良くなれば、老廃物が細胞や脳にたまることもなく、心や精神も穏やかに安定する。・・きっとそうなのでしょう。

神智学文献によると、アトランティス期に人間が「神の意に反した」という出来事があり、自然界に肉食獣が生まれ、人間もやがて肉を食べるようになったという。旧約聖書の失楽園のような事でしょうか・・「感情」に関係があるようです。おそらく「利己心」の芽生えのようなことかなと思っています。それにより動物界にも変化が起きて、人間界も。弱肉強食のような世界が生まれたアトランティス文明は、人間がもっとも利己的である時代を地球上で刻んだとされます。

今は、そこから少しずつ、利他へ、自然界の一員として地球を害さず、神を落胆させることのない人間になるために、学びの階段を我々は、一歩ずつ登っているところのようです。

食べ物は、心や精神を変えるし、
心や精神は、外見や見た目を変える。
本当に。

日々食べているもの、考えていることが、「見た目」に現れるのです。ナチュラルビューティを目指したいですね。

Love & Grace
Amari