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現在の日本の民主主義は満州事変に端を発すると言っても過言ではないのか

人々よ。

1931年9月18日、中国東北部で勃発した紛争に世界は震撼した。

国際連盟は実情把握のため、リットン卿を団長とする調査団を派遣する。

日本、中国、満州、朝鮮。

一行は行く先々で昭和天皇、張学良、溥儀ら錚々たる面々と会い、また名もなき民衆の生活をまのあたりにした。

本書はもちろん、一部抜粋である。

これまで、満州関係の著書は日本人によって書かれたものしか読んだことがなかったが、随分とまでは言わないが、やや印象を異にする。

満州はもちろんだが、当時の中国の市井の民の情景がよく分かる。

現在の日本の民主主義は満州事変に端を発すると言っても過言ではないのかな。


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