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自分の会社をスタートアップなんて呼ばず中小企業ですといったほうがよい

スタートアップには企業という意味も含まれているから、スタートアップ企業という表記は間違っている――。
私はこのような指摘が大嫌いだ。


だから私は、スタートアップについて書くときは「スタートアップ(企業)」と表記することがある。
日本語的には、スタートアップという言葉が十分流布すると、ついそのあとに「企業」とつけたくなる。
それは自然なことだ。
「スタートアップ企業」という記述が正しいと思っている。
しかし、スタートアップという言葉に企業という意味が含まれていることは知っているので、それでスタートアップ(企業)と表記するのだ。

企業経営者のなかに、「私どもはスタートアップです」と名乗る人がいるが、いかがなものか。

スタートアップは、革新的なアイデアで短期で成長する起業したての企業、という意味らしいが、そんな企業が日本にいくつあるのか。
私は、できたてホヤホヤの企業の経営者は、謙遜する意味も含めて「中小零細企業です」といったほうがいいと思う。

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