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社会人向けの国語の教科書に相応しい | 「ていねいな文章大全」(著:石黒圭)

こんにちは
イデアレコードの左川です、

最近、文章を書く機会というのが増えている。提案書や資料などはもちろんのこと、社員に発信するメッセージや寄稿記事など様々な用途で書く必要がある。そんな中なるべく日本語として美しく、わかりやすいものを書きたいという想いがあって、SNSで話題となっていた「ていねいな文章大全」を読んだ次第である。

【発売即、重版決定。「辞書のように便利な本」の声、続々。】

「記者として叩き込まれる文章の作法、書きながら吸収するテクニックが網羅されている。」
高井宏章(元経済記者・YouTuber)
「手紙やメールや作文に困ったときに開いてほしい、”家庭の語学”な1冊です。」
高橋久美子(作家・作詞家・詩人)

文章が伝わらない最大の理由はなんでしょうか?
ヘタだからではありません。
「雑」だからです。
本書では、国立国語研究所の教授が、
「雑な文章」を「ていねいな文章」へ書き換える方法を
108課目、すべてbefore→after形式で徹底解説します。

Part① 「不正確な文章」を「正確な文章」へ。
Part② 「わかりにくい文章」を「わかりやすい文章」へ。
Part③ 「不快な文章」を「配慮のある文章」へ。
Part④ 「退屈な文章」を「工夫を凝らした文章」へ。

表記、語彙、表現、文法、構成。

ひと言のSNS、短いメール、長いエッセイ、論文まで。

誤解されない、心が通う文章の作法。

日本語研究の第一人者が書いた、新しい日本語の教科書です。

amazon公式より抜粋

最初の第一印象は「分厚いなぁ」でした。一緒に購入した「万物の黎明」よりも厚さだけで言えば上回っているぐらいである。だが、テーマごとに分けられた各ステップは豊富な例文を用いながら説明されていることもあって、非常に読みやすくページをめくるスピードはそれなりに出ます。もちろんじっくりと読みたい箇所については読み込もうとするとそれなりにかかるのですが。

どんな本だったか?を改めて考えてみるとタイトルトル通り「文章の書き方を丁寧に教えてくれる本」というのがまさにぴったりである。。文章とはどうあるべきかを構造から語句の使い方や注意事項などあらゆる視点から考えていき、メールやSNS、テキスト生成AIなどのシチュエーションにおいてもどうすればいいのかという心構えにも踏み込んだ内容となっている。社会人向けの国語の教科書として相応しいものである。

そんなわけで会社の若手に読ませたいと思う書籍の一つとなった。

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