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【NO.0142】 水メジャーが狙う「森と水の国」

 このタイトル、多くの日本人の方々が思い浮かべる地域と言えば、「北欧」ということになりますか。
 しかし、日本を思い浮かべる人もおられると思いますが、メディアの影響もあって、日本を真っ先に思い浮かべる人の方が少ないように思えます。

 水。
 日本人は、あまり水に関して関心が無いように思えます。水が当たり前のように存在するからでしょうか。
 何を言う私も、水が存在するのは当たり前のものと捉えていましたね。水道水は出しっぱなし、風呂の水は溢れさすなんて常時で、よく母から叱られ、今でもカミさんからよく注意を受けています。

 ふと、水に関して、気に留めるようになったのは、1993年12月に、白神山地と屋久島が日本初の世界自然遺産になったことだったように記憶しています。

白神山地 十二湖 青池
屋久島 白谷雲水峡

 まだどちらも足を踏み入れることは出来ないでいますが、是非、一度は行きたいと思っているのですが・・・。

 この2つの自然遺産、これが、日本の本来の姿なのではないかと思えます。この、森と水からの恵み、この過去の事実から、日本人が育まれてきたであろうことは想像できます。

 また、私自身が「清水」姓であることから、おそらく祖先は、清水が湧き出る所に住んでいたと考えられますので、特に、近年、世界的には水が超貴重品であることを知ってからは、「水」に関心を持つ度合いが増えたと思います。
 両方とも、ジブリ映画「もののけ姫」の舞台としても有名ですね。そんなことも関心をもつ一つなのかも知れません。

 そして、近年は、中国人による北海道の土地買収が激増していることが取り上げられ、否応なしに関心が高まりましたね。
 この土地買収、水源の確保が言われています。移民条件がますます緩和されれば、いずれはチャイナで一つのコミュニティを形成するようになる可能性はあると思っていていいと思います。そんな、一つ集団生活を継続させるには、水は生存のために不可欠なものとなります。だから、今、何の規制もない間に、しかも、日本が低迷して割安の間に抑えにかかり、いずれ、その居住区域は、日本の行政も警察も及ばない、治外法権のような場所となり、事実上の侵略をされてしまう危険性が大きいと思われます。しかし、国は、侵略して欲しいのかどうかわかりませんが、一向に規制しようとはしません。水の問題でもありますが、国の存続の問題として、いの一番に、日本人の最大の関心事とならないといけないのですが・・・。

 そして、直近ですと、水に関わる外資系グローバル企業が、貴重な水資源を豊富に持つ日本にビジネスとして、ターゲットにし、虎視眈々と日本でのビジネス展開を、やりやすいように仕向けることに力を入れてきていました。
 その結果、2018年の改正水道法によって、コンセッション方式による水道事業の民間への売却が認められ、特段の規制がないため民間つまり、外資も参入可能となった。
 宮城県は、この方式を使って、地元企業よりも、外資参入へ有利に事を運んだようで、遂に、フランスメジャー企業ヴェオリアが参入してきました。
 (東北は、大震災からむショックドクトリンの影響なのか、規制の解除の度合いが多いようだ。)
 宮城県の、外資の水道参入の結果はまだまだ分かりませんが、現実、海外では、民間が参入したが、再公営化の道を選ぶ自治体も多くなってきているという。民間は利益を出すため、投資家への配当を優先するために不採算は許されない。選択として市民への負担は顧みず値上げという手段を選ぶのでしょう。

 こうした、外資グローバル企業の公共部門への参入が緩和されるには、やはり、政治の力が不可欠だと思うのですが、この水道民営化当時は、安倍内閣、そして、副総理で財務大臣の麻生氏という布陣。麻生氏が吉田茂の流れ、その関係にグローバル企業の存在、娘がロスチャイルド家の分家であるデオン家の御曹司と結婚していることも意味がありそうだ。

 いずれにしても、現政権が続く限り、あるいは総理後継者といわれる人々
が変わらない限り、公共への外資の参入は続くだろうし、それに伴う日本資産の海外流出、そして、日本疲弊化に歯止めがかからなくなる状態が続くだろう。
 日本人は増税という名で、その尻拭いをさせられ続ける。
 日本人が、ますます日本や日本人を好きになれなくなり、ディープステートや中共が望む日本人の姿にどんどん近づいていっています。
 
 私たちの希望は、日本人が日本と日本人に誇りを持ち、日本が日本人の足でしっかりと立つことなのですが・・・。
 時間が足りません。


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