デジタル供養やバーチャルお焚き上げが必要になる未来

中央線住まいの方やスイーツ好きの方ならご存知でしょうが、西荻窪にアテスウェイという最高にウンマぃケーキ屋さんがあるんです。

そのお店の店舗デザインはインテリアデザイン界のロン毛メガネなパリピ兄貴、ことグラマラスの森田さん(ヤンキー建築派という美術様式の現役トップの方、作風の好き嫌いがハッキリ分かれますが超絶売れっ子)なのですが、まぁそこは置いておいて西荻窪の駅から徒歩15分くらいと結構遠いんです。

でも、その距離をテクテクと歩かせる吸引力のあるケーキ屋さんで、歩く途中にもバゲット特化のタグチベーカリーとか、教科書的親子丼が心にしみるほどうまい坂本屋とか、美味しいお店がちらほらあるんですね。

そうはいっても杉並区なので駅からちょっと離れるとめっちゃ住宅街でして、普通に洗濯物とか干されてます。そこで交差点を車を先に通してから渡ろうとしたら、な〜んか目線を感じるんですよ。


これですよ、これ。

処分に困ってゴミで出してみたけど、不審に思ってごみ収集業者さんが袋を開けたらあらこんにちわ。ジャンル的には家電になるので回収できずにここに放置、ってところでしょうか。

この半端な出方とか、こっち見んな感。そして漂う一抹の寂しさ。

そりゃジャンル的には家電なのかもしれないんだけどさ。人形だって一応はお焚き上げとか対応してたりするじゃないですか?愛着を持ててしまう生物の形を模すなら、やっぱりそこはゆりかごから墓場まで準備してほしい。

SFでありますもんね。愛着を持ったメイドロボットがシステムの限界でハード=外観をリニューアルしてOSを積み換えるってなって、でも新しく換装したやつにどうにも愛着を持てない・・・ってやつ。

こういう家電的な物のデジタル供養というか、バーチャルお焚き上げみたいな物がそろそろ必要になってきてるんでしょうね。


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明日は「空間への美意識の持ち方」について。
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店舗設計士の日常

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