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人生の大掃除。

絵本の補足。
5話6話 の話。

この情緒不安定な状態が2年くらい続きました。
よく耐えたね、おひげくん。

カウンセリングで話すから、そして、話すために考えるからか、「あのとき、ああされた」「このときは、こうだった」とたくさん思い出します。

「その環境で育てば、そうなるよ」

という言葉を盾に、「今の私がこうなのは、親のせいだ!」と責めます。
私は母が怖かったので、直接は言いませんでしたが。
「今の私が辛いのは、親のせいなの」と言い訳にも使います。
すごく便利なので、なかなか止められません。

なので、「“あなた”は、どうしたいの?」と聞かれたときに、困ります。
それまで、話を聞いてもらえない、我慢しろ、言う通りにしろ、という環境だったので、自分がどうしたいのかが自分でも分からないのです。

そこで、相手の顔色をうかがって、「こう言ってほしそうだ」という答えを言います。

幼稚園の頃から、いつキレるか分からない親を観察し続けて「こう言ったら、こうだった」というデータを集めていました。
成長して関わる人が増える度に「この人はこう」という観察をする癖がついていたので、疲れるのかなぁ、学生の頃は卒業すると電話帳から連絡先を消して整理する習慣がありました。
(友達は少ない)

おひげくんに何かを聞かれて考えていたら、すぐに「早く答えてよ」と言われて、「考える時間もくれないの」と怒ったら、

「この人はどう言えば喜ぶかを考えてるように見える」

と、バレたのが2年前くらいかなぁ(´-`)
おひげくんとカウンセラーさん以外にはバレてないと思うけど。もう、やらなくなりました。

さらに、とにかく自分は人より劣っていて、ダメなやつと思っていました。

母が私にやっていたのですが、「私が悪い」と相手の下に入ることで「私は可哀想」と相手に罪悪感を植え付けて、責めるという技。
去年かな、おひげくんに指摘されて気付いたのですが、私、同じことをしていました。

親から子へ受け継ぐ負の連鎖。
こういうことは、パートナーとか自分の子どもとかにもやってしまうようになるらしいです。
どんどん続く負の連鎖。おぉ、怖い。

そうして、相手を責めて自分を守るために「ダメな私」である必要があったのです。
しんどい!

おひげくんが親に私のことを隠しているのは、私の存在が恥ずかしいからだ、と本気で思ってました。
おひげくんが両親とご飯に行ってる間は、死んだ顔でガストで待機でした。
今も相変わらず非存在として存在しているけど、平気になりました。

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