【日記】からあげと神々と老い
諸君。突然だが、紳士淑女である諸君らは老いというものを感じたことはあるだろうか。朝起きた時、唾液の量が少なく、息をしたくなくなるほど口が臭ったり、少し動いただけで息が上がってしまったり、筋肉痛が数日経ってからやってきたりと、老いのサインは至る所に出てくるはずである。それを喜ぶのか悲しむのかは本人の性格によるところだが、大抵の人間は老いのサインを見つけると悲しみ、昔を懐古し、哀愁を漂わせるのである。
今、私の目の前にからあげがある。数はおよそ20個ほど。そして白米。茶碗3杯