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とよたかずひこ「ももんちゃん」シリーズが好き

ターゲット層がおそらく3歳以上なので0歳児の息子には全く刺さらないんだけど、とよたかずひこさんの「ももんちゃん」シリーズ(童心社)がとても好きだ。

桃の頭にオムツいっちょで、跳んだり跳ねたりするももんちゃんの姿が可愛い。
おなかがポコっと出ていて、頭が大きくて、手足が短くて、まさに幼児体型で、デフォルメが上手だなと思う。

特に『どんどこももんちゃん』が好きだ。

どんどこどんどこ走るももんちゃん。
山を登って川を渡って、途中で大きな熊が現れても一心不乱に走り続ける。
その先にはお母さんが待っているから。

これこれ、こういう内容だよ、私が求めているのは。
好きで育ててるんだけど、生かすだけで結構大変なので、お母さんの特権がほしいのよ。特典が。小さいときくらいお母さん好き好きでも良いじゃんか。

そして、わりとたくさん読んできた方だと自負しているから言うのだけど、絵本で重要なのはリズム感だと思っている。読み聞かせがメインだろうから、説明文説明文しているとどうしても子も親も飽きてしまう。
ある程度の年齢いったら自分で読むから良いんだけど、未就学くらいまでは声に出して楽しいか、は大きなポイントだと思う。

その点「ももんちゃん」は歌をうたうように読める。どんどこどんどこ、ぎゅっ、ぴょーん、のっしのっしと擬態語擬音語が豊富で音の響きが楽しい。


めちゃくちゃシリーズ数があるので手に入れるのは大変なんだけど、お金持ちになったら真っ先に揃えたいと思っているもののひとつだ。

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