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大学生活を振り返るvol.5「結果として」

大学時代に経験したことを振り返るシリーズ。東京都大学サッカー連盟に幹事として関わり、サッカーリーグの運営に携わったこと振り返る。この組織に所属し、費やした時間は、自分への投資だったのかなと思っている。いよいよ最終話。では、

前回までのストーリーはこちらの記事を見てください。
前回までの役職、所属カテゴリーB、学連担当、東京都大学サッカー連盟学生幹事 記録委員会(新たな目標に燃える)
前回より時がしばらくたち、これは大学3年に上がったタイミングでの出来事だ。

サッカー部をやめようと

所属チームには、未だかつて選手を行いながら、都学連の運営に関わっているような人はいなかった。それゆえに、週一回練習を休み会議に参加すること自体、コーチや監督にさえよしと思われていなかった。サボろうとか休もうと思って休んでいたわけではなく、信頼回復や役割として必要であるからチームの代表として参加していたのにも関わらずだ。正直、この頃は、サッカー部に籍を置くかどうか悩んだ。チーム内で理解、評価されないような感じだった。善意でやっているとはいえ、なにも評価されないのではやる気がなくなる。

所属カテゴリーも一番下のCチームまで落とされた。サッカー選手として評価されず、スタッフとしても評価されていないのだなと感じた。実際にそうなのだろうが、その現実を受け入れる事に苦労した。運営側としては、やり遂げたいと思っていたことがあったので、選手は引退して運営側に回ろうかと思った。

一方の都学連では

記録委員会に所属しながら、精力的に活動した。他の委員会に参加したりと忙しくしていた。技術委員会という東京都の選抜チームを選んだり、派遣したりする委員会にも参加した。さらに研修委員会では、年に数回、サッカーに関わる様々な視点を勉強するために、講師を招き研修や勉強会を開くようなこともしていた。

役職:
チーム内:所属カテゴリー「C」、学連
東京都大学サッカー連盟学生幹事 記録委員会、研修委員会、競技委員会兼務 てれててってー♪


サッカー続けた理由

結果として、この時点でやめたら結局運営側が報われないと、誰かがやればいいじゃんといった立ち位置になってしまうのでないかと思い、サッカーを続けることとにした。運営をしながら結果を出すことで、どちらも大事だということを結果で示したかったのだが、サッカーに対する向き合い方を変えた。これまではサッカーで結果を出さないといけない、意味ないと、考えていることが多かった。こういした考えを改め、楽しもうと、課題を与えれくれるスポーツを楽しもう思うようになった。結果として、この年、トップチームであるAチームに昇格することが出来た。サッカー選手としての話はこのくらいにしておいて。

チーム運営のトップである「主務」を拝命

本来1年の頃に共に学生スタッフとなった部員が、それぞれの先輩の役職を継ぐので、主務という役職は私の役割ではなかった。1年の頃に副務を担当していた人がなるのだが、その彼は家庭の都合により、部を離れることになった。一つ下の代の副務が繰り上げで担当してもいいのだが、自分たちの責任を下に押し付けるのは違う気がした。

かといって、だれが代わりに主務をするのか。他の部員から立候補するわけもなく。すでに役職過多ではあったが。

都学連には、チームの主将をしながら、マネージャーチームの統括をしながら、チームの広報をしながら、などたくさんの人がいた。そこにいた人たちはみな、東京都の大学サッカーがよくなるためにはどうすればいいかということを本気で考えていた。自分のこと、チームのことでいっぱいいっぱいのはずなのに。そうした環境にいたせいか、自分自身も看過され考え方が変わっていた。

都学連もチームの主務も選手もすべてで結果を出そうじゃないかと。

チーム内:所属カテゴリー「A」、主務、学連担当
東京都大学サッカー連盟学生幹事 記録委員会委員長、研修委員会、競技委員会兼務

てれててってー♪

そこからはすべてにおいて楽しみややりがいを見つけ、精力的に活動した。結果がでないものあったが、それでも学ぶことは多かった。


結果として

本来であれば選手のみ、体育会で頑張ってたというだけの視点の獲得に過ぎなかった。しかし、あの時に都学連の幹事を行ったことで運営の視点。東京都大学を考えるといった全体をみる視点などを獲得することができた。視点だけではなく、それぞれで広がった人脈もある。

ただ4年間、体育会でサッカーをしていただけでは身につけられない視点を得ることが出来たという結果になったということは、あの都学連に費やした時間は自分への投資だったのかなと思う。こうした視点は社会に出る時点で、そこは大きなアドバンテージになっていると感じている。また話の合う友人や人間関係も変化した。いくつかの視点を持ち、自分以外にのことや組織の未来の話、時間を効率的に使うことを考えているような人でないと会話が難しいと感じる。好き嫌いではなく、話の合う人と目線が合わない人との差は自分の中で明確になった。それがいいのか悪いのか分からないが。

自分のことを100%やった上で、誰かのために行動する余裕がある人はきっと成果を残す人だと思う。結果として、多くのことを学び、成長することが出来た。


本日もお読みいただきありがとうございました。少し自分語りが長くなりました。暑い日が続くので、水分補給をお忘れなく。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。 「将来は起業したい」 この想いで、新卒でベンチャーという環境を選びました。 想像していたよりも遥かに苦しい毎日ですが、この環境でしか得られない体験から、確実に成長していると感じます。死ぬ気で日々を送ります。