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日本語教室続けてみた #2 #3

 3週間を過ぎ、計6回の日本語コミュニケーションクラスが終了しました。外国人の視点から日本の文化を話してもらうと、日本人では気がつかないような着眼点からの発想があり毎回勉強になります。今回は武士道や花見酒という言葉が出てきたりと面白いです。

第2.3回日本語クラス振り返り 

 第2.3週目を迎えた日本語教室の振り返りをします。

日付:2021年6月13日(日)
テーマ:「あなたが好きな日本の文化」
時間:  10:00~10:50(N2以上クラス) 参加者2名
     11:00~11:50(N3以下クラス) 参加者4名

日付:2021年6月19日(土)
テーマ:「あなたが好きな日本の文化」
時間:     09:00~09:50(N2以上クラス) 参加者3名
     10:00~10:50(N3以下クラス) 参加者2名

 今回も日本、ベトナムなどワールドワイドにご参加いただきました。どのクラスも4名の事前応募はありますが、当日、無断欠席はあるあるなので、ご愛敬ですね。これはもう仕方がないです。

 3週目になりクラスの進め方、アテンドなど形が出来上がりつつあります。毎週、ちょっとした改善をしながら更に質を高めていきます!

今回の学び

 毎回、異文化にルーツを持つ方からみた日本の文化の印象は勉強になります。特に面白かった点を2点ご紹介します。

①武士道
 日本の文化と言えば武士道という言葉はありますが、これが武士道という明確な説明は個人的には出来ません。外国人の方からみた武士道は、現代の会社員と会社の立場に現れていると言っていました。

 会社(=藩)社員(=武士)を守り、社員は会社に忠誠を誓い、懸命に働くという図です。

 外国人からみると、日本経済発展をした背景には勤勉さや忠実さがあると理解しているようです。

 武士道の精神が、外国人からみてポジティブに映っていますが、日本人としてはマイナスの面にも目を向ける必要があります。例えば、社会のルールではなく会社のルールを優先したことで、粉飾決算、脱税などの問題があります。

 個人レベルで言えば、転職文化が未だに会社の裏切り者のように扱われる風潮です(脱藩に近い)。企業の平均寿命が20~30年足らずなのにも関わらず、会社(藩)を裏切る行為が転職(脱藩)という認識は早急になくすべきです。

 外国人の武士道の解釈は、日本人は勤勉で真面目であると見えていますが、その裏側にあることにも目を向ける必要があるでしょう。

②七夕、花見酒

 七夕の行事食って何か知ってますか?七夕の行事食は「そうめん」なんです。理由として、一年に一度しか会えない彦星と織姫の悲しみの涙を表現しているからだそうです。夏だからそうめんという訳ではないんですね。
(そもそも行事食に疎すぎた…)

 花見酒という言葉あまり聞いたことないのですが、お花見をしながら飲むお酒のことです。本来、日本酒のことをさすことが多いそうなのですが、時代とともに飲むお酒も変化しましたので、今ではお酒全般をさすようです。花見酒が飲める日が早くくるといいですね。

 引き続き開催予定です!お楽しみに!!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 「将来は起業したい」 この想いで、新卒でベンチャーという環境を選びました。 想像していたよりも遥かに苦しい毎日ですが、この環境でしか得られない体験から、確実に成長していると感じます。死ぬ気で日々を送ります。