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「おまえら、もっといかがわしくなれ!」中内功

仕事を楽しそうに取り組んでいる人がいる。一方で、仕事は生きるために仕方なくやらされている人もいる。

表情の変化もなく、重い空気の満員電車。
月曜日は曜日別、自殺者数がトップである。

なんとなく「仕事」ってつまらないものだと認識されがち。

仕事ってつまらないんですかね?
社会人ってつまらないんですか?

社会人2年目の私は思う。

「つまらなくはない」

つまらなくはない、というのが正直な感想。ていうか不満とかつまらないことがあれば、自分が面白いように変換している。

きっと何か、この仕事の醍醐味とかのめり込むきっかけがあれば楽しいって言えるような気がする。

別に楽しいわけじゃないけど、つまらなくはない。

話は変わる。

社会に最適化された人物を育成するために学校教育があるが、現時点では学校と社会が離れすぎた。

そして、社会人経験のない「先生」と呼ばれる人たちが教育をしている。それも、個性をそぎ落としていくように。学校教育である一定の知識を身につけることや集団生活を身につけるようにすることは悪いことではないとと思う。

一人ひとりの大切な個性をなくす、教育方針はいつ変わるのだろうか。

社会という出口に向かって教育をしている人たちが、その社会を知らない。という矛盾。

これまでは学校の成績が良い人は、出世できる世の中だった。なぜなら、自我を抑え、言われたことに従い、物覚えの良い人が出世する時代だったからだ。

今は無理だろう。知識なんて調べれば出てくるし、暗記でスマホに勝つ人などいないのではないか。

知識を覚えてきた人たちが作り出す雰囲気は、朝の満員電車だ。なんも疑いもせずに決められた時間に、決められた場所に行く。

朝からしんどいからやめようとか、もっと効率的にできるにはどうするのか、みたいな発想はここ30年無いのが不思議で仕方がない。

兎にも角にも、時代は変わった。いや変わっている。

自分が、身近にいる10歳20歳年上の上司の年齢になるころ、上司と同じような待遇や環境であるわけがない。そういう前提で動いた方が身のためだと思う。

「おまえら、もっといかがわしくなれ!」中内功

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 「将来は起業したい」 この想いで、新卒でベンチャーという環境を選びました。 想像していたよりも遥かに苦しい毎日ですが、この環境でしか得られない体験から、確実に成長していると感じます。死ぬ気で日々を送ります。