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これは日本のお祭りです。「Voicy FES」は今年もすごいぞ、という話

こんにちは。Voicy代表の緒方です。

この「声の履歴書」という連載は、Voicyがこれまで歩んできた道のりや、いま考えていることについて創業者の私があれこれ語っていこうというシリーズです。よかったらマガジンをフォローしてくれると嬉しいです。

さて、ついに正式に発表されました。10月25日から27日まで声の祭典「Voicy FES’23やります! 今年のVoicy FESは“10,000人に届ける、本気の人生相談”と銘打って、パーソナリティのみなさんが白熱したトークを繰り広げます。

Voicy代表として、このイベントにかける思いを少し語らせてください。

Voicy FESは今年が最後になります。

これまでVoicyは毎年秋に大型イベントを開催してきました。2018年にファンのために開催した手作りイベント「Voicy ファンフェスタ」からはじまって、コロナ禍ではオンライン開催となり、昨年は「Voicy FES」にリニューアル。ついにVoicyアプリ上で「フェス」をやりきることができました。

僕らは毎回、いままでにないものを出して、お客さんをびっくりさせたいと思ってやっています。

去年も全力だったけれど、今年はどうしようか…と思ったときに、「課題だったところを改善しよう」「問題点を改善しよう」という思考になってはいけない。

僕らはテクノロジーとエンターテイナーの会社ですから、課題修正や微修正だけではなく、そこでいかにダイナミックに攻めることができるかが問われています。

そのためにできることのひとつは「未来のことをもっと宣言する」だと思います。そういうことを考えていく中で、次の年は「ボイスフェス」にしようという案が社内から出てきました。

Voicyにとどまらず、あらゆる声の才能が集まる場所、すべてのエンタメが出揃う場所という意味を込めて、「Voicy FESという名前は今年で最後にしよう」と決意したのです。

来年、多くの人から「Voicyがボイスフェスをやるんだったら、私も出たいです」と言ってもらえるようなレベルにするために、今年はその礎にしたい。今年のラストVoicy FESは絶対1万人動員するぞ、という目標を定めました。

出演者が決まる前に2500枚のチケットが売れた

毎年、出演者を決めるためにリスナーさんからの一般投票を実施しています。今年はさらに仕組み化して、Voicy FESのチケットを買った人が投票できるようにしました。

つまり、出演者の投票権付きチケット。当然、このチケットを買う段階では誰が出るのかさっぱりわからない状態なんですよね。いまから決めようっていうわけですから。

ただ、うれしいことに、それでも2500枚以上をお買い上げいただきました。現時点でチケットを買ってくださった人たちは誰が出るかわからないイベントに3900円を出してくださったわけで。

これってすごくないですか!?

フジロックが近いのかもしれません。出演者は決まってないけど、「今年も行くに決まってるでしょ」みたいな。フジロックは過去の実績があるからそういった人もいると思います。

同じような期待を、Voicy FESも少しずつ集められるようになってきたのだとしたら、とてもうれしく思います。

実際、本当にすごい数の投票があって、めちゃくちゃ盛り上がりました。300人以上のパーソナリティーに対して投票がありました。

みなさんの投票も踏まえて、組み合わせやスケジュール、今回のフェスのコンセプトとの親和性などいろいろと調整した結果、出演者が決まり、ようやく先週、一部のラインアップを公開しています。

今年の宮崎駿映画もそうでしたね。映画の内容は一切わからないし、誰が声優で出るのかもわからないけど、なんだかんだみんな当日に見に行っちゃう。ものすごい期待値の高さです。

僕らはまだまだ遠くおよばないまでも、これまで作りあげてきたものにジワジワとファンがついてきている。これはちょっと感動するところがあります。本当にありがとうございます。

コンセプトは「1万人に届ける人生相談」

昨年までのVoicy FESはVoicyのトッププレイヤーによる異色の対談というのがメインコンテンツでした。「この2人の組み合わせでこういう話をしたらおもしろいだろうな」という感じでキャスティングし、2人が紡ぐトークがリスナーさんに大好評でした。

今年は出演するパーソナリティさんも「話してよかったな」と思えたり、気づきがあるような場にしたいなと考えました。

パーソナリティさんも日々、いろいろなことに悩んでいます。きっと相談したいこともいっぱいあるはず。Voicy FESそんな悩みや相談をお互いにぶつけあっていく場所にしようと思います。そういう話を聞けば、リスナーのみんなの人生にも役に立つでしょうし、内容もきっとおもしく、学びがあるはず。

そこで今回は「1万人に届ける人生相談」というコンセプトで、パーソナリティさんそれぞれに質問を持ってきてもらって、それをお互いに話し合っていただきます。

多くのパーソナリティさんはリスナーさんの人生にすごく良い影響を与えてきました。「そんな人たちがどんな人生相談をするんだろう?」という意外性もたのしんでいただきたい。

今回Voicy外からも大物ゲストが来てるわけですが、特にTBSさんと連携してラジオ代表として爆笑問題 太田光さんに来てもらっています。キングコング西野さんとの対談になっていて、もうこのカードは多くの人がびっくりするぐらいすごいカードなので聴き逃がせません!

渋谷にVoicy FESの屋外広告も

なんと今回は赤字覚悟で広告も出します。めちゃくちゃかっこいいポスターをいっぱい用意して、渋谷のいろんな場所をジャックしていこうと考えています。

それなりにお金はかかるんですけれど、Voicy FESならではのお祭り感を出していくために、いつかやってみたいと思っていました。

詳細はまだ調整中ですが、渋谷駅とその周辺にポスターをたくさん貼り出すみたいなイメージです。一応ポスターにはQRコードを載せて「ここにアクセスしてください」なんて書いてはありますが、正直そこの流入はそんなに期待していません!

これは出演するパーソナリティさんたちをしっかりと盛り上げるためです。Voicy側からリスナーやパーソナリティに対して、大々的にやっているイベントだというところを演出してあげたい。Voicyを知らない人にも「なんかやってるんだな」と思ってもらえたらさらにいいですね。

先行販売のチケットを買った方にはポスターのデータを送付するので、みなさんデータをダウンロードして好きに貼ったりして使ってください。

ぜひ問題がない場所に貼って、楽しんでほしいですね。たとえば、通っている学校の掲示板とか、オフィスの壁とか、自宅の扉とか(笑)

渋谷まで出かけていって、ポスターの写真を撮ってSNSにアップするのも盛り上がりそうですね。

投票の集計をしながら、出演者が揃う前にポスターを作りはじめて、チケットも売り出しているという、考えてみればめちゃくちゃな話です。

これは毎年言っていますが、このギリギリの業務フローに「やりましょう」と言って乗ってくれる社員たちが誇らしいです。

フェスは人々の生活に華や刺激を与える花火

Voicyという会社、毎年フェスをやっているけど、それってなんのためなのか? これはいつも聞かれるので今年もしっかりと書いておきます。

Voicyが人々の生活のインフラとなり、音声をたのしむことが当たり前になっていく。そのためのプラットフォームを僕らは作っているわけですが、そういったことからVoicy FESはちょっと外れています。

Voicy FESは人々の生活に華や刺激、衝撃を与える花火なんじゃないかと思っているんです。なのでVoicyを毎日使っている人も、そうじゃない人も、Voicy FESを日本のお祭りの1つとしてただ楽しんでほしいし、「祭りがあるなら行ってみるか」と思ってくれたらうれしいです。

よかったら参加してみませんか?

まだ一歩踏み出せない方にお得なプレゼントキャンペーンも用意しました。Voicyでなにか購入したことない方はぜひ!Voicyがパーソナリティさんにお支払いするプレミアムリスナー料を肩代わりします!かなり当たる確率高いのでもう申し込んだら得です!

まずこちらのかっこいいホームページを見てください!そしてぜひ参加しましょう!2023年最高の心に刺さるイベントを体験しましょう!


ーー最後まで読んでいただきありがとうございました。

声の編集後記

音声では毎回ここには書けない裏話をお届けします!よかったら聴いてみてください。

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