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岩波文庫の三好達治『詩を読む人のために』(1991)の、「数人の詩人について」の1人「丸山薫」(185~193ページ)。いくつかの詩を引用して、いくつかのことを書いている。丸山薫の、短い詩、それから、かなり長い詩「犬と老人」(189~193ページ)。「私」と「スピツツ」(こいぬ)が散歩をしていると、「老人」が、やってくる。そして、犬を撫でて「「大切に育ててやりなされ 良い犬になりますぞ」」と言って、それから「元気な靴音をさせて去つた」。元気

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