キャラのドット絵はそのままに背景を3Dにしたリメイク。
発売前の印象よりもかなり没入感が高くて良かったです。

バトルシステムの若干の変更や装備への追加効果などシステム的な追加変更もかなり楽しめるものになっていました。

なにより、おっさんになった今でも楽しめる世界観であるということが確認できたことが嬉しかったです。
リメイク前の原作発売当時は主人公目線で楽しんでいましたが、今回は主人公達の親目線で楽しませていただきました。

一直線にメインストーリーをクリアするだけならすぐに結末にたどり着けるテンポの良さを持ちながら、
プライベートアクションという機能を通じて自分から積極的にゲームにアプローチすることで世界とキャラについて理解を深めていくことができます。
当時好きだったこのシステムは今プレイしてもやはり楽しかったです。

この辺りは、ゼルダの伝説のブレワイやティアキンなど現在RPGの主流となりつつあるオープンワールドゲームの楽しさを簡略化して遊びやすくわかりやすくしたものという作りにも感じます。

昔あれだけ好きだったのに、忘れっぽい僕は正直物語の内容を結構忘れていたのですが、普通に先が気になって最後までサクッと遊べてしまいました。
20時間もあれば最初から最後まで十分遊べちゃうボリュームなので、
あまりゲームに時間使えないという人にぜひお勧めしたいです。