大森監督が箱根駅伝に國學院を出したいといって
自宅を寮にし、奥さんを寮母にし
2回目の箱根駅伝出場をはたした2003年に
自分は受験生でした。

大森監督がたまプラーザキャンパスの
キャンバス長となり陸上部に力入れても
その後、予選は通過できませんでした。
通過できなくとも、学連選抜常連校になり、
関東学連選抜の監督となることもありました。

そのような時期に全日本の出場がきまり
熱田神宮、伊勢神宮まで学校あげての
沿道の応援に自分も在学生として同行しました。

予選を通過してもシード権もほど遠く
鶴見で襷が途切れることもしばしば。

襷だけはつないでくれと願う年がつづき
駒澤大学での優勝経験者である前田選手を
監督にお迎えしてはじめてシード権を
手にすることができ大喜びしました。

120期の寺田選手がコースを
間違えるハプニングがあっても
シード権を手にすることができた年もありました。
それでもシード落ちする年も経験して
シード権は守ってほしいと祈る時期もありました。

7位以内が目標という年、
5位以内が目標という年、
優勝なんて夢にも思えなかった時期がつづきました。

総合4位となった今回。
気づけばシード権も常連校に。
ついに来年総合優勝を狙うという
決意表明がきけました。

箱根駅伝に出たいと願って
選手育成からそばで見てきたこの20年。

ここまできたかという思いでいっぱいです。

選手、関係者の皆様、ありがとうございます?

大森総監督、前田監督が発展させてきた
このチームを応援してきたものとして
ふさわしい生き様をみせてまいります。

参考:2020年